楽しい落語

2026年7月13日
    6月は、『命を守る』をテーマに集会や道徳など様々なアプローチの中で考える機会をつくってきました。
    6月24日の5時間目は、伝統芸能への道を極めた落語家さんをお招きし、お話をきかせていただきました。
    お呼びしたのは、「柳家花いち」さん。
    浜松市出身で2021年に真打に昇進された落語家さんです。
    校長先生から紹介され、さっそくお話へ。

    「落語家は全国に千人ほどいるんですよ」
    「扇子や手ぬぐいなどの小物も使い方次第で、いろいろな道具に変わります」
    花いちさんが演じると、箸やそろばん、手紙や本を読む姿などに見えてくるから不思議。
    おそばの食べ方も見せてもらいました。
    「そばの演技をやってみたい人はいますか?」
    2人ほどが高座に上がり、教えてもらった仕草をやってみました。
    堂々と演技する2人の様子を花いちさんに褒めてもらい、会場からも拍手。

    途中、いくつかの小話が入り、だじゃれで会場を沸かせます。
    「『おー』いただきましたので、もう一つ小話を…」
    とても楽しいお話に子どもたちも自然に笑顔に。
    「東京では、毎日のように寄席が開催されています」
    「新宿、上野、池袋、浅草の4会場で楽しむことができますので、みなさんも是非」

    続いて、太鼓の実演。
    「私も修行時代に一番太鼓を何度も練習しました」
    「太鼓がしゃべっているように聞こえませんか?」
    「カラカラ(空空)、ドンドン、どんとこい。ドンドン、どんとこい」
    太鼓の調べにも意味があったんですね。
    「太鼓と共によく出てくるのが幽霊です」
    「幽霊太鼓を叩いてみたい人はいますか?」
    ここでも2人ほどが花いちさんと幽霊で共演しました。
    2人目の時は担任の先生も担ぎ出され、一緒に幽霊~。

    ここで、本場の落語を一席。
    演目は、「牛ほめ」。
    お調子ものの与太郎が繰り出すオモシロ噺です。
    みんなたくさん笑いました。

    最後に、花いちさんから子どもたちへメッセージ。
    「私は大学のサークルで落語と出会いました」
    「水の波紋のように、嬉しい、楽しい言葉はいつか自分に返ってくる」
    「ネガティブな気分も言葉にしてしまうといつか自分に返ってきてしまうので、ポジティブに考えていくといいですね」
    「苦しいとき、大変なときは、この『水の波紋』を思い出して、前向きな言葉で人生をつくっていってください」
    子どもたちからのいくつかの質問にも丁寧に応えていただき、講演会は終了。
    生徒会長さんが、「本日は僕たちのためにありがとうございました。落語の面白さを知り、これからも聞いてみたいと思うようになりました」と感謝のことばを伝えてくれました。

    退場では、花いちさんが「寄席の終わりに流れる太鼓」を演奏して見送ってくれました。
    こどもたちも口々に「めっちゃ楽しかったです」と笑顔でした。
    花いちさん、ありがとうございました。
     

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