•  7月は、面談があって、降園時間が早まったり、夏休みに入ったりして、園児が在園している時間は長くはありませんでした。でも、うさぎ組さんは、とても「活動的」な時間を過ごすことができました。
     外遊びでは、指絵の具やプールで暑さを吹き飛ばすエネルギッシュな遊びが見られました。教室の窓まで絵の具を塗る姿を見て、ベテラン教員も「ガラス窓まで絵の具を塗りたくる活発な年少さんを見るのは初めて!」と驚いていました。
     
     カレーパーティでは、年長さんと保護者がつくったカレーを美味しそうに食べていました。お代わりをする園児が多く、年中さんよりも早くカレーがなくなって、ルーを追加してもらっていました。本当に活動的です。
     「七夕会」では、笹へ願いごとを取り付ける活動に、保護者の皆さんにも御協力いただきました。ありがとうございました。自分のことだけでなく、家族のことをお願いする子も多くいましたね。
     「夏まつり」は、本当に楽しそうでした。盆踊りも全員踊りました。4月5月のころは、ダンスが苦手で消極的な子もいましたが、ダンス好きな園児の影響を受けて、今ではみんな踊るようになってきました。
     夏野菜を使った製作。7月になって、全員が製作にも前向きになっています。
     担任の先生との信頼関係も深まり、とても良い幼稚園生活のスタートとなった1学期と言えるのではないでしょうか。
  •  6月は、そら組さんが一段と成長した月でした。保護者の方から、「今年の年長さんは幼いような…」という声も聞かれましたが、そんな心配はいりません。順調に成長しています。4月のころの写真と比べてみても、成長が感じられます。
     外遊びでは、しっぽ取りなどで体を動かしました。外での泡や花を使った遊びにも夢中になって取り組みました。
     どろんこ遊びやプールも始まり、ダイナミックな活動が見られました。
     プール開きの前にはプール清掃もしました。例年、プールには蛙がいるのですが、今年は一匹もいませんでした。代わりにいたのは、「アメンボウ」。亜綿棒を知らずに、「アマエンボウ」だと思っている園児もいました。アメンボウはどこから来るのか、何を食べるのかみんなで調べました。
     生き物が好きな年長さん。ツマグロヒョウモンを羽化させて、外に放したりもしました。
     また、野菜やプラムの収穫も行いました。こうした活動をとおして、自然の営みや食べ物の大切さ、命のつながりなどを学んでいます。
     製作では、感性が鋭くなってきて、より細かな作品にしようと集中している子が増えてきました。
     一番成長が感じられたのは、「ごっこ遊び」です。年中さんや年少さんに、自分たちの取組を少しずつ説明できるようになってきました。
     交通教室は、園児よりも、むしろ保護者が留意したい内容でしたね。子供の事故は親の教育と注意力で防いでいく必要があります。
     また「あそぼーる」など地域の方との触れ合いも、園児の成長につながっています。
     
     6月には、転入生がいました。約一月の交流でしたが、教室に新たな風が吹きました。それは、とても良い風でした。
  •  ばら組さんの特長は、どの園児にも「居場所」があるということでしょう。担任の優しさを前面に出した保育に、園児の表情も和らいでいます。
     6月からとても暑い日が続いたので、屋外では水遊びやどろんこ遊びを楽しみました。
     屋内では、まさに「居場所」づくりとして、家をつくる園児がたくさんいました。表情が和やかです。
     生き物が好きで、ダンゴムシだけでなく、ザリガニやカタツムリのおうちを作ったり、クワガタを捕まえたりしました。特にカタツムリは、「ノンちゃん」「ツムリンちゃん」と名付けて世話をしていました。
     サツマイモのつるさしやキュウリの栽培にも興味をもって取り組みました。できたキュウリはみんなで食べ、キュウリ好きが増えました。
     「あそボール」での地域の方とのふれあいや交通教室等もありましたね。
     もちろんばら組さんも「虫歯0!」素晴らしい!
  •  うさぎ組さんの6月を一言で表すと、「笑顔」でしょうか。幼稚園の生活にも慣れ、子供たちの笑顔がさらに増えてきました。担任のエネルギッシュな保育に、子供たちも応えています。梅雨入り後に雨の降る日が少なく、屋外での遊びで特に笑顔が見られました。
     雨は少なかったけれど、今年は6月から猛暑で、室内遊びの時間もたくさんありました。製作では、粘土など新しい素材を扱ったり、はさみを使ったり、新たな知識や技能を身に付けていきます。
     6月13日からはプールに入りました。
     歯科検診では、なんと虫歯0!年少さんだけでなく、幼稚園全体で虫歯0です!これは保護者の皆様の子育てのたまものです。豊西幼稚園の保護者の方々が、日頃から子供を大切に育てている証だと感じています。
  •  最上級生となったそら組さんですが、4月はまだそのような雰囲気はあまり見られませんでした。しかし、5月に入って少しずつ成長して、「らしく」なってきました。
     まず、家族遠足がありました。体を動かすことが好きなそら組さん。しっぽ取りなどで、家族と触れ合う姿が印象的でした。遠足後の絵画製作でも、みんな家族との思い出を表現していました。
     元気集会で教わった逆上がりにも、どんどんチャレンジします。一人が連続逆上がりができると、その他の園児も刺激を受けて練習します。その他、屋外遊びではトンネルを作ったり、体を動かしたり元気いっぱいです。
     そら組さんの成長の姿から、家族の愛情の深さがひしひしと伝わって来ます。そら組さんの保護者の皆様の園に対する御協力にいつも感謝しています。
     「じゃがいも掘り」では、年中さんペアを組んで、芋を掘ったり数えたりして、学びをリードしました。
     そして、実際に食べたり、絵画の製作をしたりしました。
     そら組さんの成長が顕著にみられたのは、室内での「ごっこ遊び」です。詳しく観察したり、調べたり、試行錯誤して作り直したり、より実物に近いものを工夫して作ろうと、「こだわり」を見せ始めました。
     外遊びでも、いろんなものに興味をもち、じっくり観察する姿が見られました。好奇心が旺盛です。
     5月には、いろいろな健診もありましたが、年長さんらしく落ち着いて受診でき、結果も良好でした。
  • 向日葵

