•  6月12日(木)に、命の日特別授業「学校ライブ」を開催しました。
     シンガーソングライターの大野靖之さん(やっくん)が、初生小学校に来てくれました。大野靖之さんは、2005年にメジャーデビューをされて、日本全国のたくさんの学校で、「命」と「夢をもつこと」の大切さを伝えるライブをされてきました。その回数、なんと1000回以上!ちなみに初生小学校は、1130回目のライブ会場だということです。(すごい!!)
     大野靖之さんは、あっという間に子供たちの心をつかみ、子供たちのまっすぐな歌声や大きな掛け声、曲に合わせた手拍子が、体育館中に響きわたりました。会場にいるみんなの心が一つになった学校ライブは、大盛り上がりでした。
    「今までの学校ライブで、一番の盛り上がりだった」と靖之さんも大喜び!!!また一つ、素敵な思い出ができました。
     やっくん、素敵なライブをありがとう
  •  本日、朝会がありました。朝会では、子供たちと共にいのちの大切さについて考えました。
    ~~~ 朝会の話「いのちについて考える日」 ~~~
      平成24年6月12日に、浜松市内の中学校の生徒が自ら命を絶つという、悲しい出来事がありました。二度とこのようなことが起こらないよう、浜松市内の小中学校では、この日を「いのちについて考える日」としています。
     また、校長先生が教育委員会にいたとき、学校で起きた事故により、生徒が一人亡くなりました。その時、亡くなった生徒の両親と会う機会がありました。両親は 泣いていました。とっても悲しんでいました。その姿を見て、校長先生も泣きました。涙が止まりませんでした。今でも、その時のことを思い出すととても悲しくなります。
     人の命が亡くなるということは、とても悲しく、そして辛いことです。ですから、ここにいるみんなには、絶対にそのようなことがあってほしくないと強く願います。
     今日の朝会は、ここにいる全員で命の大切さについて考えていきます。
     命を大切にするって何だろう? みんなはどう思いますか?
     校長先生は、命を大切にするということは、自分を大切にすること、そして、周りの人を大切にすることだと思います。
     
     みんなは、自分を大切に生きていますか?
     校長先生は、自分を大切にするためには毎日の授業を真剣に、そして一生懸命取り組むことが大切だと思います。授業中、
     □先生や友達の話をしっかりと聴いていますか?
     □「考えることが面倒くさい」といって、授業に参加していないことはありませんか?
     □「どうせやっても分からない」といって、すぐに諦めていませんか?
     みなさんには、もっともっといろいろな、そして、たくさんの力を身に付ける可能性を秘めています。 その秘めた可能性を輝かせるのは、自分です。
     だから、友達や先生の話をしっかりと聴き、心と頭を働かせながら、いろいろなことを感じ、考え、一つ一つの授業に一生懸命に、そして粘り強く取り組むことを願います。それが、自分の可能性を広げ、「自分を大切にする」「自分の命を輝かせる」ことに繋がるからです。

     みんなは、周りの人を大切に生きていますか?
     自分と同じように、周りの人も今を生きています。そして、今を明るく、楽しく生きていきたいと思っています。学校生活の中で、
     □周りの人を傷つける言葉を言っていませんか?
     □周りの人が嫌がることをしていませんか?
     □学校のルールや決まりを守らず、周りの人に迷惑をかけていませんか?
     人は、人を傷つけ、悲しませることもできます。でも、人は、人を喜ばせ、笑顔にすることだってできます。
     ここにいるみんなには、人を喜ばせ、笑顔にすることができる人になってほしいです。それが、「周りの人を大切にする」「周りの人の命を輝かせる」ことに繋がるからです。
     
