防災食体験をしました

2024年3月12日
    2011年の3月11日は、東日本大震災が起きた日です。
    今年度は防災教育の一環として、11日(月)に防災食体験を行いました

    最初に、東日本大震災で被災したお子さんの話を園長先生から伺いました。
    子供たちは、被災現場で見つかった、焼け焦げた上靴とクレパスのケースの写真パネルを真剣に見ていました。
     
    実際に被災した場合、状況によっては防災食を食べることになります。
    今回は、防災用のおにぎりを食べました。
    袋の中に入っているのは、パラパラのお米。
    「これが本当に食べられるの?」
    子供たちは、とても不思議そうな顔をしていました。
    そら組さんは、自分たちで水を入れて「つくる」ところから体験しました。
    友達と協力し合って、袋に水を注ぎます。
    水を注いで1時間待ったら、おにぎりの完成です。
    「こういう風につくるんだね」
    「本当におにぎりができた!」
    袋から出てきたおにぎりに、驚きを隠せない子供たちです。

     
    「おいしいね」
    「こんな味がするんだね」
     
    最近では、防災食もいろいろなものが販売されています。
    備えあれば。。。とは分かっていても、どんなものを用意すれば良いのか、悩んでしまうこともありますね。
    あってはならないことですが、災害はいつ発生するか分かりません。
    今回の体験は、子供たちにとって命の大切さ、自分の命は自分で守ることへの意識付けや、防災食の備蓄をする必要性を感じる機会となりました。