感染症の予防

2024年6月24日
    3年2組の保健体育の保健の授業です。
    3年生では「健康な生活と病気の予防」という単元を学んでいます。
    これまでに、「①感染症の原因」で結核やインフルエンザなど細菌やウイルスなどの病原体による発病について、「②感染症の予防」で感染経路や免疫やリンパ、予防接種など体を守る仕組みについて学んできました。
    さらに「③性感染症の予防」で性的接触によるクラミジアや淋菌、梅毒などの性感染症とその予防について考えました。
    そして4時間目となるこの日のテーマは「エイズの予防」です。
    HIVという病原体が引き起こす免疫の病気。
    感染経路は、性的な接触や血液を介しての感染、母子感染に限られています。
    およそ10年ほどの潜伏期があり、発病すると身体の抵抗力が弱まり、がんや神経症状が現れます。
    性的接触やコンドームの使用など正しい知識を身に付けて予防する必要があります。
    また、授業ではエイズ患者や感染者に対する差別や偏見が大きな社会問題であるとして、そうした差別、偏見をどうしたら減らせるかについて考えました。
    自分たちの身体、そして周囲の人たちの生活を守るための大切な授業でした。
    子供たちも真剣に受け止めて考えていました。