「平家物語~敦盛の最期」・2年生

2025年12月3日
    「・・練貫に鶴縫うたる直垂に,萌黄匂の鎧着て,鍬形打つたる甲の緒締め,こがね作りの太刀をはき・・」と難しい言葉が並びます。2年生が国語科の授業で「平家物語~敦盛の最期」の学習に取り組んでいます。この教材文での学習は,「登場人物のものの見方や考え方に触れ,古典の世界を味わおう」という目的のようです。生徒たちは,教科書の下段に記されている「現代文」を参考にして,面白い場面や不思議に思うことなどをまとめています。タブレットの画面を見ると,「武士として敵を討つことと直美のように人の命を惜しく思ったり,人の死を嘆き悲しむ気持ち」について十分には理解できないことが記されていました。言葉も感情も難しい教材ですが,生徒たちの学習意欲の高さに感心しました。また,外国籍の生徒には,その生徒にあった言語で「平家物語」が訳された教材が準備されていることにも驚きました。