後期に入りました。学級、学年という本物のチームづくりを進めてもらいたいと思っています。全校集会では、先日亡くなったアントニオ猪木さんの話をしました。よろしくお願いします。
<全校集会 校長の話>
今、後期の各学級のリーダーに任命書が渡されました。前期の締めくくりであった先日の合唱コンクール、皆さんの学級は、その結果、それ以上に大切な取り組みの過程を通して、本当のチームになりつつありますか。チームづくりに、リーダーのあり様(どうみんなをその気にさせるか)が大きく影響するのは間違いないですが、そのリーダーをよりよいリーダーに成長させるのは、フォロワーである皆さんのあり様(文字通り、どうフォローするか)と言えるのではないでしょうか。本年度終わりまで、みんなで本当のチームづくりを継続してください。
「元気があれば、何でもできる」
ここ何日間、繰り返し報じられた、プロレスラー、国会議員、実業家等様々な肩書を持ち、それまで他の人がやっていないことに挑戦し続け、その人生を終えられたアントニオ猪木さんの言葉です。皆さん、この言葉から何か感じることはあるでしょうか?
元気とは、「心身の活動の源となる力」と示されています。自分はこんなことを感じました。
・元気の部分は、勇気、本気、根気、強気、気力、気迫・・・というような言葉にも置き換えられるのかな
・人がどんな行動(挑戦)をするかは、その人の「気」(意識や心)が決めるということかな
さすがの猪木さんも、行動(挑戦)したことが、うまくいく結果ばかりではなかったようです。若いころから健康面で苦しんでいたことや、新たな事業を立ち上げる中での失敗、政治家の行動としてどうかと非難されるようなこともあったように記憶しています。元気が出ない時もきっとあったのではないでしょうか。でも、そんなことを感じさせないほど、常に前向きなチャレンジャーだったように思います。亡くなる直前まで、画像を通してメッセージを配信していました。その行動は、「元気があれば、何でもできる」を自ら体現した最後の姿だったように感じました。
皆さんには、「元気があれば 何でもできる」というようなモットー(信条 信念)がありますか。それはどんな内容ですか。そんなモットー(信条 信念)があると、迷ったり悩んだりした時の自分をきっと支え、ぶれない生き方ができるのかもしれません。