10/8(火)に稲刈りをした後、園舎南の軒下で「稲架掛け(はさかけ)」して2週間干した稲を、脱穀・籾摺りを行いました!年中・年長さんはもちろん初めての経験。園長先生に手伝ってもらいながら、一生懸命、稲の籾(もみ)をお米にする作業を楽しみました!
稲作が始まったのは、今から2,300年前の弥生時代と言われています。収穫した稲は、まず干して水分を飛ばし、もみ殻を取りやすくします。脱穀は当時は手とか櫛のようなもので行い、籾のつぶに…。籾摺りはたぶん今回と同じように石などで擦りつぶし殻を飛ばして玄米にしていたと思われます。原始時代と同じような作業を年中と年長が挑戦!玄米ができるまでにかなりの時間がかかることが分かりました。作業は幼稚園児でも挑戦できるように、できる限り簡単な作業になるように工夫しました。まずは手順の解説を園務員さんの様子で紹介します。
脱穀では、割りばしを割らないで穂を隙間に挟み込み、ギューッと穂を引っ張ると、パラパラパラと籾(もみ)が下に落ちます。昔の農家では「千歯こき」という大きな竹の櫛のような道具で脱穀していました。次の行程は「もみ摺り」。これはもみ殻をこすり取って中に入っている玄米だけにする作業です。今回はすり鉢とすり媚でガラガラと擦り、殻を息で吹き飛ばすようにしました。昔は、石うすで荒く引いて、「とうみ」という手動の扇風機でもみ殻を飛ばしていたようです。
脱穀では、割りばしを割らないで穂を隙間に挟み込み、ギューッと穂を引っ張ると、パラパラパラと籾(もみ)が下に落ちます。昔の農家では「千歯こき」という大きな竹の櫛のような道具で脱穀していました。次の行程は「もみ摺り」。これはもみ殻をこすり取って中に入っている玄米だけにする作業です。今回はすり鉢とすり媚でガラガラと擦り、殻を息で吹き飛ばすようにしました。昔は、石うすで荒く引いて、「とうみ」という手動の扇風機でもみ殻を飛ばしていたようです。
さて、説明係は園長先生。稲穂の束を持ちながら、脱穀と籾摺りの説明をしてくれました。実際にやってみると、割りばしが割れてしまったり、隙間を通り過ぎて籾が落ちなかったりと悪戦苦闘しましたが、慣れてくると次々と脱穀できるので面白くなってきたようです。
年長さんが頑張ってくれたおかげで、残りは四分の一くらいとなりました。次は年中さんも挑戦しました。同じように、割りばしで脱穀、すり鉢で、もみ摺りをやりました。年中さんも慣れてくると調子よくできるようになりました。
ところが…、もみ摺りはものすごく時間がかかります。とても時間内にはできなかったので、後は職員室で根気強く進めることになりました。今日も、時間を見つけて園長先生や園務員さんがゴリゴリゴリゴリ…。お米から食べられるごはんになるまでには大変だなあと、先生方も実感しています。(笑) 出来上がったら玄米を少し入れて、栄養満点のご飯と畑で採れたサツマイモのみそ汁を皆で食べようと考えています。
ところが…、もみ摺りはものすごく時間がかかります。とても時間内にはできなかったので、後は職員室で根気強く進めることになりました。今日も、時間を見つけて園長先生や園務員さんがゴリゴリゴリゴリ…。お米から食べられるごはんになるまでには大変だなあと、先生方も実感しています。(笑) 出来上がったら玄米を少し入れて、栄養満点のご飯と畑で採れたサツマイモのみそ汁を皆で食べようと考えています。