2024年

  • 「遊びを科学する」…本年度、園の研究テーマの一つです!子供たちは遊びの天才とよく言いますが、子供たちにとっては遊びそのものが学習であり、目標でもあると感じています!

    3年保育になってどのくらいたつのでしょうか?私たちが小さなころに2年保育が主流だったのが3年になり、私立は3歳になれば年少の下として入れるようになり3年半保育とも言った時がありました。確かに3歳は排便や言葉にかなりの個人差があり、一人で遊ぶことが中心で、年中・年長の遊びとはまた少し違っているようにも感じます。まずは年少の遊びの様子をご覧ください。
    豊岡の年少さんは5人です。3月生まれの子と4月生まれの子は約1歳の違いがあります。この時期、3歳になったばかりの子と4歳になった子では、家庭環境や兄弟の環境等でも発達に差がみられるのは当たり前です。いつも仲良く、一緒に遊んでいますが、よく見るとひとり遊び、先生と子供の1対1の遊びが多いようです。年中さん年長さんの泥んこ遊びを見てみましょう。
    遊んでいるときの会話を再現すると、「ぼくはダムをつくりたい。」「私はお風呂…」などと言いながら、個々の遊びたい遊びは多少違っていても、折り合いをつけて、ダムや川づくりは何人かで協力してつくっていました。中には泥団子づくりを園長先生に教えてもらい、本当に球に近い団子をつくって、持ち帰って見せてあげたり、他の子の分もつくってあげて、ままごと遊びのミートボールになっていることもありました。「遊びを科学する」何か楽しそうな感じがしませんか?
  • 「おはなしてくてく」さんは、絵本の読み聞かせとは違う、話術と表情で不思議なお話の世界に子供たちを連れて行ってくれるグループです!昔話や手遊び、外国の民話やわらべ歌など、独特のリズムと話術で観る者・聞く者を引き込みます!

    豊岡幼稚園では、長期にわたり「おはなしてくてく」さんに「おはなし会」をお願いしています。「これは不思議なロウソクです。このロウソクに火をともすと、そこはもうお話の世界です!」と、キャンドルに火を灯して始まります。子供たちは、その時点で既にその不思議な雰囲気の中に引き込まれてしまうのです。年中さんの当番が、語り部のお二人を迎えに来てくれました。
    年中さんは、手遊び歌から「はながさいた」。そして、一羽の太った子ガモのお話で「世界でいちばんきれいな声」のお話。
    子猫、子犬、めうしと出会い真似をして歌うがうまくいかず、最後にお母さんがもの声を聞くと「世界でいちばんきれいな声!」と上手に歌える話。子供たちには自分もできるかも…と希望が湧くお話です。続いて「ふたりのあさごはん」のお話。月曜からけんいち君は目玉焼き、トマト…と食べますが、猫のみけやは、いつも「おかかごはん」…ここだけでも大笑い。顛末は調べてみてください。最後に「いちばちとまった」というわらべ歌。今度ハチが差す場所は…お鼻! おでこ! おしり! と変化が楽しかったですね。
    おはなし会の最後はロウソクを消すところ。その月のお誕生日の子が火を消すと、みんなは1つ願いことをしました。
    続いて年長さんのクラスでは、「ひとつひとつで」の手遊び歌。指一つと一つでは小さな音、だけど2つと2つ、3つと3つ…5つと5つだととても大きな音が出ました!わかっちゃいるけどなぜか楽しい手遊びです。次はグリム童話の「おおかみと7匹のこやぎ」。そしてわらべ歌で「ミルクをのむとぼくになる」。最後にもう一つ手遊び歌「なっとうなっとう」も楽しかったですね。
    年長さんも最後は誕生日の子がロウソクの日を消して…不思議なおはなしの世界は今回もとても素敵でしたね!
  • 6月「元気の日」のテーマは、「はをしっかりみがこう」です!昨年度から園での「歯磨き指導」を再開しています!

