• 大地の恵み

    2026年6月5日
       延期になっていた「サツマイモのつるさし」を本日行いました。そら組さんとばら組さんがペアになって、近隣の米山さんに御協力いただいている「なかよし畑」に向かいました。
       米山さんの御指導のもと、一人一人がつるさしをしました。
       自分が植えたサツマイモのつるに水を撒いて、「大きくなーれ!」のおまじないをしました。
       米山さんが収穫した「冬瓜」をもたせていただきました。その重さや手触りにみんな驚いていました。大地の恵み、自然の豊かさを感じる一日となりました。最後にお礼を言って、「なかよし畑」を後にしました。収穫が楽しみです。
    • 雨の日は

      2026年6月4日
         台風の影響もあり、梅雨入りしたのか、していないのかもわからないのに、雨が降り続きます。今年度、雨の日は、遊戯室で3学年が集まって、リズム遊びをしています。そら組さんの動きに触発され、小さい組の園児たちもいろいろな技にチャレンジします。異学年で学び合う姿があります。
         夏祭りに踊る「音頭」も練習を始めました。そら組さんが見本を見せますが、年長さんらしくなってきました。
      •  本日は休園なので、5月の保育の様子を紹介します。「夢をはぐくむ園づくり推進協議会」でも話題になった、「どろんこ遊び」の様子です。そら組さんの楽しそうな表情を御覧ください。
         翌日登園した、そら組のある男の子が、硬くなった地面を見て、
        「あれ?水がなくなって、地面が固くなったよ。地面が水を回収したのかなぁ?
        それを聞いた職員が、
        「『回収』なんて難しい言葉をよく知っているね!地面に水がしみ込んだっていうことかな?
        と言うと、園児はそうだ!と言わんばかりのすっきりした表情で、
        先生、正解!」と声をあげました。 
         
         『粉雪』や『3月9日』などのヒット曲で知られる「レミオロメン」というバンドがあります。作詞作曲を担当するボーカルの藤巻さんは、『藤巻亮太の旅是好日』というネット記事に、「言葉」について次のように語っています。

         私も詩を書く時は感情と言葉について真剣に悩み、その狭間で揺れ動き続ける。周りを見渡せば分かりやすい言葉や便利な言葉が溢れている。本来、感情や想いを表現するために言葉が生まれたのだとしても、実のところはその逆に、我々は言葉の型の中に自分の感情を押し込んで、そういうものだと思い込んで生きている時間も多いのではないだろうか。
         言葉というものもまた不完全なもので、感情や想いの全てを言語化することは叶わない。そして何より感情というものは言葉の枠の中に収まっておいてくれるものでもない。だからこそ矛盾するようだが、そこからはみ出る感情や、溢れ出す感情のやり場のなさのためにまた言葉は生まれる。そんな言葉がかけられたら、と私自身は葛藤している。

         
        詩(詞)をつくる人は、「あふれる思い」と「すべてを言葉では表現できない限界」の間で葛藤します。別のインタビュー記事で、藤巻さんは、「人は、自分の思いや感情に、ぴったりと合う言葉を探し続ける生き物」とも述べていました。まさに、園児たちも自分の思いを表現する言葉を探し、使うことによって言葉を獲得していくのです。
      • 家ではしないこと

        2026年6月2日
           本日、連合自治会長さんや主任児童委員さん、PTA役員さんをお招きし、「夢をはぐくむ園づくり推進協議会」を開催しました。
           まず、園児たちがいきいきと活動する姿を参観いただきました。屈託のない笑顔で自分たちの遊びについて語る様子に、目を細めていました。
           話し合いの中で、次のような意見や感想が述べられました。
          ・自分たちの時にはなかったもの(コンビニ、ATMなど)を取り入れて遊んでいた。自由な発想で自分たちで遊べることが素晴らしい。
          ・このような発想するきっかけを、親がいろいろな所へ連れて行っていることでつくっているのであろう。
          ・園児同士のつながりもあり、お互いが学び合っている。
          ・どろんこ遊びをしたり、新聞紙を大胆に切って遊んだりすることは、家ではできない。家庭でできないダイナミックな遊びを楽しんでいる。
          ・遊びの準備や片付けまで指導されていて、習慣化されてきている。

           たくさんのお褒めの言葉をいただきました。家ではできない学び、しかも、早期知育と呼ばれる知識の詰込みではない学びが日々展開されています。
        • また来てね!

          2026年6月1日
             本日は、「浜松市ソフトボール協会」の皆さんによる「あそボール」が行われました。器械体操は「元気集会」、ボール運動は「あそボール」で、専門の方に御指導いただけるのが、本園の特長でもあります。

