本日、舞阪小学校では「命について考える日」として、朝会行い、それぞれの学年で考えた「命」について代表児童が全校に向けて発表しました。
朝会ですので、6年生の代表児童があさのあいさつをリードしました。
これからの季節、雨の日の教室での過ごし方について呼びかけもおこなってくれました。
校長先生からは、命の大切さについてといじめに対する「舞阪ルール」についてお話がありました。
以下に宣言を記します。命を守るためにも誰もが安心して生活していくためにもとても大切な宣言だと思います。
今日、再確認できたことは本当によかったです。
宣言「舞阪ルール」
一 私たちは、人の悪口を言いません
一 私たちは、自分がされていやなことは絶対しません
一 私たちは、相手の気持ちを考えます
一 私たちは、いじめを見かけたら勇気を出して注意します
一 私たちは、ひとりで悩まず、だれかに相談します
一 私たちは、だれとでもなかよく生活します
校長先生の話の後には、代表児童が「命」について考えたことを発表しました。
1年生は、「生きている」と感じるときはどんなときか、道徳の授業で出た意見をいろいろな子が順番に伝えてくれました。
「心臓が動いているとき」
「おいしいものを食べているとき」
「ごめんなさいと言ったとき」
などたくさんの考えを教えてくれました。「生きている」と感じることができるということは「命」を感じているときであるとも思います。その気持ちをいつでももち続けてほしいです。
2年生の代表児童は、「命」は一つしかなく、失うと友達や家族が悲しむことを学び、「命」をもっともっと大切にしていきたいという思いをもったことを伝えてくれました。
3年生の代表児童は、「命」があるとうれしいこともくやしいこともある。自分の「命」があれば、人を助けて「ありがとう」の言葉を言ってもらえ、すごく気持ちいい体験ができると発表していました。人と人とのつながりや自分以外の「命」も大切にしたいという思いが伝わってきました。
4年生の代表児童は、いじめと「命」とのかかわりについて学んだようで、せっかく生まれた「命」をなくしてしまうのはもったいないと伝えていました。命を失うと、家族や友達が悲しむし、自分もこうかいすると力強く話していました。学習を通して「命」の大切さを強く感じてくれたようです。
5年生の代表児童は、自分の命が38億年の時を超えてつながっているから、自分だけのものではないと発表しました。自分が生きていなければ、新しい命がなくなってしまうから、どんなことがあっても生き続けたいという思いをもち、自分だけのものではない命を大切にしていきたいということも伝えていました。
5678組の代表児童は、道徳の授業で学習した「おかげさまで」についての思いを発表してくれました。自分たちの命はたくさんの人たちの助けによって支えられていることを知り、家族に助けられていることをうれしく感じたようです。また、命がなくなっても、「命」は次へつながっていくことも学び、「おかげさまで、ありがとう」という気持ちを大切に生きていかなくてはならないということを伝えていました。
6年生の代表児童は、亡くなった祖父について話してくれました。小さいときに祖父は亡くなったけれど、祖父のつくった船が舞阪で活躍しているから、祖父は舞阪の町で生きていると感じていると伝えてくれました。また、いつも口にしている食べ物ももとは一つの大切な命であったことも学び、命に感謝して食事をしたいとの思いももったようです。命について考えることでもっと大切に生きていたいという思いを強めました。
代表児童の発表を聞いただけですが、どの学年、学級も「命」「生きる」ことについて深く学ぶことができたと感じました。あたり前のように生きていますが、改めて振り返ってみると本当に「命」の大切さを強く感じます。人は一人では生きていけません。いつも「ありがとう」の感謝の気持ちをもって生活していけたらと思います。(文責;教頭)