    コロナ禍では、歯磨きのブラッシングで飛ぶ飛沫からの感染を防止するため、園や学校では歯磨き指導を行っていませんでした。昨年度感染症5類に移行したところから、本園では再開しています。最近の情報では、手術を要するような大きな病気にかかった方もまずは歯や口腔内の治療を先に行ってから、患部の治療に入るのだそうです。それだけ、口腔内の病気は、体全体にかかわるということだと思います。各担任の先生から、歯の健康の大切さや歯磨きの習慣化などのお話がありました。
    幼稚園では、年中・年長は昼食後にブラッシング指導をしています。家で習慣づいている子は、手際も磨き方も上手。それでも、その人によって、苦手な方向や利き手による磨き残しなどもあり、小学校ではテスターによって磨き残しを染め出して、下手な部位や苦手傾向などを確認している学校もあります。まずは、食後、「歯磨きしないと何だか気持ちが悪い」と感じられるよう、食後のブラッシングが習慣づくとよいですね。ご家庭では、どのようにしつけていらっしゃいますか?
    年少さんは、食後の「ブクブクうがい」を行っています。今後歯ブラシを使っての歯磨きにも挑戦予定です。口腔内の衛生が着目されています。一生使うことができる丈夫な歯は、小さなころからの歯磨き習慣からと思って、ご家庭でも意識付けをお願いします。
  • 園内に赤土の畑ができて3回目の「つるさし」を行いました!サツマイモは豊作が続いています。今年も収穫期が楽しみですね!

    3年前までは園内に畑はありませんでした。花壇の一部に野菜を植えたり、大きなプランターで育てたり…と、園内ではなかなか難しい畑作を行っていました。長年サツマイモは、在園児の祖父母宅で畑をお借りして(というよりお世話までお願いして…)、遠路歩いて畑に行き、収穫体験を行っていました。赤土の畑は、開拓農協さんのご協力を得て、地域の赤土を頂いてつくりました。やはり、つるさしをして、毎日水をやって、つるが伸び、つるを切って収穫。そして焼き芋やみそ汁の具にしていただく…。園内でこんな経験ができるようになりました。豊岡幼稚園では、このような栽培活動を大切にし、いきものを大切にする心や、食べ物を有難くいただく自然への畏敬の念などを大切にしています。

    まず始めに「つるさし」のやり方をみんなで聞きました。今年のサツマイモは何と3種類。最もポピュラーな「紅アズマ」、蒸しても焼いても甘くて美味しい「紅ハルカ」、そして干し芋に最適な「ニンジン芋(種むすめ)」の3種類。合計で80のつるをさしました。
    初めての「つるさし」をした年少さん。水もたっぷりとあげました。雨が続いていたので、赤土はあまり入らないほうが良い状態。それぞれ一本つるを差し、あとは先生方が差してくれ、全員で「大きくなーれ!大きくなーれ」と魔法のパワーを送りました。周りの野菜たちもぐんぐん大きなっています。秋9月の収穫が楽しみですね!
  • 先週は25℃を超える夏日を記録しました!泥んこ山や砂場での水遊び、色水遊びなどの外遊びが楽しい季節になりました!

    最初にお詫びを申し上げます。幼稚園では服を汚すことは推奨しておりません。お宅のお子さんが泥んこのお風呂に入りたがっているのです!(笑) というのは冗談ですが、今年もそのシーズンが始まってしまいました。園庭に入れている「さば土」は土と砂の目がそろっていて泥んこ遊びに最適です。ところがすごく茶色いので、園でも軽く水洗いして泥んこ袋の中に入れて返しているのですが、お母さんの洗濯がさぞ大変だろうと思っています。今日は「ヤンチャな外遊びの様子」をご紹介します。
    「今年の泥んこ山いつもよりも大きくない?」あるお母さん気づかれました。実は、園がお世話になっている近隣の庭屋さんから、少しいただいて大きい山にしてあります。園長先生が耕運機を入れてくれるので、土山はふかふか。大きな穴やダムを造って水を入れるとお風呂の出来上がり。更に暑くなってくる6月7月は、もっと激しい遊びになることは間違いありません。お母さん方お覚悟を!!(笑)
  • 交通教室を行いました!4月5月は子供の事故が多い時期です。特に小学校1・2年生が多いそう。幼稚園は親子での登降園ですから、おうちの方々にも勉強していただきました!

