• 9月25日(木)の朝、7月から生徒一人一人が大切に育ててきたポットマムを、長野県箕輪町の皆さんへお送りする贈呈式を行いました。

    本校が位置する庄内地区は、30年以上にわたって箕輪町と温かい交流を続けています。この交流の一環として、箕輪町の各施設へポットマムをお届けしています。

    生徒は、夏休みには家庭に持ち帰り、毎日の水やりや手入れを欠かさず行い、大切に育ててきました。贈呈式では、環境委員会の委員長から庄内地区・箕輪町交流協会会長へ、「このポットマムを通して箕輪町の人たちに笑顔を届けたい」という思いを伝え、代表としてポットマムが手渡されました。このポットマムは、式後すぐに箕輪町へと出発し、役場や学校など、さまざまな場所に飾られる予定です。

    長年にわたる交流の歴史は深く、毎年、箕輪町からは町内一周駅伝への御招待を受けたり、庄内学園の全校児童生徒に美味しいリンゴをいただいたりするなど、両地区の絆は年々深まっています。

    このポットマムが、庄内地区の生徒の想いを乗せて、箕輪町の皆さんに笑顔を届けてくれることを願っています。
  • 9月23日(火)、長野県箕輪町にて開催された「第66回町内一周駅伝大会」に、今年も本校の生徒たちが庄内地区の代表として参加しました。地域の皆さんの熱い応援を背に、庄内地区チームは見事総合5位というすばらしい成績を収めました。

    この大会は、本校の学区である庄内地区と長野県箕輪町が長年続けている交流活動の一環です。庄内地区からは毎年、小学生から大人までが力を合わせ、一つの駅伝チームを結成しています。今年は本校から10名の生徒が選手として参加し、今回の5位という成績に大きく貢献してくれました。

    特に、7区を走った本校の生徒は、見事区間3位というすばらしい走りを見せてくれました。襷(たすき)をつなぐために一心不乱に走る姿は、見る者の心を強く揺さぶりました。

    選手たちは、夏休みから練習を重ね、本番を迎えました。その努力が実を結び、チーム一丸となって勝ち取った5位という結果は、参加した生徒たちの大きな自信になったことでしょう。

    この経験が、生徒たちの今後の学校生活や地域活動のさらなる原動力となることを願っています。応援してくださった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。
  • 9月22日(月)、2年生が浜松市動物園に校外学習に出かけました。

    今回の校外学習は、国語科で学習している説明文「どうぶつ園のじゅうい」をさらに深く学ぶことを目的としています。先日は、浜松市動物園で実際に働いている獣医さんに出前授業に来ていただき、仕事の様子や動物園について詳しく教えてもらいました。子供たちは、教科書で学んだことや獣医さんから聞いた話を思い出しながら、興味津々の様子で園内を巡りました。
    飼育員さんの丁寧な仕事ぶりや、どの動物たちも元気いっぱいに過ごしている様子を間近で見ることができました。
    子供たちは、動物たちの鳴き声や動きに目を輝かせ、メモを取ったり、友達と発見を共有したりと、活発に活動していました。普段見ることのできない動物たちの生き生きとした姿や、動物たちの命を支える人々の仕事に触れることができ、学習がさらに深まったことと思います。

    この貴重な体験を通して、子供たちの学びがさらに広がることを願っています。
  • 9月22日(月)、小中合同の朝会が行われました。
    朝会の冒頭では、前期生徒会長の9年生と6年生の代表が、来たる大運動会と潮鳴祭に向けて、児童生徒全員で頑張っていこうという力強い挨拶をしてくれました。

    その後、校長先生から後期生徒会役員と2学期の学級委員の任命が行われました。新しいリーダーたちが、学校をより良い方向へ導いてくれることを期待しています。

    そして、最後にソフトボール大会で3位に輝いた児童の表彰がありました。全校児童生徒から大きな拍手が送られました。

    2学期は、地域全体が楽しみにしている大運動会、そして潮鳴祭と、大きな行事が続きます。
    これらの大切な行事を成功させるためには、新しく任命された生徒会役員と学級委員のリーダーシップが欠かせません。一人一人が責任感をもち、みんなを引っ張っていくことで、きっと素晴らしい思い出が作られることでしょう。

