和楽器(箏)・1年生

2023年1月31日
    北校舎3階から雅な音楽が聞こえてきます。1年生が音楽室で「箏(こと)」の演奏をしています。授業では,二人で一面の箏を使って「さくら さくら」の演奏を練習しています。音楽科の授業では,日本の伝統音楽として「箏」を取り上げ,その雅な旋律に愛着を持つことができるようにという目標で学習を進めています。和楽器として「箏」が取り上げられる理由として,「音色の美」「余韻」などが考えられるということですが,初心者にとって「箏」は技能の習熟を待たないでも,とりあえず弦を弾くだけでも音色の美しさを味わうことができる優れた楽器であるとのことです。また,授業の中で指導者が「空気を感じて」というアドバイスをしていましたが,指で弾いた音の響きや余韻を感じることができて,表現する喜びを直接味わうことができる楽器です。生徒たちの心に「和」の心が宿ることを信じています。