南信州体験学習(2年)飯田まちづくりカンパニー

2022年10月11日
     ここは少しわかりにくい場所にあり、駐車場でバスを降りてからも少し歩くことになり、そのような困難を乗り越えての訪問となりました。お昼に「そらさんぽ」でメンバーの一人を見かけたので、感想を聞くと、にこにこして「とてもよかった。」と答えてくれました。その表情からも、この訪問の充実ぶりをうかがい知ることができました。では、その感想、振り返りを紹介します。

    「飯田まちづくりカンパニーに行った。飯田市周辺の歴史や建物、りんご並木のことや建物の再建の話など多くの有益な情報を教えてもらえた。だんだん飯田市に住む人の年齢が高くなり、若い人たちは都市に行ってしまったりして人口が減ってること。快適に暮らせるよう施設を充実させていること。マンションの需要が高いこと。コロナの影響もあって飲食店や商店が危機なこと。長野の自然が破壊されてしまうが、リニアによる経済の活性化がないとこのままでは危ういこと。思っていた以上に危機で、リニアの建設に反対だったが、考えを改めたいと思った。」

    「リニア開通には、メリットだけではなくデメリットもあることを学びました。また、まちづくりは住民の意見はもちろん、『この街をどんな街にしたいか』という思いが大切だと知りました。とても学びのあるお話を聞くことができました。」

    「飯田独特の裏界線などについて詳しく説明していただきました。また飯田の町中にも行き、歩きながら説明をしてくださり、わかりやすかったです。話の全てが刺激的で、とても有意義な時間を過ごすことができました。僕達のために時間をさいていただいた皆さん、本当にありがとうございました。とっっっっっっっっっっっっっても楽しく充実した2日間でした! この活動で学んだ事を、日常生活に活かして行きたいと思います。」

    「飯田ならではの街の特徴、例えば『裏界線』などの独特な文化や、飯田の歴史、例えば昔、大火事で街がなくなったことなどのことを教えてもらいました。また、私達より豊富な人生経験を生かして色々な視点で物事について考えていて、とてもいい経験になりました。そして、準備の段階で、考えていたビジョンよりも多くのことを教えてくださって、飯田のさらなる発展に御尽力されていて、その事業のことも入念に事細かく教えて下さいました。」

    アポイントメントの電話を掛けた時に、飯田市のことを熱く語ってくださった担当の方のことを思い出し、この日に訪問した生徒たちも、同じように感動したのだろう、と思いました。