• 9月18日(木)3校時に、5年1組で算数科の研究授業が行われました。

    本学園が9年間を通して掲げている研究主題「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」の具現化を目指した、子供たちの主体的な学びを目指す研究授業となりました。

    今回の授業は「整数の見方」という単元で、「公倍数」の意味を理解することが目標でした。この大切な概念を子供たちが楽しみながら学べるように、カードゲームを取り入れていました。ルールは、「2」と「3」の倍数が書かれたカードを順番に取り、より多くのカードを取った方が勝ちというものです。
    最初は、単純に目の前のカードを取っていく子供たちでしたが、なかなか勝てません。そこで、「どうすれば勝てるか」という必勝法を考えることが、今回の学習課題となりました。
    グループやペアで話合いを重ねる中で、子供たちは「2の倍数にも、3の倍数にもなっている数字を見つけて取ると有利だ!」ということに気付き始めました。この「どちらにも共通する倍数」こそが「公倍数」です。ゲームという活動を通して、子供たちは公倍数の意味を体感的に理解することができました。

    【本学園が目指す「学びの姿」 】
    本学園では、子供たちが「なぜだろう」「わかった!」といった学びの実感を伴い、確かな自信を育んでいくことを目指しています。今回の授業では、そのために大切にしている学びの形が、随所にちりばめられていました。

    また、授業後には、全員がスプレッドシート(表計算ソフト)にその日の振り返りを記述しました。これにより、他の友達がどんなことに気付いたのかを共有し、学びをさらに深めることができました。
    これは、令和7年度の研修で重点的に取り組んでいる「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図るためのクラウド活用の一つです。
    今回の研究授業は、子供たちが自ら考え、友達と協力し、学びの手応えを感じる素晴らしい時間となりました。

     
  • 2学期が始まって2週間が経ちましたが、まだまだ暑さが残る日々が続いています。そんな中でも、4年生の子供たちは熱心に学習に取り組んでいます。今回は、1組と2組の授業の様子をご紹介します。

    【1組:道徳「友情・信頼」(教材「絵はがきと切手」)】
    1組では、2学期から来ている教育実習生が道徳の授業を行いました。テーマは「友情・信頼」です 。この授業の目標は、「伝えにくいことでも、友達を信じて伝える大切さに気付き、友達と信頼関係を築こうとする態度を育てること」です 。教材「絵はがきと切手」のお話を使って考えを深めました。
    子供たちは、料金不足の絵はがきについて、主人公の「ひろ子」が友達に伝えるか迷う場面について深く考えました。授業では、「良い友達とはどんな人か?」という問いかけから始まり、自分が友達に間違いを伝えるか迷った経験を振り返りました 。
    友達同士での話合いでは、「本当の友達なら理解してくれるから伝えるべき」という意見や 、「嫌われてしまうかもしれないから伝えにくい」という素直な気持ちなど、多様な意見が飛び交いました 。自分自身の考えをしっかり持ち、他の人の考えに触れることで、物事を多角的に捉えることができたようです。
    授業の最後には、「親しき仲にも礼儀あり」ということわざを学び、友達を思いやり、信頼関係を築くことの大切さを確認しました 。

    【2組:社会科「災害からくらしを守る」】
    2組の社会科の授業では、「災害からくらしを守る」をテーマに学習を進めていました。子供たちは、自然災害から人々を守るための活動について、過去に地域で発生した災害や、消防や警察などの関係機関の協力体制に注目しながら、様々な資料や動画を使って熱心に学習を進めていました。
    この学習の目的は、地域の人々や関係機関が、自然災害に対してさまざまな備えをしていることを理解することです。また、日頃から必要な備えをするなど、自分たちに何ができるかを考え、主体的に学習に取り組んでいました。災害時に人々を守る活動の働きについて、自分ごととして捉えることができたようです。

     
  • 本校は施設一体型小中一貫校として、研究主題「9年間をつなぐ学び舎の創造~見方・考え方を働かせて~」のもと、日々の教育活動に取り組んでおります。
    今回は中4A組で生活単元学習「洋服のたたみ方を覚えよう」の研究授業が行われました。

    【授業の概要と目指す学び】
    生活単元学習は、生徒の生活上の課題を解決し、必要な知識や技能、態度を身につけることを目的としています。今回のテーマである「洋服のたたみ方」も、日常生活に密着した大切なスキルです。
    授業では、生徒がそれぞれ自分の着る洋服をきれいにたたむことを目標に、2つのグループに分かれて活動しました。これは、本校の研修において目指している「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させる試みです。