            【ばら組さんの様子】
            【そら組さんの様子】
             今日も、みんなとても良い表情で参加できました。真夏のような陽ざしでしたが、太陽のようにまぶしい笑顔です。
             終了時には、園児たちがタッチを求めていきました。『また来てねー!』という声とともに。
          • 「カレーにしてね!かあさん!ハウス印度カレー」
             昭和40年ころのCMです。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方なら聞き覚えがあるかもしれません。このころから、「カレー」が国民食になりました。
            「ハウスバーモントカレーだよ!リンゴとハチミツ、トローリとけてる」
             その後、「秀樹、感激!」でおなじみのバーモントカレーのCMが流行します。この時代からは、「お母さんの味と言えば、カレー」と答える人が増えてくるようですね。保護者の世代でしたら、「嵐」の印象が強いかもしれません。その「バーモントカレー」を使って、カレーパーティーを行いました。
             保護者の皆さんと、野菜を切ったり、水を入れて煮込んだり、カレールーを溶かしたりしました。一緒につくるっていいですね。
             「いいにおい!」
             料理が、五感を刺激します。とても良い食育です。
             できあがったカレーをおうちの人と一緒に食べました。とてもおいしく出来上がっていましたが、みんなでつくった喜びに、いっそう食欲が増します。何度もおかわりをする園児がいました。
             ばら組さんは、自分たちで育てたタマネギを、保護者ボランティアの方と皮むきしました。ばら組さんも調理に協力しているのです。
             出来上がったカレーは、うさぎ組さん、ばら組さんにもおすそ分けしましたよ。おいしいカレーに、みんな大喜び。こちらも何回もおかわりをしていました。
             
             カレーパーティーは、ただのイベントではありません。事前にカレーについての本を読み聞かせたり、年中さんや年少さんに招待の手紙を書いたり、様々な活動を関連付けて、教育効果を高めています。もちろん、野菜の栽培もそうです。
             本日は、保護者の皆様の御協力により、本当に素晴らしい保育、教育ができました。ありがとうございました。
          • 一緒に食べると

            2026年5月28日
               昨日、本日の2日間にわたって、昼食参観を行いました。水曜日がほほえみコーポレーションさんの「ねこちゃん弁当」で、木曜日がヴォーノさんのパンです。おうちの人が来るということで、園児たちはうれしそうでした。食事の楽しさは、何を食べるかも大切ですが、誰と食べるかも大事ですね。希望参観にもかかわらず、多くの保護者の御参観ありがとうございました。

              【水曜日の様子】
              【木曜日の様子】
            • 「健全な精神は健全な身体に宿る」
               この有名な言葉は、古代ローマ詩人ユウェナリスの言葉に由来していると言われています。日本では、「心身の健康は相互に支え合う」といった意味で使われます。身体が健康でないと、心も健やかに育たないのは言うまでもないでしょう。
               今日は、ばら組さんの「元気集会」でした。竹澤先生が、とても楽しく御指導くださいました。ばら組さんの表情を見てください。身体を動かすことの喜びに満ち溢れています。
            • 言葉になる前の言葉

              2026年5月26日
                 今日は、幼保運営課の指導主事や近隣の幼稚園の職員をお招きして、ばら組さんが保育を公開しました。お化け屋敷をつくっているグループがあります。「のっぺらぼう」や「ちょうちんおばけ」、「ろくろ首」などをつくりました。園児たちの発案で、天井を黒と青のビニールで暗くしていました。多くの幼児は「押し入れ」が好きです。上を覆いかぶせることで、園児たちのテンションが上がります。
                 「プリキュアショー」や「ブンブンジャーごっこ」をしている子もいます。「ブンブンジャー」の武器が進化しています。こけ方は、芸人並みです。
                 約50分、黙々とアクササリーをつくっている子もいました。「先生、見てー!」と話し掛けてくれます。見てほしいという思いが伝わります。「先生にプレゼントしてくれるの?」と尋ねると、「ママにあげるの!」と答えました。「つくりたい」気持ちの原動力が、集中力を生むのですね。
                 室内遊びの最後は、みんなで振り返り。今日の遊びをお友達に紹介していました。
                 降園後に、研修会を行いました。研修は、「主体性」、「コミュニケーション能力」、「共感性」の3つを柱に話し合いました。伝え合う力の育成について話し合われたときに、指導主事から次のような示唆がありました。
                 「考える言葉が広がる時、人は寡黙になります。主体的に考えているときは話していなくても、内言が育つ。」内言とは、自分の中で考える言葉です。話しているから考えているとは限らないのですね。
                「名辞以前にこそ全体性はある」 
                 これは、詩人、中原中也の言葉です。は、中也は名辞になる前の世界こそ芸術だとして、大切にしていました。「言葉」になる前の思いや考えが大事なのです。思いを伝えられる子ばかりではありません。言葉を発していなくても、言葉を探し、あるいは内言として考えを深めている子を認めていきたいと思います。
              •  うさぎ組さんが、屋外で「色水遊び」など思い思いの遊びを楽しんでいました。すると素敵な声が…。
                 「いっしょにやらないかー!」
                砂場に水を貯め、砂を掘ると水が移動していくことに面白さを見付けたうさぎ組さんの男の子が、声を掛けました。自分の興味に基づき、一対一の関わりを求めることの多い年少さんが、みんなを誘っています。
                 「入れてー!」は、友達の行動に共感し、繋がっていく素敵な言葉です。「いっしょにやらないかー!」は、同じように共感、繋がりをつくる言葉ですが、さらに、発信力があります。「始める力」を感じる言葉です。
                 AIは、人が問いを発すれば、即座に高度な回答を提供してくれます。ただ、AIは自ら問いを発することはあまりないでしょう。「始める力」は、AI時代に必要な力だと言えるでしょう。
                 浜松には、「やらまいか」という合い言葉があります。この言葉は、世界に羽ばたく企業を生み出した浜松を象徴する言葉です。なにより「始める力」を感じ取ることができる、主体的な言葉です。
                 「いっしょにやらないかー!」は、「やらまいか」に近い言葉ですね。こんな言葉がうさぎ組さんから聞かれるなんて、とても清々しい気持ちになりました。