11日(土)10:00から、本校友愛ホールを会場に、健全育成会の総会が行われました。昨年度の活動や収支報告、及び、6年度の役員、活動計画等が決議されました。総会に続き、講演会が実施されました。本年度は、ピア・サポートの第一人者である山口権治様を講師としてお招きし、「子どもを上手にほめる・認めるコツ~ピア・サポートに学ぶ~」と題して、講話をいただきました。「ほめること」「ほめられること」を体験しながら考えてみると、ほめることが相手にとっても、自分にとっても、良い効果につながることを実感しました。山口先生からは、「オットセイ理論」が紹介されました。「おおっ!」につなげて行動描写をするのです。これは、例えばわが子に対し、日頃の何気ない行動にも意識が向くようになり、相手も気分よくこちらの気持ちを受け取ります。「おおっ、宿題やってるな。」「おお、支度ができたな。」何気ないけど、いつも注意をしなければできないことができていた時、さりげなく相手を褒めることになり、関係性もよくなります。イライラして子供を叱るより、できていること(できて当然だと思うでしょうが)をさりげなく認め、ほめることで、親子の関係性もぐっと良好になるはずです。とかく、私たちは欠けているところ、できていないことに目が向きがちで、イライラしてしまいます。見方を変えることは、重要ですね。ぜひ、実践してみてください。
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