2025年5月

  • 4月30日から、年少さんはお弁当を食べて午後まで保育になりました!初めてのお弁当はどうだったかな?

    慣らし保育も最終段階に入っています。登園後、すぐにお母さんお父さんが一旦帰宅いただいています。「洗濯してくるね!」お母さんの日常を知っている年少さんですから、この理由は「ダメ!」とは言えず、心細いですが我慢して「バイバイ」できています。一旦お別れできれば、後は仲良しのお友達と楽しく遊べています。室内でも戸外でも、みんな仲良く遊べるようになっている年少さんです。
    4月30日からはまた一段上のステップに入りました。お母さんのおにぎり弁当を食べて、午後まで生活します。小さなころは皆経験があると思いますが、食べることよりも遊び、好きな物は食べるけれど嫌いなものは食べない、全体にあまり食べない、食べられる物が限定されている…など、「食べること」について、心配されているお家の方も多くいます。担任も同じで、数日前からどんな昼食になるのか実はとても心配していました。ところが、初日、少し小さめのおにぎりを2個の家庭が多かったのですが、どの子もペロリと食べ終わり、「もっと食べたい!」と駄々をこねる子もいたくらいでした。
    5月連休後の予定では、5月7日から14:00降園。5月12日からは、通常の昼食を始める予定です。その週の木・金には、外注弁当も始まります。食は元気や健康のバロメーターでありますが、食べることが苦手な子も相当数いるのが現状で、小学校でのつまづきの一つにもなっています。家の食事でも、ご飯はもちろん野菜もお肉もバランスよく食べること、嫌いな物にも挑戦して少しずつ好き嫌いをなくしていくが大切です。食に関心や意欲がない子もいますが、是非親子で挑戦していってください。
  • 子供たちがとても楽しみにしている「生き物博士になろう①」を行いました!

    毎年、夏と秋の2回「生き物博士になろう」と題して、虫取り(飼う活動も含む)遊びを更に楽しめるよう、講師を招いています。今年も、元小学校の理科の校長先生で、現在「浜松こども館」の館長さんをされている原田益見先生をお招きして、子供たちに虫たちの不思議な生態や、捕まえ方や飼い方などをご指導いただき、虫取りなどの遊びを楽しめるようにしてきました。今回は、虫が苦手な子でも、何とか捕まえたり触ったりできる「ダンゴムシ」を中心に、お話していただきました。
    遊びの達人である原田先生は、コマ廻しも得意。今年も紐ゴマを空中に投げて浮いたコマを手のひらで回す技から入りました。子供たちからはもちろん大歓声!その後の「ダンゴムシの話」も夢中になって聞き入っていました。ヒト、ケモノ、トリ、サカナ以外の小さな生き物のことを「ムシ」と言うんだよ!確かに毒蛇の「マムシ」にもムシがついています。「でんでんむし」も同じですね。そんな虫の中でも、とても親しみやすく、捕まえやすく、飼うことも出来る「ダンゴムシ」が今回の中心でした。写真などをたくさん見せてくださって、体のつくりや食べ物、住んでいる場所、雄雌の見分け方などたくさん教えていただきました。
    ご自宅で捕まえてきてくださったダンゴムシも、園庭にいるダンゴムシも皆「オカダンゴムシ」という種類でした。背中の鎧は13個に分かれていること、足は左右7本ずつ14本あること、メスの背中には黄色い斑点があること、お腹側を見ると卵がついていることもあることなど、たくさん教えてもらいました。住んでいる場所や食べ物などを確認すると、どこで見つけられるかが分かります。説明を聞いた後は、日陰で湿った落ち葉の下や石の下などを中心にダンゴムシを探して捕まえ、観察することになりました。
    それぞれ、たくさんのダンゴムシを捕まえることができました。虫メガネ付きの透明カプセルを除くと、足の数も、背中の黄色い斑点も良く見えました。子供たちは夢中になって観察。原田先生も近くで解説してくれました。
    最後は、皆で集まって質問をしたり感想話したりしました。ダンゴムシは、5年くらい生きるものもいるそうです。木切れや落ち葉を敷き詰めて、教室で飼うんだとニコニコお話してくれた年長さん。逃がしてあげなきゃ可哀そう…と優しい気持ちの子もいました。これから夏を迎えると、昆虫もたくさん見つけられる豊岡幼稚園です。虫取りや飼育などの遊びを通して、小さな命を大切にしたり、生き物の生態に興味をもったりできるよう、遊びを広げていきたいと思います。今日は「自由参観の日」でしたので、お母さん方も一緒に参加してくれました。「家で飼いたい。」とお願いがあるかもしれません。どうぞ寛大な心でお許しください。(笑)

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