6年生の社会科「縄文のむらから古墳のくにへ」の学習の一環として、ヒラシロ遺跡に見学に行きました。
ヒラシロ遺跡は、熊地区にある、縄文時代の遺跡です。この辺りを田んぼとして開拓しようとしているときに、柱の跡が見つかったのだそうです。
たて穴式住居を復元した建物にも入らせていただきました。学区探検のときにも来たことはあるのですが、「ここに住んでいた人が何を使って、どんなくらしをしていたか」想像しながら入るのは初めてです。囲炉裏のあと、そして貯蔵庫のあと…。この住居には3~4人で住んでいたようです。
資料館にも入らせていただきました。以前から興味があった、黒曜石を見ることができました。黒曜石の矢じりがヒラシロ遺跡からも出土したそうです。長野県から運ばれてきたのだそうです。
今回は、ヒラシロ遺跡の本を出版した学芸員さんも来てくださいました。6年生が資料を見ながらうかんだ疑問にすぐに答えてくれました。
火起こし体験をさせていただきました。お話をしっかり聞いてスタートです。
棒を水平に保ちながら、ずっと下に押し続けます。なかなかに力と根気が必要です。とても大変だったのに、なんと、6年生は最後まで自分の力でやり切り、火おこしに成功しました。
博物館の先生から、火起こし体験を通し、だんだん道具が便利になっていくことを気付いてほしい、そして、縄文時代から近代まで学ぶ歴史の学習を通して、人間の工夫や知恵についても学んでほしいという話がありました。
実感を伴った学び、体験して感じたことから浮かぶ興味関心。歴史を楽しくそして、深く考えながら学んでいきましょう。
そして、日曜日には廃品回収が行われました。
PTAの皆様、中学生、そして地域の皆様の御協力のおかげでたくさん回収することができました。ありがとうございました。次回は10月になります。お知らせをいたしますので、ぜひまだ、御協力をお願いします。