2023スプリングレター~お別れの挨拶:粟野先生~

2023年3月29日
    春休み期間中は、先生方から生徒の皆さんへ
    転退職される先生方から
    お別れの挨拶として、
    メッセージをお届けします

    今回は、粟野先生ですsad

      3月が明日で終わり、あさっては4月、
    新年度が始まります。
     自分が学生だった頃から、そして学校
    というところに勤めるようになったからこそ、
    社会人になってから現在までずっとそうなの
    ですが、3月から4月への移り変わりは、
    1年の中で最も大きな節目になっています。
    今でも鮮明に覚えている何十年も前の
    3月31日や4月1日がいくつもあります。

     人生を生きていくと、その中に大きな節目
    となることがいくつもあります。
    入学卒業就職結婚等々。
    私たち教員にとっては、何年かごとの異動も
    大きな節目です。生徒の皆さんは、中学高校
    という3年間、学年という1年間,学期という
    3,4ヶ月が大きな節目になります。
    節目がいくつもあるということは、とても良い
    ことたと感じています。でも,「3年間頑張ろう」
    という気持ちは,大切なことなのですが
    ちょっと長すぎて漠然としていますよね。

     1つの節目を迎えると生活や気分を切り替えて、
    「また頑張ろう」という気持ちになれます。
    「次の○○(節目)まで、とりあえず頑張ってみよう」
    でもいいと思います。前向きなものだけでなく、
    「大変だけど,苦しいけれど,次の○○まで
    我慢しよう」というのもアリです。
     
     だから、長い期間の節目ではなく、短い期間
    となる○○(節目)を自分で意識する方が良い
    ように思います。月の変わり目や週の変わり目、
    学校の行事や部活の試合、家族の予定、日常の
    小さな出来事とか....。節目を迎えたら
    「気分をかえて」、また次の節目まで。そうやって、
    節目と節目の短い期間での頑張りを積み重ねて
    いったら、その結果が、大きな成果を生むような
    気がします。今日1日頑張ったなあ、
    今週頑張ったなあ、今学期頑張ったなあ、
    1年間頑張ったなあ、3年間頑張ったなあ....
    こんなことは、誰もが無意識に行っている
    ものかもしれません。

     三ヶ日中学校に6年間勤務させていただいて、
    大きな節目を迎えました。この間に関わって
    くださった生徒、保護者、地域の方、学校職員
    などすべての方々に心から感謝します。
    ありがとうございました。

     4月になれば、学校も生活も気持ちも変わる
    でしょう。遠い先ではなく近くの節目を目標に
    して、また頑張ります。