サンタクロースっているの?

2022年12月20日
    今日も晴れです。
    遠くに雪の帽子を深々とかぶった富士山がくっきりと見えます。
    空気が透き通るように冷たく、気持ちまで引き締まるようです。
     
    1年生は体育です。
    グラウンドでは、女子が寒さを吹き飛ばすように、サッカーをしています。
    ボールを蹴るたびに歓声が上がり、楽しそうにゲームを行いました。
    体育館では、男子がバスケットボールをしています。
    ゲームの様子を交代で撮影し、今後の練習計画に生かそうとしていました。
    3年2組は数学です。
    円についての学習が一区切りしたので、問題に挑戦して単元のまとめとしました。
    2年3組は美術です。
    手拭いの型抜き染め(ステンシル)をしました。
    浜松の伝統的な技法を生かし、自分の思いを込めた模様に仕上げました。
    2年2組は英語です。
    百年ほど前、ニューヨークの新聞社に届いたある手紙について学びました。
    その手紙の送り主は8歳の少女。
    内容は「サンタクロースっているの?」でした。

    新聞社は新聞の社説で答えます。
    「この広い宇宙では、人間はちっぽけなもの。
    ぼくたち人間は、ほんの少しのことしか分かっていないんだ。
    目に見えなくても、触ることができなくても、大切なものはたくさんある。
    ほんとの本当のことは、目に見えないんだよ。

    サンタクロースがいないって?
    いいや。今この時も、これからもずっといる。
    何千年たっても、サンタクロースはいつまでも子供たちの心をわくわくさせてくれるよ。」

    長いですが、心が震える思いがしたので、趣意を載せました。