2023スプリングレター~お別れの挨拶:横井先生~

2023年3月28日
    春休み期間中は、先生方から生徒の皆さんへ
    転退職される先生方から
    お別れの挨拶として、
    メッセージをお届けします

    今回は、横井先生ですsad

    皆様へ
     
    学生時代に理科を専攻しました。同じ教室に一学年上
    でしたが「戸谷(米村)でんじろう」さん、
    体育会野球部に三つ下で時の人「栗山監督」がいました。
    栗山監督は体格に恵まれることがなかったので、
    ヤクルトでの活躍は(私の勝手な)想像を遥かに超えていました。
    私が教職に慣れてきたころ、お二人の活躍を目にする
    機会が増えてきました。
    このお二人に刺激を受け、初心に戻り改めて目標を立てました。
    それは、“自分が受けたい(理科の)授業をしよう”です。
    約35年この目標で取り組んできました。
    今年度は2年生の理科を主に担当させていただきました。
    しかし、あまりにも世界の変化が激しすぎて授業計画を立てる
    にあたり、今年度ほど悩んだことはなかったと思います。
    「ロボット、VR、AI…」の開発・応用・活用。
    まだ20年先と思われていた“AIのシンギュラリティ(特異点)”は
    前倒しされ昨年の11月にChatGPT。他も続々発表されています。
    まだの方は是非使ってみてください。実感します。
    “子供たちの未来はすごいことになる”と。

    日本の科学者が作った(光格子)時計を使えば、
    高さ(標高)1cmの違いを測ることができる時代です。
    この先どんな時代になるのでしょう。
    「量子の重ね合わせ」や「量子もつれ」に関する研究が
    次々とノーベル賞を受賞したことは、スタンダードに
    なったことを示します。
    ということは大容量高速通信に目が向けられていた時代は
    終わり、容量とか高速とか概念がなくなり、情報通信に
    タイムロスがなくなることになります。
    6Gはあっても、7Gはないと思います。量子通信です。
    不確かな表現かもしれませんが、しかし、その時代の扉が
    大きく開かれたのは確かだと思います。
    主にニュートン力学のマクロな世界に成り立つ理論で
    生きてきた今の人たちと違い、相対性理論や量子論の
    ミクロな世界で成り立つ理論も併せた世界で生きていこう
    としている今の子供たちの未来は、未来科学者でも正確に
    予測することは困難だそうです。
    ましてやその子供たちの将来に資する授業を
    することは至難と言わざるをえません。

    授業で「君たちが50年後どんな生活をしているか
    見てみたい」と言うのが口癖でした。
    それでも私なりに考えられることを紹介するのが
    楽しみな仕事になっていました。
    若いこれらの方に大いに期待しています。
    4月からは理科の授業をすることはありませんが、
    代わりに “ものづくり“をテーマにしていきたいと
    思っています(写真のようなものです)。
    AIにマーケティングさせたり、
    構図になる絵をAIに描かせたり。
    今どきの方法になると思います。
    本当に皆様のお陰で充実した教員生活を
    送ることができました。
    心より感謝申し上げます。