2学期もあとわずか…というこの時期に、毎年「祖父母参観会」を開催しています。昨日も25人の祖父母様においでいただき、餅つき大会をはさんで、子供たちと楽しい一時をお過ごしいただきました!
一昨年前まではPTA行事として実施していた「餅つき大会」ですが、園児数減少のためPTA行事を縮小する中、「園行事として是非残してほしい。」との要望があり、昨年度から園行事として行っています。準備から片付けまで、大変手間が掛かる餅つきですが、祖父母様の中には、「昔取った杵柄」ならぬ、きっとご堪能な方もいらっしゃるだろうと、祖父母参観日と兼ねて実施することにしました。餅をつくのを手伝ってもらったり、餅を丸めてきなこ餅にしたりする保護者ボランティアも含めて盛大に行うことが出来ました。
朝、じいじばあばと登園してきた子供たち。いつも以上にニコニコ顔でした。園に着くと、園長先生が薪を燃やしてお湯を沸かしていました。餅つきの準備が始まっていて、餅つきのボランティアのお父さん、おじいちゃんも手伝ってくださいました。
それぞれの教室で、担任の先生から1日の流れを聞きました。9時過ぎからはお餅つきが始まると聞いて、みんなワクワクしていたようです。今回つくのは二臼。ついたお餅はお母さんボランティアと太田先生で、磯辺焼きと黄な粉餅にしてくれます。
芝生広場に出ると、蒸されたもち米が、凄い湯気が上がる中、石うすへ…。腕に覚えのあるじいじたちが杵でコネ、そのうちにペッタン・ペッタン、子供たちは「よいしょ!よいしょ!」と掛け声をかけて、餅つきが始まりました。
二臼目は園長先生も加わって手際よくつき始めました。90%くらいつき上がりまだ湯気が上がるほど熱い餅を、今度は子供たちが打ちました。みんなで「よいしょ!よいしょ!」の掛け声をかけて、全員が打ち上げました。
教室に戻ると、お母さんたちが出来上がった餅を届けてくれ、じいじ、ばあばと一緒に食べました。本当に柔らかくて美味しくて、何回も何回もお替りする子がたくさんいました。つきたてのお餅は本当に美味しかったです!
餅を食べ終わり、じいじ・ばあばと遊ぶ時間になりました。椅子取りゲーム、コマまわし、カルタなど、一緒にい遊びました。遠くに住んでいてなかなか会えないじいじ・ばあばもいるので、子供たちも祖父母の皆さんも本当に楽しそうに遊んでいました。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました。11時30分降園なので、そろそろ帰りの時間。子供たちが作ったプレゼントをじいじ・ばあばに渡しました。喜んでくれましたね。半日ですが、冬の寒さの中、子供たちのために参加してくださった祖父母の皆様、ボランティアで参加してくださった皆様ありがとうございました。子供たちも参加者もみんな笑顔の温かな園行事となりました。