    2025年8月19日
      向日葵に 天よりあつき 光来る 橋本多佳子
      向日葵に 天よりも地の 夕焼くる 山口誓子
       
       本日は、「俳句の日」ということで、向日葵を季語とした名句から。
       誰もいない豊西幼稚園ですが、年長さんが植えた向日葵が咲き誇っています。とてもきれいに咲いていますが、始業式まではもたないじゃもしれないのが残念です。
       猛暑の続く毎日ですが、相変わらず園庭はきれいに保たれています。これは、以前にも紹介しましたが、地域の方が休日に草刈りをしてくれているからです。とてもありがたいことです。
       裏庭も御覧のとおり。地域の力に感謝する毎日です。
    •  4月に「個性豊かなばら組さん」と書きましたが、学級に調和があり、室内でも屋外でもみんな誰かと関わり、やりがいをもって遊んでいます。
       そのばら組さんが大きく成長したのは、「親子遠足」からの学びが大きいように感じます。「親子遠足」では十湖池で、自然に触れたり、ザリガニ釣りをしたりしました。ザリガニ釣りは、保護者の方も夢中になっていましたね。
       十湖池で感じた「自然の魅力」や「家族の大切さ」を製作で表現しました。屋外の水遊びやどろんこ遊びでも「十小池」を意識して、中にはどろんこに飛び込む子も。
       こうしたつながりのある遊びの中で、知恵や好奇心を育んでいます。ばら組さんは特に生き物に関心が高く、初夏の生き物を採集したり、おうちを作って飼ったりして、よく観察しています。
       みんなで植えたキュウリはすくすく大きくなり、たくさん収穫できました。
       「じゃがいも掘り」はそら組さんとペアになって、じゃがいものことを教わりながら活動しました。数を数えたり、重さを比べたり数量的な学びもありました。実際にじゃがいもを味わい、絵の製作もしました。
       教育実習の保育でも成長が見られました。みんな教育実習の先生が大好きです。生き物バスケットをするときに、なかなか椅子を円く並べられず、話し合いが始まりました。みんなで意見を出し合う姿が感動的でした。
    •  世間では「五月病」なるものがあるようですが、5月になっても不適応を起こす園児はいない様子で、むしろ園に慣れて表情が明るくなっています。園全体に言えることですが、お休みする子が極めて少なく、欠席0の日が多く続きました。
       5月には、親子遠足がありました。
       午後降園となり、「お弁当」が始まりました。準備や片付けが早いのが、うさぎ組さんの特長です。食欲も旺盛でたくましさを感じます。 
       屋外では、色水や砂場遊びを楽しみました。みんないい表情です。 
       室内遊びでは、「お医者さんごっこ」のような、基本的な「ごっこ遊び」が始まります。キャリア教育の萌芽とも言えます。
       ダンスは好きなこと嫌いな子がはっきりしていますが、担任の先生に合わせて全員が躍るようになってきました。運動会が楽しみです。お話をしっかり聴けるようになってきました。
    •  豊西幼稚園には、「預かり保育」があります。「預かり保育がある」ということが、この園を選ぶ理由の1つでしょう。おかげで、一定数の園児が入園しているため、様々な活動を行うことができています。
       預かり保育の説明会でも述べましたが、家庭の安定が子供の心身の安定につながります。預かり保育が、園児の健やかな成長につながるように配慮していきたいと思います。
       とは言っても、みんなが降園するときに「こあらのおうち」に行く園児の中には、寂しくて涙ぐむ子も。ただ、「こあらのおうち」では、異年齢で遊ぶので、年長さんがリーダーシップを見せ始めます。写真は「だるまさんがころんだ」をしている様子です。とても楽しく遊んでいます。
       自然に触れ合う機会も多く、次の写真はビオラにいた蝶の幼虫や蛹を観察している様子です。
       ダンゴムシやテントウムシの採集もしています。豊西の園児は、生き物が大好きです。
       「コアラ」はお腹に袋を持つ有袋類の生き物です。豊西の「こあらのおうち」も(もちろん親の代わりにはなれませんが)、安らぎのある空間にしたいと思っています。
    •  少しおとなしいイメージのそら組さんですが、みんなお話がきちんと聞ける集団です。始業式後の集合写真も最上級生になったせいか、少しはにかんだ子もいる中、ハイチーズ。
       体を動かすことや生き物が好きで、屋外遊びでは、とても生き生きと活動していました。「色水」や「しっぽ取り」も積極的に取り組みました。おとなしめのイメージと書きましたが、すごいパワーを持っています。
       製作では、「さくら」や「こいのぼり」などを、友達と一緒に協働して作り上げました。参観会でこいのぼりを掲げた時の、達成感に満ちた笑顔は忘れられません。
       室内遊びでは、卒園した先輩たちが取り組んでいた「ごっこ遊び」に挑戦します。やってみたいと思っていた「ごっこ遊び」も、やってみると試行錯誤の連続。遊びを通して、成長していきました。「ごっこ遊び」にばら組さんやうさぎ組さんを招待し、少しずつ年長らしいふるまいができるようになってきました。4月の終わりには、仲間と話し合う機会も増えました。