    市内の小学生が巻き込まれる痛ましい交通事故が発生し、浜松市は厳戒態勢です!先生の話を真剣に聞き、まじめに練習に取り組む幼児期の指導はとても大切だと感じています。今回から区の再編により、浜松中央警察署の交通安全指導員さんによる教室。大変分かりやすく、子供たち目線の講話を聴くことができました。

    道路の歩き方についてとても分かりやすく説明がありました。曲がってくる自動車が前からも後ろからもあることがよく分かりましたね。遊戯室の中でみんなで歩く練習。今までは意味が分からずにやっていた子もいたかもせんが、今日の説明でなぜ後ろを確認するのか、車のウインカーで動きが分かることなども知ることができました。
    次は、実際に道路を歩いての練習です。いつもと反対のルートで年中親子、年長子供同士、年少親子の順で出発しました。前の組とはかなり距離が離れているので、緊張感もたっぷり。年長さんは、子供だけでかなり長い距離を歩いたので、自信になったようです。
    部屋に戻ると、もう一度指導員さんからお話があり、続いて交通ボランティアの中村さんからもお話がありました。続いて参加した保護者の皆さんにもご指導いただきました。子供たちの目線はとても低いので、雑草が生えるだけでも視界が狭くなっていることもある…とのお話は、なるほどと思いました。親子で登降園する際も是非、親子で確認しながら交通安全の励行にお努めください。
  • 「午後2時ごろから警報級の大雨」との情報が市から届き、小学校と同じ時間での降園としました!「引き取り訓練」と同じような安全な降園ができました!ご協力ありがとうございました。

    沖縄、九州、四国、東海…と次々に雨雲が線状になって通過する「線状降水帯」が留まり、大雨になるとの情報。小学校の校長先生と相談して、大雨の中での降園を避け、13時降園で引き取り訓練を実施しました。さくらメールの受信・開封も素早く、大変スムースな引き取りが実施できました。
    朝から強い雨が降ったりやんだりの天気でしたが、子供たちは遊戯室や保育室で、楽しく遊びました。サーキット遊びやじゃんけん列車など、みんなで行う遊びがとても楽しそうでした。
    お母さんの美味しいおにぎり弁当を食べると、カッパを着て2階の部屋の年中・長さんは1階の部屋へ移動。引き渡しの時間まで担任の先生が絵本を読んでくれました。そして13時から引き取り・降園を開始。おうちの方がテラスへ迎えに来てくれ、部屋の非常扉から引き渡しをしました。皆、雨が強くなる前に帰ることができて本当に良かったです。急な変更にも関わらず、安全な降園にご協力くださった保護者の皆さまありがとうございました。
    災害時の本番が起きてはいけませんが、万が一の時には昨日のようにお子さんをお宅にお返ししますのでよろしくお願いしたします。
  • 5月の元気っこ集会を行いました!年少さんも初めて参加。年少から年長までの縦割りの活動にも力を入れていきたいと思います!

