一昨年度、出来上がったばかりの芝生広場で消防音楽隊のコンサートを行ったのを覚えていますか?本年度はあいにくの雨。遊戯室でのコンサートとなりました!ひまわりぐみさんや自由参観のお母さん方も参加いただき、盛大に行うことが出来ました!
防災・防火の啓発活動として消防の皆さんが取り組んでいる活動の中に、「消防音楽隊による防火・防災講座」があります。昨年は抽選に漏れてしまい行えませんでしたが、豊岡幼稚園では、防災・減災・防火の意識を子供たちに持ってもらおうと、この講座や起震車での地震体験などを取り入れています。本年度は、野外コンサートとはなりませんでしたが、遊戯室でとても楽しく素敵なコンサートを行うことが出来ました。遊戯室にたくさんの楽器を運び込み、いよいよコンサートのスタートです。出演者の皆さんは、皆浜松市の消防署にお勤めの方々だそうです。消防車に乗って消火にの仕事をしている人、救急車の隊員さん、消防署で事務を執っている皆さんなど、それぞれの職場で働いている署員の皆さんですが、このような啓発活動のために、仕事が終わった後集まって練習しているのだそうです。週末は、浜北のプレハでコンサートを聞いたという方もいました。
コンサートの曲は、「100パーセント勇気」や「どらえもん」「アンパンマン」など子供たちが喜びそうな曲ばかり。ひまわりぐみの小さな子たちも、手をたたいたり、踊ったりしながら楽しみました。フラッグやポンポンなどの応援グッズで、演技をしてくれる女性隊員さんもいて、華やかで楽しいコンサートとなりました。
色々な楽器も見たり聞いたりできました。トロンボーン、トランペット、チューバ、フルート、クラリネット…いろいろな楽器の音が綺麗に集まるととてもすてきなハーモニーが奏でられていました。生活発表会の参考になりましたね。
たくさんの曲の合間で、防災・防火のお話もありました。「火」と「煙」どちらがより危険でしょうか?という質問に、子供たちは「火」と答えていましたが、火事が起きた時最も気を付けなければいけないのは「煙」でした。隊員の皆さんが煙を布で見立てて逃げ方を分かりやすく教えてくれました。上に上がった煙は、天井を横に広がり、だんだん下に…。でも床の近くには空気があるので体を低くして、煙を吸わないようにして逃げることを教えてもらいました。
手遊び歌のメドレーも楽しかったですね。そして最後はみんなが大好きな「ジャンボリ・ミッキー」。みんなノリノリでその場で踊っちゃいました。最後に、「どんな楽器が好きだった?」の質問に、チューバ、サックフォーンなどと答えが出ると、近くで触らせてくれました。「こんな楽器を吹いてみたいです!」という子供たちもいました。約1時間、素晴らしい演奏を聴くことが出来ました。11月の生活発表会ではきっと、子供たちの素敵な演奏が聴くことが出来ると思います。楽しみですね。