台風10号の影響が心配されていましたが、今日2学期初日を無事迎えることができました。今日の始業式はリモートで実施しました。各学年代表者の「2学期の抱負」は、大変立派な内容でスピーチされました。学年段階における目標の設定や、自分自身が置かれた状況での見通しなど、他の生徒が参考にしたいと考える内容でした。式辞では、「自身の種を育てるためには、陽転言葉を意識して遣いましょう」という内容で、校長からお話をしました。謙遜するすることを美徳と考える日本人の慣習ともいえる「陰転言葉」。会話をするときなど、先に良いことを言い、最後に良くないことを付ける言い方を指します。陰転言葉での伝え方は、相手には奥ゆかしい人と思われる一方で、自分の脳には、自分のマイナスの部分が強調されて伝わります。陽転言葉はその逆。マイナス面を先に言い、プラスの面を最後に言うことで、自分の脳には、プラスの面が強調されて伝わり、脳は心地よく受け止めます。それは自信を育てることにもつながるのだそうです。陽転言葉を意識して遣うことで、自分の中に芽生えた自信を育て上げてほしいと伝えました。2学期は、LL体験学習や合唱コンクール等の経験を通して、自信の種が自分の中で芽吹くことと思います。自分らしさが豊かに育つよう、自信をつけていってほしいと願います。