•  6月13日(金)5校時に総合的な学習の時間「庄内未来研究所」の特別授業が行われました。
     テーマは「浜名湖のアサリの現状や取組」で、講師は浜松ホトニクスの河口大祐さんと浜名湖で漁師を営む山下良平さんです。河口さんからは、浜松ホトニクスの光技術を応用したアサリの餌となる高栄養の植物プランクトンの培養について、山下さんからは、浜名湖でのアサリの漁獲量の現状や稚貝から守り育ててい取組についてお話していただきました。
     地域の企業や多くの人々が豊かな浜名湖の復活に向けて取り組んでいることを知り、生徒自身が取り組んでいる活動へ大きな刺激を与えてくれました。
     
  • 7月4日(金)の5校時、6年生を対象に薬学講座を実施しました。学校薬剤師の先生を講師にお招きし、医薬品の正しい知識や薬物乱用の恐ろしさについて、分かりやすく教えていただきました。

    子供たちは、普段身近にある薬について、その効果や正しい使い方、そして誤った使い方をした場合にどのような危険があるのかを真剣な表情で学んでいました。特に、近年問題となっている覚せい剤や大麻、危険ドラッグ、麻薬、シンナーといった薬物が心身に与える深刻な影響について、具体的な事例を交えながらお話しいただき、薬物乱用は絶対に許されないことだと改めて心に刻んだようです。


    今回の講座を通して、子供たちは薬を正しく使うことの大切さだけでなく、薬物乱用から自分自身を守るための知識と意識を高めることができました。ご家庭でも、薬の取り扱いについてお子さんと話すきっかけにしていただければ幸いです。
     
  •  本校では、毎年この時期にポットマム(鉢植え用の菊)の植え付けを行っています。この行事は、今年で57回目となります。この時期に植え付け、大切に育てた花を秋には、長野県の箕輪町に届けます。庄内地区と箕輪町とは、以前から交流を続けていて、このポットマムが届くのを楽しみにしてくれているようです。海の町と山の町の交流がこのように伝統として続けられていることが素晴らしいと思います。今後もこの伝統を大切にしていきたいと思います。
    初めに集会を開き、ポットマムに関するクイズなどに挑戦しました。
    植え方は、フラワーパークの職員の方が教えてくださいました。
    グラウンドに出て、植え付けを行いました。
    丁寧に植え付けをしました。
    夏休みは、各自家に持ち帰り、育てます。暑い夏を乗り越えて、きれいな花を咲かせてほしいです。
  • 近年の記録的な猛暑は、子供たちの学習環境にも大きな影響を与えています。特に夏場の体育館は、熱気がこもりやすく、熱中症のリスクが心配されていました。
    そこでこの度、子供たちがより安全で快適に学校生活を送れるよう、庄内学園の体育館に2台のスポットクーラーが設置されました! これは浜松市の事業の一環として導入されたものです。
    さらに、潮鳴館にも学校の予算で2台のスポットクーラーを導入しました。
    【快適な環境で教育活動を】
    これで、体育の授業はもちろん、運動会などの学校行事、そして部活動や地域の皆様の活動においても、熱中症の心配を少しでも軽減し、快適な環境で過ごしていただけると考えています。

    これからも、子供たちが安心して学び、活動できる環境づくりに努めてまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

     
  • 7月2日(水)5校時、7年2組で体育科の水泳学習の研究授業を行いました。今年度の研究主題である「9年間をつなぐ学び舎の創造〜見方・考え方を働かせて〜」に基づき、子供たちが自ら学びに向かい、深く考える力を育むことを目指した授業実践です。

    本校では、子供たち一人一人に応じた学びである「個別最適な学び」と、子供同士が協力して学びを深める「協働的な学び」の充実を図るため、クラウドを効果的に活用した授業に取り組んでいます。今回の研究授業では、クロールの泳法のポイントをもとにグループで練習方法を確認し合いました。また、課題ごとにグループ編成をし、泳ぎを見ることを通してアドバイスを出し合いました。子供たちは、自分で設定した目標に基づき練習方法を選択し、改善に向けてどれだけ取り組むことができたかを、クラウド上に作成されたシートに振り返りとして記録することになります。この振り返りは、家庭学習と連携して行われます。体育科の学習であっても家庭学習として行えるように設定しました。

    授業後には、授業を参観した小学校と中学校それぞれの教員が、子供たちの「資質・能力」を育成するための話合いを行いました。教員全員が研究授業を実施し、このように互いの授業を公開し合うことで、教員一人一人の授業力向上につなげています。特に本校は施設一体型の小中一貫校であることを生かし、小中の縦のつながりを考えた教育活動を展開できるような研修に日々努めております。今後も、子供たちが主体的に学び、大きく成長できるよう、教育活動の充実に尽力してまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。
  • 5年生の総合的な学習の時間「はまなこ学習」では、庄内半島の豊かな地場産業について深く学んでいます。これまでも、イチゴやメロンを栽培する「かしまハーベスト」さんの見学や、養鰻業を営む「うなぎの天保」さんでの体験を通して、地域産業を支える方々の熱い想いに触れてきました。

    今回は、庄内地区を彩るPCガーベラ栽培について、地域にあるガーベラパッキングセンターの方が庄内学園に来てくださり、お話をしていただく貴重な機会となりました。

    色とりどりの美しいガーベラがどのように育てられ、私たちの元に届くのか、その過程を詳しく教えていただきました。子供たちは、普段何気なく目にしているガーベラに、生産者さんのたくさんの工夫と愛情が込められていることを知り、真剣な表情で耳を傾けていました。特に、花を育てる上での苦労や、品質を守るためのこだわりについてのお話は、子供たちの心に深く響いたようです。

    今回の学習を通して、子供たちは「私たちの住む庄内の産業」というテーマのもと、庄内半島の新たな魅力を再発見し、地域への理解を一層深めることができました。これからも、庄内の産業に携わる方々の想いや願いを守り、未来へと発展させるために、自分たちに何ができるかを考え、行動していけるように学習を進めていきます。
  • 7月2日(水)、1年生が生活科の校外学習で浜名湖ガーデンパークへ行ってきました!

