今日は,北浜中学校の宝物のひとつを紹介します。それは,現在の南校舎1階通路の陳列ケースの中にある「校章」です。北浜中学校が誕生した直後は校舎がなくて,生徒たちは北浜小学校などに間借りしての学校生活でした。そこで,当時の中学生が北浜村役場議会に校舎新築の陳情をしたという記録が残っています。(詳しい話は,本校ホームページの学校沿革誌を閲覧していただいたり,「浜北市史・通史・下巻P1144」を調べたりしていただければと思います。)この運動によって,北浜中学校に新しい校舎が完成したのですが,陳列ケースに収められている「校章」は,その校舎の玄関上部に設置されていたものではないかと思います。白い色がかなりはがれ始めていますが,当時の卒業アルバムに写っている校章とそっくりです。点検の際,この木製の校章の裏を見てみると,とても苦労して作られたことがわかります。また,現在の校章と波の形などが少し違うことも分かります。大切にしてしてきたい本校の宝物です。