2023年8月

  • 幼児教育保育課との合同開催による、「令和の保育・授業づくり研修Ⅳ【幼小連携】」を行いました。
    「幼児教育と小学校教育の円滑な連携」と題し、幼児教育保育課、指導課の指導主事による講話と、幼小混合のグループ協議を行う研修でした。
    参加者は、支援方法の工夫を紹介し合ったり、悩み解決に向けて質問をし合ったりと、熱心なグループ協議により、互いの理解を深めていました。
     
  • ファシリテーション能力向上研修【会議編】を行いました。
    常葉大学 久米 昭洋教授による演習を交えた講義でした。
    組織力の向上に向けて、学校現場において「職員室力」を高めていく必要性について御講義いただきました。
    また、グループ協議では、アライントモデルやオープンウィンドを使って課題を分析したり、クロスSWOT分析を活用し、課題解決のための具体的な実践について考察したりしました。研修者は、多くの対話を通して、自身や所属校の実態にもとづいたファシリテーションの在り方への理解を深めていました。
  • 8月9日(水)可美公園総合センターにて新規採用教職員研修を開催しました。今回は、小中教諭、養護教諭、事務職員、幼稚園教諭の全種別163名が参加しての研修となりました。午前は、日本パラリンピック協会委員長の河合純一氏を招いて、「一人ひとりの子供を輝かせる指導と障がいに対する見方・考え方」という演目で講話をいただきました。参加者は、福祉に対する広い見方や夢をもつことの意味について考えることができました。午後は、ダンスインストラクターのRisa氏を招き、ダンスを通した人間関係づくりの演習を行いました。グループのメンバーと意見を交わしながら、協力し合ってダンスの創作を行いました。子供たちの人間関係能力を高めていくためには、教職員自らが豊かな人間関係をつくる必要があります。そのことを再確認することができた研修でした。
     
  • 浜松学院大学現代コミュニケーション学部 横山 孝子教授より、「発達支援学級の授業づくり」と題して御講義いただきました。
    発達支援学級の授業づくりにおいて、将来につながる豊かな実践のために、各教科等の目標・内容を往還的に捉え、評価の蓄積をしていくことが、個別の指導計画に重要であることを、事例を交えながらお話くださいました。
    研修者は、発達支援学級の指導計画作成において、特に実生活に結び付いた実際的・具体的な学習が基本であることについて、理解を深めていました。

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