•  本日をもって、夏季保育の前半が終了しました。今日も、異なる学年の子が入り交じって、夢中になって遊んでいる様子が見られました。額にうっすら汗をかいている子もいます。もちろん、野菜の収穫もしました。
     遊んだ後はお片付け。最終日ということでいつもより、しっかりと片付けをしました。
     片付けの後は、読み聞かせタイム。みんな先生の近くに集まり、聴き入っていました。
     この後はプール、昼食、お昼寝です。充実した生活を送れましたね。
  • あー夏休み

    2025年8月6日
       夏の前半の預かり保育もあとわずかです。
       預かり保育では、午前中に小さなプールに入っています。そら組さんの子が、目を開けて顔を水につけます。ばら組さん、うさぎ組さんも上級生の真似をして目を開けて潜り始めます。
       お目面パッチリ、笑顔でパシャ!
       泳いで、昼食をいただくと涼しいお部屋でお昼寝タイム。
       「♪あー夏休み チョイト泳ぎ疲れ cool baby♪」
    • ハーモニカの魅力

      2025年8月5日
         他の幼稚園の職員が来園すると、「どうして園庭の草が伸びてないの?」と言います。実は、地域の方が毎週のように刈って下さています。その方は、かつてPTA会長をされていた方で、今もなお、園児たちの健やかな成長を気に掛けてくださっています。
         その方が、今日はハーモニカの演奏に来てくださいました。もちろん園児たちはその方の名前を知っていて、大歓迎です。
         「チューリップ」「カエルの合唱」「大きな栗の木の下で」「きらきら星」などの唱歌を10曲ほど披露してくださり、園児たちもハーモニカに合わせて歌いました。
         その後、「星影のワルツ」「北国の春」など、ハーモニカの音色に合う昭和の名曲も演奏してくださいました。最後は、園児たちのリクエストに応え、即興で吹いてくださいました。
         ハーモニカの音色に魅了されたのか、演奏後にハーモニカに集まって、まじまじと実物をのぞき込んでいました。「ハーモニカ買ってもらおう!」と言っている園児もいました。
      • 秋の風物と言えば

        2025年8月4日
           夏真っ盛りの最中に変な質問ですが、「秋と言えば何」を思い浮かべますか?夕暮れ時、秋の虫たちの声がすると、秋が近づいたなぁと感じることがあります。
           すでに今年も鈴虫が鳴き出しているようで、蝉時雨の中、浜松在住の方が「鈴虫」を持って来てくださいました。
           そして、夏の預かり保育に来ている園児たちに鈴虫について教えてくださいました。園児たちはしっかりとお話を聞いています。
           「オスとメスはどう違うの?」「どうやって鳴くの?」「なぜ鈴虫は鳴くの?」「何を食べるの?」などなど園児からは多くに質問が出されました。
           いただいた鈴虫を、園児たちは食い入るように見ていました。エアコンをかけているせいか、鈴虫にとって適温のようで、昼でも鳴いています。
           鈴虫を届けてくださったお二人、ありがとうございました。
        • 新聞に載ったよ

          2025年8月2日
             8月1日の「静岡新聞」を広げると、なんと豊西幼稚園の園児3人が写っているではありませんか!これはJAとぴあ浜松さんが開催した、子供たちの「はじめてのおつかい」をサポートするイベントの様子です。
             このイベントに参加した3名の園児は、とても楽しかったようで、写真の表情もとても生き生きとしています。こうして、夏休みの間にも、学習しています。
             貴重な学びの機会を与えてくださった「JAとぴあ浜松」さん、それを紹介してくださった「静岡新聞」さん、ありがとうございました。
          •  ばら組さんの4月を写真で振り返ります。
             個性豊かな(?)ばら組さんは、始業式後のクラス写真撮影でなかなか並んでくれません。シャッターを切ろうとしても、カメラを見なかったり、変顔したりと思い思いの行動をします。
             始業式翌日には、桜の花を見に、散策に出掛けました。
             製作では、のりや粘土、はさみ、絵の具など様々な道具を使って、自分の思いを表現します。ここでも、個性あふれる作品が次々と生み出されました。
             屋外でも、楽しく遊びながら、体を動かしています。色水やタマネギの収穫などもしました。ばら組さんの特徴は、生き物が大好きなところです。
             室内遊びでも、自分のやりたいことに積極的に取り組めてきました。
             最初に、「個性豊かな(?)」と述べましたが、一人一人のもっているパワーが大きく表れているということでもあります。そして、写真撮影に時間のかかったばら組さんですが、徐々に周りのことを考えて行動できるようになってきます。1学期に大きく成長したばら組さんの様子は、またお伝えします!
          •  夏休み中なので、「豊西ギャラリー」として、1学期の様子を写真で不定期に振り返っていきたいと思います。今回は、うさぎ組さんの4月の様子です。

