2024年10月

  • 校内定期テストでした。6月中旬~10月末までの長いテスト範囲。2週間前から勉強計画を立て、家庭学習にも取り組んできました。成果は出たでしょうか。3年生はいよいよ進路選択を決める時期になってきました。入試は中学校生活3年間の学習内容の総点検です。テストが終わったら忘れてしまうような勉強では困ります。着実に身につく、忘れない学びをしていきたいですね。
  • 先週末、静岡県指定無形民俗文化財「川合花の舞」が奉納されました。5年ぶりの通常開催で、保存会の会員を中心に佐久間中の生徒も参加しました。午後2時ごろから始まり日付が変わる深夜まで14演目を演じ続けました。3年生はちょうど道徳で「地元の伝統文化を守る」について考えたばかりのタイミングでした。祭りはまさに「地域の伝統文化」そのものです。700年の歴史があるということは、、、鎌倉時代の終わりから続いているってことですよね、そう考えるとすごいな。
  • この2年半、文化委員会の活動で、JR飯田線 中部天竜駅の中学校の活動を紹介するパネルを毎月掲示させていただきました。地元の方をはじめ、この地を訪れる方に少しでも佐久間中学校の様子を知っていただきたいという思いで、文化委員長を中心に毎月掲示物を作成してきました。このたび、委員会再編に伴い、この活動も終了することになりました。駅長さんに事情を説明して、パネルを取り外してきました。駅長さんも毎月の記事を読めなくなることを残念がってくださいました。今までありがとうございました。

    「学校の様子を知ってもらいたいと思って作っていたので楽しい思い出ばかりです。駅長さんと直接お話しして、いろいろな方がみてくれていたんだと知ってびっくりしました。今までありがとうございました。」(下山・前委員長)
     
  • 第3回 学校運営協議会が行われました。学校を支えてくださる地域の代表の皆様から御意見をいただく会です。最初に授業参観していただき、生徒や校内の様子を感じていただきました。委員の皆さんからは「落ち着いていますね。」「中学と高校が同じ校舎になって、統合されたときは心配しましたが、近くに高校生がいる環境もいい方向に向かっていますね。」など嬉しい言葉もいただきました。後半の会議では、今年度のここまでの協議会活動(体育祭前の草刈り、授業ボランティア募集、秋の資源回収の準備など)の報告と、これから始まる休日の部活動地域移行の方向性について意見交換しました。委員の皆さんには、日々の学校教育活動の細かいところで御協力をいただいています。広い学区と少ない人数の生徒・保護者のバランスを上手にとってくれます。地域の支えがあっての中学校だとつくづく感じます。いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
  • 保健体育の授業ではソフトテニスをやっています。ラケットとボールを使う運動は、ボールを直接扱うバスケットやバレーボールとも少し違ってラケットを操る技術が求められます。今日は、そんな教材をどのように指導すると効果的か、異なる教科の先生が授業を参観する「ふらっと公開授業」でした。スポーツがあまり得意でないALTのムキも一緒に活動しました。「どうやるとうまくできる?」ワークシートに課題を書き出し、うまいプレーを見ながら考え、まねて、少しずつ上達していました。
  • 先生方の研修組織の中に「道徳研究部」という会があります。今年は藤田至真先生がその会で実践発表をすることになり、昨日は授業の録画がありました。「地域の伝統文化」を題材に、その地に暮らす自分たち、外から見た佐久間、佐久間のために私たちにできることなどを意見交換し話し合いました。この地には伝統的な文化がたくさん残っています。伝統文化の継承は、全国各地の課題となっていますが、佐久間も例外ではありません。教科書の題材を読んで何を思い、どう考えたのか。来週の研修会でこの授業の録画を見て、浜松市内の先生方が道徳の授業について話し合います。どんな反応があるのか興味深いですね。
  • 3年生が佐久間幼稚園で保育実習を行いました。4人の中学生が3人の園児と一緒に運動場を元気に走りまわったり、室内で折り紙をしたりして保育の楽しさを体験しました。園児以上に中学生の方が楽しい時間を過ごしました。協力いただいた幼稚園の皆さん、ありがとうございました。
  • 佐水音楽発表会、文化活動発表会に向け、合唱練習が本格化しています。アクト音楽院の伊熊先生をお招きして、合唱指導をしていただきました。発生やハーモニーについて、ご指導いただきました。毎日放課後、クラスでの練習がありますが、あるレベルまで来るとなかなか壁を突破できずにいます。違った視点で指導いただくと壁を突破できてしまうことがあります。ここが折り返し。文化発表会までにどこまで仕上がるか楽しみですね。
  • 佐久間小、浦川小の5,6年生が合流して学校保健委員会が開かれました。スクールカウンセラーの野島先生による「リフレーミングでいろいろな考え方をしよう」の実習でした。小中学生が5,6人のグループに分かれ、地域の方と先生を加えてグループワークを行いました。リフレーミングは、物事の枠組みを変え、違う視点から見ることを意味する心理学用語です。欠点や不安といったネガティブな物事も、考え方の前提を変えることで、長所や期待などポジティブなものとして捉えられるようになります。例に挙げられるのは「コップに入ったこの水をどう感じますか」①もうこれしかない、②まだこんなにある、といった感じです。グループ活動では2年生が話し合いの中心となって小学生にも接していました。人の考え方は簡単には変わるものではありませんが、見方を変えればそんな風にも感じることができるよ、ってことを知れば「そうやって考えてみよう」と思うきっかけになるかもしれません。
  • 先週のスポーツの日、弓道の県新人大会が藤枝で行われました。何回見ても、弓道の大会は独特の緊張感があります。ほんの数分の間に集中力を発揮しなければなりません。練習でどこまでこの緊張感をもって取り組めるか、日々の精進が問われますね。