３年生　総合の日

2023年11月1日

　今日と明日の２日間、積志中学校では「総合の日」と設定されています。卒業を控えた３年生は、「生き方」について探究しています。

　今日は、助産師さんをお招きして、赤ちゃんが生まれてくるまでの様子や命の尊さについてのお話をしていただきました。自分が生まれてきたのはとても奇跡的だということ。生きていれば嫌なことや悲しいことなどもあるけど、生まれてきた命を大事にすること。“当たり前”に“感謝”する気持ちを改めて思い起こさせられるような内容でした。

　また、そのあとは実際に赤ちゃんと触れ合う「だっこでぎゅ」の時間でした。赤ちゃん連れの親子が来校してくださり、赤ちゃんと触れ合ったり、お母さんたちから妊娠と分かったときの気持ちや出産時の話、現在の様子などについてお話を伺ったりしました。中学生は本物の赤ちゃんを前に初めは緊張した面持ちでしたが、少しずつ雰囲気も和み、あっという間の１時間でした。

　今日は、ここに生まれてきた自分の命をどう生かしていくか、ゆっくり考える機会になったのではないでしょうか。
　明日は、いろいろな職業で活躍されている方々を招いてお話を伺います。どのような人たちが、どのような生き方をしているか、また明日も学んでいきましょう。

「多摩川にさらす手作りさらさらに何そこの児(こ)のここだ愛(かな)しき」　万葉集　東歌(あづまうた)