             入園式では、お話をしっかり聴くことができ、写真撮影も静かに素早く並んで「はいポーズ」。お利口さんの予感が漂いました。
             保育園に通っていた子も多いせいか、身支度や帰りの準備なども早く、順調に園の生活に順応しました。室内遊びも屋外の遊びも楽しそうで、どんどん笑顔が増えました。
             最後は誕生会の様子。たった3か月ほど前の写真ですが、誕生月の子だけでなくみんなの顔も、今と比べるととても幼く見えますね。それだけ成長しています。
          • 秋来ぬと

            2025年7月29日
              秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる 藤原敏行(古今集)

               二十四節気の「大暑」(7月22日)を過ぎても、暑い日が続いています。本日も、全国的に記録的猛暑の予報です。雨も降っていないので、雨蛙もキュウリの陰で一休み。動こうともしません。
               それでも、園児たちは今日も元気に野菜に収穫をし、ナスやオクラピーマンなども持って、報告に来てくれました。
               暑い盛り、園庭の花壇では、日日草やポーチュラカ、ジニアなどが咲き乱れています。しかし、夏を象徴する花「向日葵」は、そろそろ終わり。送り迎えをする保護者の皆さんも、「ミニ向日葵がかわいい」とよくおっしゃっていましたが、花が付かなくなってきました。
               園庭の片隅に目をやると、秋の花が一輪咲いているではありませんか!秋の花と言えば、さだまさし作詞作曲のあの曲。
               「♪淡紅の秋桜が秋の日の さりげない陽溜りに揺れている♪」
               冒頭の藤原敏行の名歌のように、「目にはさやかに見えない」けれど、確実に秋に近づいています。暦の上では、『立秋』は8月7日です。
               
               
            • されど「水やり」

              2025年7月28日
                 今日も元気に、預かり保育の園児たちが活動しています。先週「規則正しい生活」について記述させていただきましたが、大切な活動はルーティーンのように確実に行われます。例えば、水やりです。朝の涼しい時間や夕方に行っています。野菜などの植物の栽培にとって、「水やり」は最も大切です。
                 年少さんが葉っぱの上から水を掛けていると、年長さんが根にかかるように水をまいた方がいいとアドバイスします。
                 園だよりに紹介した『星の王子さま』の中で、王子さまは薔薇に水をやります。きつねは、『きみがきみだけの薔薇に使った時間が、君の薔薇をあんなにも大切にするんだよ』と教えてくれます。たかが「水やり」ですが、時間をかけ大切にしたものは、自分にとって特別なものになっていきます。『星の王子さま』は、『おれはおれの薔薇に対する責任がある…』と言葉を繰り返すようになります。

                 さて、水やりだけでなく、野菜の収穫も行います。今日は、キュウリがたくさん採れました。
              • 古池や蛙飛びこむ水の音  松尾芭蕉

                 メダカビオトープの睡蓮がまた咲いています。                                                                               
                 1枚目の写真をよく見ると、左下に蛙が写っています。このビオトープによく現れるカエルです。
                 冒頭の「古池や蛙飛びこむ水の音」という俳諧は、芭蕉に作品の中で最も有名なものの1つと言えるでしょう。
                 日本文化が外国にも広がり、俳句も親しまれるようになっています。ただ、この句を外国の方が翻訳すると、多くの方が「flogs」と蛙を複数形にするそうです。つまり、多くの外国の方は何匹もカエルが飛び込むことをイメージするようです。では日本人はどうでしょうか。カエルは1匹だと考える人が多いのではないでしょうか。「侘び、寂び」の文化と言えるかもしれません。日本人特有のこうした感性を大切にし、なおかつ他者の感性も尊重できる人になってほしいと思います。
                 
                 さて、メダカビオトープに現れるカエルも、やはり1匹です。いつも、小学校のプールサイドから「ポチャン」と飛び込みます。プールではなく、必ずメダカビオトープに飛び込みます。園庭の遠くに逃がしても、次の日現れます。居心地の良いところを本能的にわかっているのでしょう。