認知機能を高めるトレーニング

2024年12月17日
     2年生では、認知機能を高めるトレーニングを取り入れています。学習を効率よく身に付けていくために、「学習の土台」とされる5つの力を高めることが目的です。学習の土台とは、「見る力」「聞く力」「注意力」「記憶力」「想像力」と言われています。この力が高まれば、学習したことを効率よく身に付けたり、正しく理解したりすることにつながるとのこと。例えば、文字をきれいに書いたり、板書を正しくノートに書き写したりすることがうまくできる人は、認知機能が発達していると言えます。研究の第一人者である立命館大学 総合心理学部教授 宮口幸治先生が提唱する「コグトレ」は、さまざまな学校でも取り入れられているトレーニングです。
     認知機能は個により発達の程度は様々で、十分でない場合、結果として学力が伸びにくくなります。ただ、トレーニングを重ねることで、これらの力は発達し、学習場面でその力が発揮されます。当然、社会生活を送る上でも認知機能は必要とされます。2年生の保護者の皆様は、学校で実践している様子をお子様に聞いてみてください。
     また、3年生では、面接試験に向けた準備が始まりました。「面接ガイド」を生徒は持っていて、内容を読んだり書き込んだりすることで、面接に必要な知識を得、準備が進み、心構えができていくと思います。面接試験こそ、認知機能が生かされます。特にコミュニケーションを円滑に行う力、試験官の質問の意味を柔軟に受け止めたり、どのように話せば相手に伝わりやすいかを想像したりする力は、不可欠です。認知機能を鍛えておきたいものですね。

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