いろいろな授業 その2

2025年4月23日
    今日は雨です。
    当初計画していた地域探検は後日に延期です。

    静かに雨が降り続く中、子供たちの学習は進んでいきます。
    先日、「いろいろな授業」と題して様々な授業形態を紹介しました。
    今回は「圧縮授業」を紹介します。

    圧縮授業とは、
    今回は、「圧縮型」と呼ばれる形態を紹介します。2年のまとまりで、学習目標や内容が示されている教科で行われることが多いです。熊小学校では、外国語活動、外国語活動で行われています。
    「圧縮型」では、2年分の学習内容をぎゅっと凝縮し、1年間で指導します。ですので、こどもたちは同じ内容を2回学習します。でも、1年目に学習するこどもと2年目のこどもとでは、達成するゴールが変わってきます。
    例えば、3、4年生の初めの外国語活動の単元でいうと、1年目のこどもは、「表現を知ること」「友達に伝えてみること」、2年目のこどもには、「学んだ英語の表現を使って工夫して伝えること」がゴールとなります。
    今日の外国語活動の内容は、「いろいろな国の言葉であいさつをしよう」です。4年生は、昨年学んだことを生かし、3年生にあいさつのお手本を見せてくれました。さすが、アイコンタクトやクリアーボイスもしっかりできています。

    「圧縮型」の授業形態では、上級生が「学びのお手本」「表現の仕方のお手本」となり、下級生が主体的に学べます。上級生は、下級生に認められ褒められ、さらに学ぼうとする気持ちが高まります。

    上級生、下級生それぞれが学びを深め、学習意欲を高める授業となるよう、これからも授業の研究を進めていきます。