百人一首 校長室チャレンジ

2023年11月7日
    熊小学校3つの自慢の一つである百人一首。日本古来の表現の美しさや音の響きに親しみ、人前で堂々と百人一首を朗詠する活動を通して、自信を深めることをねらいとしています。11月に入り、暗唱した句を校長室で朗詠するという校長室チャレンジが始まりました。今日チャレンジした二人、ともにしっかりとした声、堂々とした態度でした。みんなの頑張りを応援します。校長室で待ってます!!
     
    昨日の夜の激しい雨と風。風は、竜巻注意の喚起があったほどでした。くんまの山々に吹き渡った風はまさに嵐!?

     「吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ    文屋康秀」
     (吹きおろすと同時に、秋の草木がしおれるので、なるほど山から吹き下ろす風を荒い嵐というのだろうか)
      
    嵐といえば

     「嵐吹く み室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり   能因法師」
      (はげしい風が吹いている御室の山のもみじ葉は、竜田川の川面いちめんに散り浮かび、ちょうど錦織りのようだなあ) 

    嵐により落ちたのは、もみじではなく、杉葉やアカメガシワなどの黄葉した樹木の葉、枝。落ちて積もったところは竜田川ではなく、県道や迂回路。まさにその状況は「錦なりけり」!?もっとも風情ある状況ではありませんでしたけど。



     
    今日のゆめの集いは、11月12日の熊ふれあいセンター祭の発表練習。3日の天竜産業観光まつりに続き、子供たちの自信につながる貴重な出番に向けてみんなで頑張っています。