福祉体験

2025年5月16日
    今日の総合的な学習の時間は、福祉体験をしました。
    天竜厚生会から2人の講師をお招きして実施しました。
    お一人は熊小出身と伺いました。
    先輩の姿に触れるのもよいものですね。

    前半は、スライドを活用して「福祉」についての説明を受けます。
    だんの らしの あわせ」それが福祉だとわかりやすく説明くださいました。
    前回のデイサービス訪問で子供たちが抱いた感想と似ています。
    体験を通して本質に迫ることができていたのですね。
    後半は体験です。
    まずは、体に装具を付けて高齢者の体の動きを体験したり、アイマスクを付けて目の不自由な方の誘導に挑戦したりしました。
    誘導する側、される側の両方を体験します。
    進みたい方向や距離、止まる等の指示をうまく伝えられずぶつかったり、意図せぬ方向を向いてしまったりと、なかなかうまくいきません。
    次に、車いす体験です。
    こちらも乗る側と押す側を体験します。

    「動きますよ」「止まりますね」「段差があるので持ち上げますね」
    おや、声掛けの様子が変わりました。
    なぜ、声掛けが変わったのか、最後の発表で分かりました。
    「それぞれ立場が違うと考えていることが違う。そこを考えることが大変だけど大切だと思った。」
    「相手への気配りがどれだけできるか考えた」
    子供たちなりに試行錯誤しながら取り組んでいることがわかります。
     
    相手への思いやり、みんな笑顔、安心・・・・いろいろなキーワードが見つけられました。

    来週は校外学習に出かけます。
    そこでも新たな発見をたくさんしてくることを期待しています。