    天気の良い日は、園庭の芝生広場の緑が眩しいほどになってきました。5月の元気っ子集会は芝生広場で…。皆で集まって「ともだちできちゃった」の踊りをやりました。三園交流の際にみんなで行う楽しい踊りで、豊岡幼稚園みんなで輪をつくるととても大きい輪ができました。楽しかったですね♪
    元気っ子集会の後は、それぞれの学年で外遊びを楽しみました。もちろん1番人気は泥んこ遊び。ふかふかの泥んこ山や砂場や遊具で力いっぱい遊びました。
  • 幼稚園の教育要領には、「言葉」という領域があります。遊び中心の保育の中でも、自分の思いを相手に話したり、皆で話し合ったりする活動を通して、間違いなくコミュニケーション能力や社会性が培われています。幼稚園では、座学として「ひらがな」を教えたり練習したりする活動はしておりませんが、「自分で絵本を読みたい子」や「ごっこ遊びの看板をつくりたい子」中には、「お友達に手紙を書きたい子」もいます。幼稚園では近年、年長さんは運動会の時のTシャツや旗などの道具に自分の名前をひらがなで書いています。
    突然、恐竜の被り物を着けた園長先生が登場。「グオー!ガオ!ガオ!」と何かを言いたげ…。「何言っているか分からない!」と子供たち。次は、槍をもった原始人が、「オー!オウオウ、オ、オ、イー!」と原始語で…。「分からなーい!」と子供たち。次は英語で「ペラペラペラ…」「それも分からなーい!」。言葉はこうして生まれたのですよ。言葉や文字があると、相手に言いたいことを伝えられるんだねと導入がありました。園長先生は真剣でしたが、子供たちは大笑いでした。
    昨年度までは「君子先生のわくわくタイム」として言葉に関する興味付けや、言葉集め、名前を書く…などの活動をしていました。本年度は園長先生が年間5回のプログラムを「GoGoタイム」としてやることになり、先日1回目が行われました。遊びにこだわる園長先生は、子供たちの身の回りにある物の名前カードを約100枚用意。年長7組のペアをつくり、先生方と友達の名札の文字をたよりに何とか読んで、園舎の中にあるその物を見つけて貼ってくる活動をしました。中には平仮名を読める子もいましたが、「ゆきこ先生の「ゆ」だね!」などと分析し、一生懸命読んで、探して、歩き回って、物の所に張り付ける遊びを夢中になってやりました。
    子供たちは物探しが面白くて、園舎中を歩き回って貼り付けに行きました。全部で100枚くらいあったのですから、単純に1ペア10回くらい読んで探し行ったはずです。全部張り付けた後は、みんなで正しい所に貼ってあるか確認に行きました。
    園長先生の仕掛けにより、園舎中に平仮名で物の名前が貼ってあります。子供たちが毎日目にすることになるので、物と平仮名が映像として残るだろうというのです。確かに…。「あか」や「あお」の平仮名が示され、物でないものにも読み方があることも教えてくれました。また、パントマイムで動作にも言い方があることも分かりました。最後は、ベランダから園庭を見ると、何と園庭に巨大な字で「とよおか」と書いてありました。6月は外に出て文字で遊ぶそうです。楽しみだね♪
  • 本年度で3回目となる「おひさまの日(兼子ファームでの収穫体験)」に行ってきました!進級したばかりの子供たちにとって約50分の歩きはハードでしたが、安全にしかも楽しく行ってくることができました!お忙しい中、優しく対応してくださる兼子さんには感謝・感謝です。

    三方原台地のこのシーズンは、特産のジャガイモの収穫に忙しい時期です。その忙しい中、今年も子供たちのために収穫体験をさせていただき本当にありがとうございます。誕生日会に参加いただいたお母さん先生と一緒に園を出発!途中、豊岡公民館で休憩し水分補給。子供たちはブルーシートに一斉に座り込んでいました。確かに疲れますよね!
    兼子ファームさんに到着すると、駐車場に新品のトラクターが…。収穫体験が始まる前にトラクターに乗せていただけることになり、全員記念写真を撮らせてもらいました。兼子さんから、ジャガイモの種類や天気と作物の成長の様子などについてお話を聞き、さっそく畑へ…。何とさっき乗った新しいトラクターがジャガイモを掘っていきました。後ろではジャガイモがコロコロ転がってどんどん土の上に出てくるのがとても面白かったようです。
    兼子さんのご配慮で、今年は子供たちに手掘りで収穫させていただきました。大きいのから小さいのまでゴロゴロと次々と出てくる出てくる!芋ほりを十分楽しむことができました。おまけに1人4個ずつお土産にいただくことができ大満足でした。
    帰りの準備をしながら、兼子さんから畑仕事のお話を聞き、お礼を言って帰路につきました。さすがに疲れている子が多く心配しましたが、帰る途中で「水分チャージタブレット」をもらったら元気復活!12時を少し超えてしまいましたが元気に戻ってくることができました。お昼には、太田先生が小さなコロコロジャガイモを蒸してくれました。美味しくて美味しくておかわり続出!大満足なおひさまの日となりました。兼子さんはもちろん、ご協力いただいたお誕生児の母さん先生方もありがとうございました。

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