    【工夫された学習活動】
    授業では、以下の2つの方法で学びを深めました。
    ①動画による振り返り:生徒は、洋服をたたむ様子をタブレット型端末を使用して動画に撮影し、後で自分のたたみ方を客観的に振り返りました。
    ②友達との学び合い:撮影した動画を通して友達の良い点や改善点を見つけ、それを直接伝え合うことで、自分自身の学びをさらに深めました。
    このように、ICTを効果的に活用し、生徒同士が教え合うことで、一人一人の課題解決能力やコミュニケーション能力を高めることができました。上手なたたみ方を身につけるだけでなく、どうすればもっと上手にたためるかを考えたり、友達にアドバイスを求めたりする中で、思考力や判断力、表現力も育まれていました。

    【今後の教育活動へ向けて】
    今回の研究授業を通じて、生徒一人一人の学びの姿や成長を改めて確認することができました。今後も、今回の学びを他の教科や活動にも活かし、子供たちが未来社会を力強く生き抜くための資質・能力を育んでいけるようしていきます。

     
  • 新人大会壮行会

    2025年9月16日
      12日(金)新人大会に向けての壮行会が行われました。
      新チームになって初めての大会に向けて、各部の抱負や決意を力強く発表しました。
      また、各部の部長が集まっての選手宣誓は、とても力がこもっていて立派でした。
      暑い夏を越え、個人としてもチームとしても強くたくましく成長しました。
      その練習の成果を、存分に発揮してくれることを期待しています。
      ガンバレ、ガンバレ、庄内!
      美術部は、黒板アートを披露!
      各部の部長が集まり、選手宣誓!気合が伝わってきました
      9年生の応援団が中心となって、全校でエールを送りました!
    • 1年生が、生活科「虫となかよし」の学習を行いました。
      庄内学園にいる虫について調べるために、校庭に出て虫を捕まえ、じっくり観察をしました

      校庭にはトンボやバッタ、コオロギなど、いろいろな虫がいました。
      じっくり観察してみると、
      「長い足と短い足があった!」
      「バッタには長い足があるから高くジャンプできるんじゃないかな?」
      「トンボの目は大きくて、いろんな色が入っていたよ!」
      など、たくさんのことに気付くことができました

      「虫となかよし」の学習を通して、虫のことをより知ったり、生き物を大切にする気持ちを高めたりすることができました。
      これからも生き物と一緒に、なかよく生活していけるとよいですね


       
    • 9月10日(水)5校時、2年生の出前講座として、浜松動物園の獣医さんにお越しいただきました。2年生は国語の授業で「どうぶつえんのじゅうい」という説明文を学習しており、みんな獣医さんの仕事にとても興味をもった状態での出前授業でした。

      獣医さんのお話は、子供たちの知りたい気持ちに応えてくれる、とても楽しいものでした。浜松動物園には、なんと86種類もの動物たちがいるそうです。獣医さんは、体の大きなゾウから小さな鳥まで、たくさんの動物たちの健康を守るために毎日頑張っていると教えてくださいました。

      子供たちは、動物たちの命を支えるお仕事の難しさややりがいについて深く学ぶことができました。

      この出前講座は、22日に予定されている浜松市動物園の見学学習をさらに楽しみにするきっかけにもなりました。実際に動物園で働く獣医さんや飼育員さんの様子をこの目で見て、感じてきてほしいと思います。

      お忙しい中、子供たちのために貴重なお話をしてくださった浜松動物園の獣医さんに心より感謝申し上げます。今回の学びを活かし、子供たちが動物たちを大切に思う気持ちを育んでいけるよう、これからも見守っていきたいと思います

       
    • 9月10日(水)2校時、小7組の教室にて、国語科の研究授業を行いました。本校が研究主題として掲げる「9年間をつなぐ学舎の創造〜見方・考え方を働かせて〜」のもと、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の実現を目指した授業です。

      この日の授業は、「夏のたのしみ」という単元で、児童が「夏」をテーマに言葉を集め、詩や俳句、短歌などにまとめる活動のために語彙を深めるための授業でした。学年の異なる児童が共に学ぶ小7組では、一人一人の発達段階や学習状況に応じた目標が設定されています。ある児童は言葉の量を増やすことを、また別の児童は語感や言葉の使い方を意識して表現することを目指し、それぞれの目標に向かって熱心に活動に取り組んでいました。