     自分や周りの人を大切にし、自分や周りの人の命を輝かせながら、共に生きていくことができる、みんなにはそのような人になってほしいと願っています。みなさんなら必ずなれると信じています。
     今日は、命について考える日です。今までの自分を振り返り、これからどのように生きていきたいかについて真剣に考えてみてください。
  •  夏休み期間中、先生たちは様々な視点から校内研修に取り組んでいます。
     この日は、人権教育について研修を深めました。
     人権教育を通して、
    □他の人の立場に立ってその人に必要なことやその人の考えや気持ちなどがわかるような想像力、共感的に理解する力
    □考えや気持ちを適切かつ豊かに表現し、また、的確に理解することができるような、伝え合い、わかり合うためのコミュニケーションの能力やそのための技能
    □自分の要求を一方的に主張するのではなく建設的な手法により他の人との人間関係を調整する能力及び自他の要求を共に満たせる解決方法を見いだしてそれを実現させる能力やそのための技能
    を着実に培い、子供の人権感覚を健全に育んでいく取組が求められています。
     そのためには、まず私たち教師が人権について深く理解する必要があります。今回の研修では、リフレーミング(自分だけの価値観で物事の良し悪しを判断することなく、前向きな考えを持つことができる視点やものの見方・考え方)に取り組んだり、人権感覚自己チェック表を用いて自分自身を振り返ったりしました。
     本研修を通して学んだことを活かし、学校や学級の中で「自分と他の人の大切さが認められるような環境や雰囲気」を更に広げていくことができるよう努めていきます。
    <リフレーミングすると・・・>
    ■あきっぽい→〇好奇心旺盛な・興味が広い ■いいかげんな→〇こだわらない・おおらかな ■しつこい→〇粘り強い ■がんこな→〇意志が強い・信念や一貫性がある ■優柔不断→〇じっくり考える 等
  •  6月10日(火)に、5年生が園児との交流を行いました。
     初生幼稚園と三方原保育園の園児が、初生小学校に遊びに来てくれました。
     自己紹介をした後、5年生が企画したいろいろな遊びを楽しみました。5年生の子供たちは、園児の気持ちに寄り添い、園児が楽しく遊ぶことができるよう気を配りながら活動に取り組みました。(心優しい5年生です
     今後も、初生小学校と繋がりのある園との交流を計画しています。園児との触れ合いを通して、思いやりの心を育んでいきます。
     幼稚園・保育園のみなさん、また初生小学校に遊びに来てくださいね。laugh
  •  3年生は、6月6日(金)に農業体験をしました。
     地域ボランティアの方の田んぼと畑をお借りして、田植え・ジャガイモ掘り・サツマイモの苗植えをしました。
     田植えでは、初めて田んぼの中に入る子たちも多く、田んぼの中に入った瞬間、子供たちの大きな歓声が響き渡りました。
     みんなで力を合わせて植えた米やサツマイモの苗は、今後どのように成長していくのでしょうか?
     稲刈りとサツマイモ堀は、10月に予定しています。楽しみですね。
  •  夏休み期間中、先生方は様々な視点から校内研修に取り組んでいます。
     この日は、北星中学校区の幼稚園・小学校・中学校の先生方が、ここ初生小学校に集まり研修に取り組みました。
     前半は、日本アンガーマネジメント協会の方を講師としてお招きし、「アンガーマネジメントの基礎」について学びました。
     みなさん、私たちを怒らせるものって何だと思いますか?
     自分以外の誰かなのか、それとも目の前で起きている出来事なのか?
     私たちを怒らせるものの正体は・・・【 「     」は、こうある べき 】といった自分の中にある理想であったりこだわりである!とのことでした。そして自分自身で怒りをコントロールしたり、怒りと上手につき合ったりするための方法(「衝動」「思考」「行動」の視点から、怒りをコントロールする方法)について分かりやすく教えていただきました。
     後半は、幼稚園・小学校・中学校の先生方で小グループをつくり、園や学校の教育活動の様子について情報交換をしました。
     今回の研修は、アンガーマネジメントの知識やスキルについて学ぶだけでなく、幼稚園・小学校・中学校の学びを繋ぐ貴重な会となりました。引き続き、幼稚園・小学校・中学校が連携を図りながら、北星中学校の子供たちのために、精一杯頑張っていきます!!
  •  6月6日(金)に、加藤醤油の方を講師としてお招きし、6年3組と4組の子供たちが味噌づくりに挑戦しました。
     味噌づくりの過程は昨日のブログ「さあ、やってみよう!「味噌づくりに挑戦!」その①」で紹介した通り。子供たちは、味噌づくりに加え、加藤醤油さんの仕事に向き合う姿勢や仕事のやりがい等についても学ぶことができました。
     みなさんは、将来どのような職に就き、そしてどのような人生を歩んでいきたいですか?6年生は、総合的な学習を通して、自分自身の生き方について見つめていきます。

     
  •  6月3日(火)に、加藤醤油の方を講師としてお招きし、6年1組と2組の子供たちが味噌づくりに挑戦しました。
     はじめに、味噌の作り方について教えていただきました。味噌ができるまでの過程は次の通り。
     大豆を蒸してつぶしたものと、蒸したお米に種麹を混ぜて麹を作り、その麹に塩を加えたものを練り合わせます。(今回の味噌づくりはここまでの過程を体験しました。)
     練り合わせたものは容器の中に入れ、半年から3年かけて熟成・発酵させたら味噌の完成です。(子供たちの作る味噌は、半年間熟成させます。)
     半年後の味噌の完成が待ち遠しいですね。自分たちで作った味噌は、どんな味がするのかな?自分たちで作った味噌は、家庭科の調理実習に繋げていきます。楽しみですね。

     
     
  •  6月4日(水)に、くらし・環境部県民生活局くらし交通安全課の方を講師としてお招きし、防犯教室「あぶトレ!」を実施しました。子供たちは、不審者に遭遇した際の身の守り方や、不審者に遭遇しないようにするためのポイントについて学びました。
     防犯教室を通して学んだことを実生活に繋げ、自分の身は自分で守ることができる力を身に付けよう
    【身を守るための合言葉】「いかのおすし
     知らない人についていかない
     知らない人の車にらない
     おきな声で叫ぶ
     ぐに逃げる!
     家の人や先生にらせる
  •  夏休み期間中、先生方は様々な視点から校内研修に取り組んでいます。
     この日は、常葉大学の教授を講師としてお招きし「人を育て、組織を育てるコーチング」について研修を深めました。
     コーチングとは、人材開発の技法の一つです。相手の話に耳を傾け、共感・承認し、意図的な質問を投げかけていく。一方通行ではなく、双方向のコミュニケーションをとることによって、相手を勇気づけ、優れたアイディアを引き出し、本人の自発的な行動を促進させていくものです。
     子供は、その感性で相談できる相手を選びます。私たちは、そのような子供たちに対し、『バックトラック(会話の中で相手の言葉を繰り返すことで、相手に安心感を与えるコミュニケーションの技法)~「傾聴」に始まり「傾聴」に終わる』を軸に、『訊いて(尋ねる) 聴く(身を入れてきく)』『聴いて 訊く』ことを大切にしながら、子供たちとの信頼を築き上げるとともに、子供たちの想いや自発的な行動を引き出すことができるよう努めていきたい!と強く感じました。
     また、子供たちの自発的な行動による良い表れを認め、子供たちに「自己有用感」を育むことで、初生小学校が大切にしている『さあ、やってみよう!』の合言葉のように、自分自身に自信をもちながらいろいろなことに挑戦していこうとする子供を育てていきます。