    子供たちがそれぞれの役割で輝き、お互いを尊重しあうために、新しいリーダーたちの活躍に、期待したいと思います。
  • 9月20日(土)に、PTAの皆さまによる「草刈りボランティア」が実施されました。あいにくの雨模様でしたが、14名の保護者の方々が集まってくださり、予定どおり活動を行うことができました。

    本校のPTAは、「やれるときに、やれることを」をモットーに、それぞれの都合に合わせて参加できるボランティア活動を呼び掛けています。今回の草刈りボランティアも、このモットーに沿って企画されたものです。

    今回の活動場所は、普段なかなか手入れができない学校東側の斜面でした。この場所は年に一度、大がかりな草刈りを行っていますが、今年も草が伸び放題でした。しかし、熟練の草刈り機ボランティアの皆さまのおかげで、たった1時間という短い時間で、見違えるほどきれいにすることができました。

    参加してくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。子供たちが安全に、そして気持ちよく学校生活を送れるのは、このような御協力があってこそです。

    今後も、様々なボランティア活動を企画していきますので、今回参加できなかった方も、ぜひ御協力をお願いいたします。学校をより良くするために、皆さまのお力をお借りできれば幸いです。
  • 9月18日(木)3校時に、5年1組で算数科の研究授業が行われました。

    本学園が9年間を通して掲げている研究主題「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」の具現化を目指した、子供たちの主体的な学びを目指す研究授業となりました。

    今回の授業は「整数の見方」という単元で、「公倍数」の意味を理解することが目標でした。この大切な概念を子供たちが楽しみながら学べるように、カードゲームを取り入れていました。ルールは、「2」と「3」の倍数が書かれたカードを順番に取り、より多くのカードを取った方が勝ちというものです。
    最初は、単純に目の前のカードを取っていく子供たちでしたが、なかなか勝てません。そこで、「どうすれば勝てるか」という必勝法を考えることが、今回の学習課題となりました。
    グループやペアで話合いを重ねる中で、子供たちは「2の倍数にも、3の倍数にもなっている数字を見つけて取ると有利だ!」ということに気付き始めました。この「どちらにも共通する倍数」こそが「公倍数」です。ゲームという活動を通して、子供たちは公倍数の意味を体感的に理解することができました。

    【本学園が目指す「学びの姿」 】
    本学園では、子供たちが「なぜだろう」「わかった!」といった学びの実感を伴い、確かな自信を育んでいくことを目指しています。今回の授業では、そのために大切にしている学びの形が、随所にちりばめられていました。

    また、授業後には、全員がスプレッドシート(表計算ソフト)にその日の振り返りを記述しました。これにより、他の友達がどんなことに気付いたのかを共有し、学びをさらに深めることができました。
    これは、令和7年度の研修で重点的に取り組んでいる「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図るためのクラウド活用の一つです。
    今回の研究授業は、子供たちが自ら考え、友達と協力し、学びの手応えを感じる素晴らしい時間となりました。

     
  • 2学期が始まって2週間が経ちましたが、まだまだ暑さが残る日々が続いています。そんな中でも、4年生の子供たちは熱心に学習に取り組んでいます。今回は、1組と2組の授業の様子をご紹介します。

    【1組:道徳「友情・信頼」(教材「絵はがきと切手」)】
    1組では、2学期から来ている教育実習生が道徳の授業を行いました。テーマは「友情・信頼」です 。この授業の目標は、「伝えにくいことでも、友達を信じて伝える大切さに気付き、友達と信頼関係を築こうとする態度を育てること」です 。教材「絵はがきと切手」のお話を使って考えを深めました。
    子供たちは、料金不足の絵はがきについて、主人公の「ひろ子」が友達に伝えるか迷う場面について深く考えました。授業では、「良い友達とはどんな人か?」という問いかけから始まり、自分が友達に間違いを伝えるか迷った経験を振り返りました 。
    友達同士での話合いでは、「本当の友達なら理解してくれるから伝えるべき」という意見や 、「嫌われてしまうかもしれないから伝えにくい」という素直な気持ちなど、多様な意見が飛び交いました 。自分自身の考えをしっかり持ち、他の人の考えに触れることで、物事を多角的に捉えることができたようです。
    授業の最後には、「親しき仲にも礼儀あり」ということわざを学び、友達を思いやり、信頼関係を築くことの大切さを確認しました 。

