命について考える日

2025年6月11日
    今日は命について考える日です。
    活動の一つとして、4名の人権擁護委員の方に来校いただき、人権教室を行いました。

    まずは、命(生きている)と実感するときについて発表しました。
    「喜びやうれしさを感じるとき」「転んでけがをしたとき」「友達としゃべっているとき」「食事をするとき」
    自分の考えを進んで発表できるのは熊小児童のよいところの一つです。
    擁護委員さんの話の中で、自分たちの命は何年にもわたって受け継がれていること、命の尊さについて考える場面がありました。
    高学年は下級生が理解できるように言葉を選びながら説明をしたり、低学年は内容を頭の中でまとめなおして発言したりと、その場その場で子供が考え、学びを進めていきます。
     
    最後は紙芝居を見せてもらいました。
    「いなむらの火」です。
    村人の命を洪水から守るために稲むらに火をつけて知らせたという江戸時代の話です。
    真剣に見入っていました。
    感想や振り返りの発表も「私はこう考えた」「ぼくはこう感じた」と考えを堂々と述べていました。
     
    自分の命を大切にするとともに、仲間も大切にする。
    その価値を改めて見つめるよい機会でした。