おはなし会も年中・年長は5回目となりました!子供たちは不思議なお話の世界が大好き。「おはなしてくてく」さん、ありがとうございました!
「素話(すばなし)」とは、絵本や昔話を紙芝居や絵本などの映像なしでお話すること。子供たちは紙芝居や絵本が大好きなのですが、場面・場面での話の展開が絵で見えるのでイメージしやすいのだと思います。ところが素話は、原則絵はありません。話し手の表情や話術で話が展開しますから、耳から聞いてストーリーをイメージできる聴く側の「聞き取る力」も必要です。年少さんは2回目のおはなし会。とても良い姿勢でお話を聞けたので先生方も話し手もびっくりしていました。今回も、「こどもかぜのこ」の手遊び、北欧の昔話「さんびきのやぎのがらがらどん」、パネルシアターで「どうしてしろいの」、最後に手遊び「だいこんづけ」で楽しみました。




年中さんは、手遊び歌「いっぷくたっぷく」、ウクライナの民話「てぶくろ」、ストーリーテリングから「いたずらこうさぎ」、最後に「こどもかぜのこ」の手遊びで楽しみました。







年長さんは、わらべ歌で「いっぴきちゅ」、ウィルバー作「番ねずみのヤカちゃん」、最後に手遊び歌「こどもかぜのこ」で楽しみました。「番ねずみヤカちゃん」は長編で、絵本だと70ページの長さ。ストーリー展開や繰り返しなどの面白さが分かる子は、その展開が近づいてくると「また来るぞ…」と予想して「ニヤリ」としちゃう子もいました。それでも、最後まで静かに座って聞ける年長さんを見ると大きくなったなあと感じました。





最後にそれぞれのクラスで1年間のお礼を言って1年間の「おはなし会」が終わりました。最後に手遊び歌「こどもかぜのこ」の歌詞は「こどもかぜの じじばばひのこ」なのですが、話し手さんが「じじばば」とは「じいじとばあばのことだよ」と説明した時、まさか園長先生の方を向いてクスッとした子はいませんでしたか?(笑)