避難訓練

2024年7月9日
    6月26日(水)の昼休み。
    教頭から緊急放送が入りました。
    「これは訓練です。只今から臨時避難訓練を行います」
    「大きな地震が発生しました。それぞれの場所で身の安全を確保してください」
    子どもたちは、教室にいる子は机の下に、廊下にいる子は窓ガラスから離れて揺れが収まるのを待ちます。

    「揺れが収まりました。安全に気を付けて、全員、グランドに避難をしてください」
    放送を合図に、整然とグランドへの避難ができました。
    日差しが強い日だったのですが、心地よい風が吹いていてよかったです。
    クラス担任が点呼をし、全員の避難を確認。
    その後、集団下校に備えて地区別の集団への並び替えまでの訓練を行いました。

    防災担当教員からは、「教室以外で揺れに遭う場合もあります。地震直後は落下物も心配です。自分でも安全確認や、頭を守る行動をしましょう」と呼び掛けがありました。
    さらに、生活担当教員からは、「命を守る行動は、災害時だけではありません。登下校時など、自転車での並走など危ない状況はないでしょうか。今一度、ルールとマナーについて考え安全に行動してください」とのお話。
    通学路を車で通る地域の方々からも、『中学生が並進して危ない状況がある』と連絡をいただくことがあり、危機感をもってもらいたいと真剣に語りかけてくれました。

    20分あまりの訓練が終わり、教室へ帰った後、タブレットで今日の反省アンケートを記入しました。
    暑い日となりましたが、子供たちは真剣に取り組んでくれました。
    防災と交通安全。
    命の大切さについて、考える機会となりました。