昭和24年ごろ,北浜中学校は校舎建設で大忙しだったようです。「北浜中学校」は設立されましたが,まだ校舎がない時代,北浜中学校の大先輩たちが歴史に残る大きな活躍をしたそうです。昭和23年の夏,北浜村役場に数名の中学生が「校舎新築の願い」を提出したそうです。まもなく始まった村会議でその「願い」が読み上げられ,議場には感銘の泣き声が広がったそうです。大人たちはすぐに行動に移り,その年の12月11日には敷地として決定した場所で「鍬入れ式」が行われたとのことです。この話は有名で,「浜北市史・通史下巻」に詳しく記されています。今,立派な校舎に立ってみて,その時の中学生の気持ちを想像してみるのも面白いですね。