      授業では、子供たちが主体的に学びに向かう態度を育むため、「考えるための技法」を効果的に活用しました。例えば、タブレット端末を活用し、集めた言葉をクラウド上で共有することで、お互いの言葉からヒントを得たり、新たな言葉のつながりに気づいたりする姿が見られました。言葉集めの活動では、児童が互いの活動を尊重し、「いいね」と声をかけ合いながら、協働して学びを深める姿が印象的でした。

      今回の研究授業で得られた成果と課題を、今後の子供たちの指導に生かしてまいります。
    • 9月9日(火)5年生を対象に「がん教育」を実施いたしました。がん教育は、法令に基づき推進していくものと位置づけられており、今回の授業では、がんに関する知識を深め、がんへの理解を深めることを目的としています。また、がんという病気を扱うことを通じて、病気の予防や望ましい生活習慣の確立など、健康教育そのものの充実も図りました。

      当日は、浜松医療センターの看護師さんを講師としてお招きしました。講師の先生は、がんの基礎知識や予防について、専門的な視点から分かりやすくお話ししていただきました。

      子供たちは、講話に真剣に耳を傾け、ワークシートに熱心に書き込みながら学習を進めました。授業の最後には、5年生の代表者が感謝の言葉を伝え、講師の先生に深くお礼を申し上げました。

      授業終了後、子供たちはGoogleフォームで事後アンケートに回答し、今回の学びを振り返りました。

      この授業を通して、子供たちは命の尊さ、そして自分自身の健康を守ることの大切さを改めて考える機会を得たことと思います。
    • 9月8日(月)の朝活動の時間に、10月8日(水)に開催される小中合同大運動会に向けて、赤団と青団の結団式を行いました。

      本校では、1年生から9年生までが一緒になって運動会に取り組みます。各団のメンバーが顔を合わせ、これから始まる運動会への期待に胸を膨らませました。

      結団式では、まずはじめに実行委員長の9年生が、運動会にかける熱い思いを全校児童生徒に伝えました。その後、各団の9年生の応援団と6年生の応援部のメンバーが前に出て、力強く自己紹介をしました。上級生たちの堂々とした姿に、下級生たちは憧れの眼差しを向けていました。

      自己紹介が終わると、いよいよ応援練習です。9年生と6年生が中心となって応援歌や振りの練習を行いました。最初は少し緊張していた下級生たちも、上級生がリードするうちに大きな声が出るようになり、運動場に響き渡る迫力ある応援が繰り広げられました。

      結団式を終え、各団の絆が一段と深まったように感じます。今年度の運動会も、小学生と中学生が協力し、最高の思い出を作ってくれることでしょう。本番での子供たちの活躍を、ぜひ楽しみにしていてください!
    • 40日間の夏休みが終わり、学校に元気な子供たちの声が戻ってきました。少し日焼けした顔が、楽しい夏を過ごしたことを物語っています。特に1年生は、夏休みという貴重な経験を乗り越え、ひと回りもふた回りも大きく成長したように感じます。今回は、そんな1年生の夏休み明けの様子を少しだけ御紹介します。

      【1組 国語「みんなにしらせよう」】
      1組では、夏休みの思い出をテーマに、自分の体験を発表する学習の振り返りが行われていました。夏休みに経験したことを「誰かに話したい!」という気持ちでいっぱいの子供たちが、みんなに発表したり、発表を聞いたりしたことの感想をノートに書いていました。
      この学習のねらいは、自分の思いを相手に伝える楽しさや、相手の話に共感して聞くことの心地よさを知ることにあります。友達に自分の話が伝わる喜びや、友達の話を理解する喜びを通して、人とつながることの素晴らしさを感じてくれていたようです。

      【2組 道徳科「小さな命を大切に」】
      2組では、道徳の学習で「命を大切にする心」を育むための授業が行われていました。1学期に毎日水をやり、大切に育てたアサガオ。夏休み中、学校に咲くアサガオの世話を頑張ってくれた子もいました。
      「毎日お世話したアサガオの花が、きれいな色で咲いたよ」
      「大きな葉っぱがいっぱいになったよ」
      そんな子供たちのつぶやきから、「小さな命も自分たちと同じように、一生懸命生きているんだ」ということに気づき、動物や植物の命を大切にしていこうという気持ちを改めて持つことができました。

      夏休みの間に得た様々な経験が、子供たちの学びをさらに豊かなものにしてくれたようです。2学期も、子供たちの成長を温かく見守っていきたいと思います。