大平城址見学・土器見つけ

2011年1月19日
    5・6年生が柿の実学習で、大平城址の見学に出かけました。3・4年生も地域にある古いもの調べとして、一緒に行きました。


    市役所の文化財課の方に説明をしていただきました。現在、発掘作業をしているので、木を切っていて、大変見やすくなっていました。



    堀の様子です。当時の堀は、どの程度の深さがあったのか、それを調べるために発掘した場所を見ることができました。現在より50cmほど深かったんですね。



    大平城は南北朝時代以降は、使われていなかったとされていましたが、最近の調査ではどうやら戦国時代も使われていたようです。その証拠の一つがちょうど見つかったというので見せていただきました。上の写真の土器は、明らかに戦国時代以降のものだそうです。みんな触らせてもらいました。





    予定にはなかったのですが、急遽、土器探しの手伝いをさせてもらうことになりました。みんな大喜びです。土器は土に埋まっているのではなく、普通に落ちています。落ち葉をよけて、みんな必死に探しました。



    第1発見者は、3年生の男の子でした。


    こんなのや、


    こんなのが、あちこちで見つかりました。多くの子は見つけることができましたね。見つからなかった子は残念!

    土器探しまでさせてもらえて、本当に貴重な体験をしました。歴史のロマンを感じることができましたね。大平城址は、大平の宝の一つだなあと改めて実感しました。

    <高杉>