避難訓練

2026年9月8日
    新津中学校は遠州灘からの距離が2㎞、海抜3m。
    海に近いこともあり、津波被害に対する備えが必要です。

    今から6年前の令和2年に防潮堤が完成したことで、津波による浸水リスクは大幅に改善されました。
    浜松市が発表している「津波浸水深マップ」を確認すると、防潮堤ができる以前においても、中学校の周辺だけはなぜか被害が少ない場所として示されています。
    80年前に学校がこの場所に設置された理由もそのあたりにあるのでしょうか。
    防潮堤によって、より安心度が高まりましたが、昨今の全国で起きている災害に想定外は付きもの。
    毎年、津波による浸水を想定した避難訓練を実施しています。

    9月3日(木)の午後、訓練を実施しました。
    通常、地震等が発生した場合は、地震後の避難経路の安全を確認した上でグランドなどに避難しますが、この日の訓練では屋上への垂直避難。
    1年生は北校舎の屋上、2、3年生は南校舎の屋上へと避難する訓練です。
    校舎の3階から校舎の外側に取り付けられた階段を使用。
    このところ雨の日が続き、屋上への金属製の階段も滑りやすくなっていました。
    子どもたちも、気を付けながら慌てずに行動し、避難のイメージをもつことができたようです。

    東日本大震災は、今の中学生が生まれる直前2011年でした。
    東北地方ではそれまでの歴史の中で度々津波の被害にあっていて、「津波てんでんこ」が言い伝えられていたといいます。
    誰かの指示を待つのではなく、それぞれの考えで自らの命を守る行動をとる、という教えです。
    命を守ることを最優先に、新津の子どもたちにも自ら状況を判断して適切な避難行動ができるようになってほしいと願っています。
    屋上はこんな感じです。
    外階段は、隙間から下が見えるので、怖さを感じた子もいただろうと思います。
    高所への避難、みんな頑張ったね。

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