    【2組:社会科「災害からくらしを守る」】
    2組の社会科の授業では、「災害からくらしを守る」をテーマに学習を進めていました。子供たちは、自然災害から人々を守るための活動について、過去に地域で発生した災害や、消防や警察などの関係機関の協力体制に注目しながら、様々な資料や動画を使って熱心に学習を進めていました。
    この学習の目的は、地域の人々や関係機関が、自然災害に対してさまざまな備えをしていることを理解することです。また、日頃から必要な備えをするなど、自分たちに何ができるかを考え、主体的に学習に取り組んでいました。災害時に人々を守る活動の働きについて、自分ごととして捉えることができたようです。

     
  • 本校は施設一体型小中一貫校として、研究主題「9年間をつなぐ学び舎の創造~見方・考え方を働かせて~」のもと、日々の教育活動に取り組んでおります。
    今回は中4A組で生活単元学習「洋服のたたみ方を覚えよう」の研究授業が行われました。

    【授業の概要と目指す学び】
    生活単元学習は、生徒の生活上の課題を解決し、必要な知識や技能、態度を身につけることを目的としています。今回のテーマである「洋服のたたみ方」も、日常生活に密着した大切なスキルです。
    授業では、生徒がそれぞれ自分の着る洋服をきれいにたたむことを目標に、2つのグループに分かれて活動しました。これは、本校の研修において目指している「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実させる試みです。

    【工夫された学習活動】
    授業では、以下の2つの方法で学びを深めました。
    ①動画による振り返り:生徒は、洋服をたたむ様子をタブレット型端末を使用して動画に撮影し、後で自分のたたみ方を客観的に振り返りました。
    ②友達との学び合い:撮影した動画を通して友達の良い点や改善点を見つけ、それを直接伝え合うことで、自分自身の学びをさらに深めました。
    このように、ICTを効果的に活用し、生徒同士が教え合うことで、一人一人の課題解決能力やコミュニケーション能力を高めることができました。上手なたたみ方を身につけるだけでなく、どうすればもっと上手にたためるかを考えたり、友達にアドバイスを求めたりする中で、思考力や判断力、表現力も育まれていました。

    【今後の教育活動へ向けて】
    今回の研究授業を通じて、生徒一人一人の学びの姿や成長を改めて確認することができました。今後も、今回の学びを他の教科や活動にも活かし、子供たちが未来社会を力強く生き抜くための資質・能力を育んでいけるようしていきます。

     
  • 新人大会壮行会

    2025年9月16日
      12日(金)新人大会に向けての壮行会が行われました。
      新チームになって初めての大会に向けて、各部の抱負や決意を力強く発表しました。
      また、各部の部長が集まっての選手宣誓は、とても力がこもっていて立派でした。
      暑い夏を越え、個人としてもチームとしても強くたくましく成長しました。
      その練習の成果を、存分に発揮してくれることを期待しています。
      ガンバレ、ガンバレ、庄内!
      美術部は、黒板アートを披露!
      各部の部長が集まり、選手宣誓!気合が伝わってきました
      9年生の応援団が中心となって、全校でエールを送りました!
    • 1年生が、生活科「虫となかよし」の学習を行いました。
      庄内学園にいる虫について調べるために、校庭に出て虫を捕まえ、じっくり観察をしました

      校庭にはトンボやバッタ、コオロギなど、いろいろな虫がいました。
      じっくり観察してみると、
      「長い足と短い足があった!」
      「バッタには長い足があるから高くジャンプできるんじゃないかな?」
      「トンボの目は大きくて、いろんな色が入っていたよ!」
      など、たくさんのことに気付くことができました

      「虫となかよし」の学習を通して、虫のことをより知ったり、生き物を大切にする気持ちを高めたりすることができました。
      これからも生き物と一緒に、なかよく生活していけるとよいですね