「2学期終業式」

2022年12月22日
    【校長先生の話】
     1年で一番長い学期2学期が終わりました。みなさんどんな2学期でしたか。
     2学期始業式の時にある元中学校の先生の言葉を紹介しました。覚えていますか。
    「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
    「目」は、人のよいところを見るために使おう
    「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう
    「手足」は、人を助けるために使おう
    「心」は、人の痛みがわかるために使おう
    紹介した五つの言葉は、「気づき」、「考え」、「行動する」この三つの言葉につながっているとお話しました。「口、目、耳、手足、心」を誰かのために使うことができましたか。
    私は、みなさんの学校での様子を見ていて、各学年、授業だけでなく校外学習や体験学習、林間学校や修学旅行等の行事を通して、思いやる気持ちや、最後までやり抜く気持ち、感謝する気持ちを学べていたように思います。
    3学期は、6年生にとっては、小学校生活最後の学期。5年生以下の学年は学年最後の学期となります。2学期身に付けた「思いやる気持ち」「最後までやり抜く気持ち」「感謝する気持ち」を生かして、友達との思い出をたくさん作ってください。
    さて、明日から冬休みです。世界ではどんな年末年始を過ごしているのか気になったので調べてみました。
    日本は、大晦日の零時頃になると除夜の鐘がなります。スペインでも同じように広場にある鐘がなります。ここで問題です。スペインの人たちはこの鐘の音に合わせて食べる果物があります。さてなんだと思いますか。それは、ブドウです。鐘の音に合わせて12粒ブドウを食べるそうです。それは、12か月間幸運であるようという思いがあるそうです。ブラジルでは、大晦日に花火が打ち上げられたり、海辺でカウントダウンをしたりと盛り上がるそうです。花火?海辺?日本は寒いのに?と思った人もいるかもしれませんが、ブラジルは、赤道より下にあるので現在真夏になります。豊かな財産を得られるようにコインに似たヒラマメと呼ぶ豆を食べるそうです。この豆と一緒に果物や豚肉も食べるそうです。お腹がいっぱいになりそうな縁起かつぎです。まだまだ日本と違った過ごし方をする国々があるので、興味のある人は調べてみてください。
    最後に、楽しい冬休みを過ごすために守って欲しいこととチャレンジして欲しいことがあります。
    守ってほしことです。
    ●けがなく、事故なく、楽しく過ごしましょう。
    ●早寝早起き三度の食事をしっかりとるなど健康に気を付けましょう。
    チャレンジして欲しいことです。
    ●家のお手伝いを自分からやりましょう。
    ●あいさつをしましょう。
    今お話しした、「守って欲しいこと」と「チャレンジして欲しいこと」を守って冬休みを過ごしてください。
    3学期元気よく登校するのを待っています。みなさん良いお年をお迎えください。