5年生が、ふるさと科の学習で「紙漉き体験」をしました。
例年、この活動は強風の中で行われましたが、今年は穏やかな天候の中実施できました。
例年、この活動は強風の中で行われましたが、今年は穏やかな天候の中実施できました。

まず、和紙の原材料や作り方について話を聞きました。
原材料は、「楮(こうぞ)」{三椏(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」。それらの皮を剥き、湯がいた後、ミキサーで細かくします。次に「トロロアオイ」を絞った液を混ぜます。今回は、指導してくださる講師の方に準備していただきました。
原材料は、「楮(こうぞ)」{三椏(みつまた)」「雁皮(がんぴ)」。それらの皮を剥き、湯がいた後、ミキサーで細かくします。次に「トロロアオイ」を絞った液を混ぜます。今回は、指導してくださる講師の方に準備していただきました。


木の枠を和紙を溶いた液の中に入れ、平らにしてすくいます。

枠を別の場所に移し、すだれの部分を枠から外します。あらかじめ印が付けられていたので、作業がスムーズに進みました。


すだれや枠の持ち方が難しく、慣れるまでは大変でした。


最後は、できるだけ早くすだれを動かします。ゆっくりやるとすだれに紙がついてしまい、上手に仕上がりません。


途中で、色付きの紙にするために染料を入れてかき混ぜました。鮮やかな赤い染料ですが、かみにすると淡いピンク色になりました。

ただいま、天日に干して乾燥中です。出来上がりが楽しみです。古くから行われてきた伝統的な活動を体験する貴重な日になりました。