毎日いただいている学校給食。おいしくいただいたそのあと、食器や食缶は各階の配膳室に片づけますが、ごはんパックや牛乳パック、給食で出たゴミなどはどこへ行くかというと……
写真を見て分かる通り、給食委員さんにも手伝ってもらいながら分別して捨てたり業者に渡したりしています。21クラスのごはんパックや牛乳パック、ごみがいっぺんに集まるわけですから、回収場所も火の車です。
しかし、この大変さに気づいてくれている積志中生がだんだん増えているのも実感しています。ごはんパックや牛乳パックがきれいにまとめられて、回収場所へ来てくれるクラスが多くなりました。ゴミ袋も小さくまとめて来てくれるクラスが増えました。
整理・整頓とはよく言いますが、捨てるものにまで気を配れる積志中生。そういう思いやりの気持ちが「自主 協力 責任」を育んでいくのでしょうね。
「足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に、何ができましょうか。」
「もともと世の中に雑用というものはありません。雑な心でするから雑用になるだけのことです。」
鍵山 秀三郎・イエローハット創業者