    今回の学習は、生活科の「なつがやってきた」という単元の一環です。子供たちはこの学習を通して、身近な自然や社会と関わり、様々な事物・現象に触れる中で、自分とのかかわりを見つけ、季節の変化や特徴を感じ取ることを目指しています。浜名湖ガーデンパークの豊かな自然の中で、「夏」の訪れを五感で感じる貴重な体験となりました。

    この日は残念ながら曇り空でしたが、子供たちは元気いっぱい!園内では、色とりどりの夏の花が咲き誇り、子供たちは目を輝かせながら観察していました。木々の緑の鮮やかさや、時折吹く心地よい風など、体全体で夏を感じている様子でした。

    そして、子供たちの一番の楽しみは、毎年7月からオープンする水遊び広場! 太陽が顔を出さなくても、子供たちは水しぶきを上げて元気いっぱいに遊びました。噴水から出てくる冷たい水を感じながら、曇り空を吹き飛ばすような明るい笑顔があふれていました。水遊びを通して、たくさんの夏の思い出ができたことでしょう。

    今回の校外学習で、子供たちは自然の中で夏を肌で感じ、友達と協力しながら楽しい時間を過ごすことができました。この経験が、これからの学習や生活に生かされることを願っています。

     
  • 7月1日(月)4校時に、3年2組で社会科の研究授業が行われました。

    今回の研究授業は、本校が掲げる研究主題「9年間をつなぐ学舎の創造〜見方・考え方を働かせて〜」に基づき、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実を目指したものです。子供たちが主体的に学びに向かう態度を育むため、「考えるための技法」を効果的に活用し、一人一台タブレット端末を使用したクラウドも取り入れた授業を工夫しました。

    【3年2組 社会科「店ではたらく人」】
    今回の授業では、スーパーマーケットに並ぶさまざまな食品を通して、私たちのくらしが多くの地域や国とつながっていることを学びました。
    子供たちは、普段目にしている食品がどこから来ているのか、ミライシードのオクリンクプラス(一人一台タブレット端末)を使って産地を分類しながら活発に意見を出し合いました。
    ・浜松市では作られていない珍しい食品も食べられること
    ・食品を安く手に入れられること
    ・たくさんの量の食品を買えること
    など、スーパーマーケットの便利さや豊かさを、自分たちの言葉で発見していく姿が見られました。

    子供たちの真剣に考える姿や、友達と協力して学びを深める姿は、私たち教員にとっても大きな学びとなりました。今回の研究授業で得られた成果を、今後の教育活動に生かし、子供たちが「未来を生き抜く力」を育めるよう、教職員一同、引き続き研修に励んでいきたいと思います。
  • 7月4日(金)5校時、体育館にて総合的な学習の時間「庄内未来研究所」についての特別授業が行われました。
    講師は、浜松市で水道や空調など「パイプ」を繋ぐ管工事を中心に、レストラン、農業、保育園、宿泊施設など多くの事業を展開する愛管株式会社の代表取締役社長、中村将義様です。
    「もし、愛管株式会社の代表の中村将義が、庄内学園の学生だったら」と題して、庄内未来研究所の目的や課題に触れながら、テーマ設定や今後の活動についてのヒントをたくさんお話してくださいました。
    中学生の目線で、これまでボヤっとしていたことの解像度を上げながらの具体的なお話に、中学生たちは暑い中でも真剣に耳を傾けていました。
    キーワードは「愛着」です!(詳しくは生徒たちにぜひ聞いてみてくださいsmiley
    授業の最後の
    「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ」
    「本当の失敗とは、失敗から何も学ばないことである」
    「失敗したところでやめるから失敗になる。成功するまで続けたら、それは成功になる」
    という偉人の言葉に、心を動かされた生徒は少なくないでしょう。

    今回の授業をどう生かすかは自分次第!
    これからの庄内未来研究所の活動がどう変わっていくか、楽しみですwink
  • 本校では、子供たちの学びをより一層深めるため、教員が日々研修に取り組んでいます。その研修の一環として、研究授業が行われました。
    今年度の研究主題は「9年間をつなぐ学舎の創造〜見方・考え方を働かせて〜」です。子供たちが自ら学びに向かい、深く考える力を育むことを目指し、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実を図るため、クラウドを効果的に活用した授業実践に取り組んでいます。
    【4年生社会科「ごみの処理と利用」】
    7月1日(火)4校時に、4年2組で社会科の研究授業が行われました。単元は「ごみの処理と利用」です。子供たちは、ごみがどのように処理され、どのように再利用されているのかについて、熱心に学びました。
    授業では、ただごみが燃やされているだけでなく、その熱が発電や水の温めに利用されていること(西部清掃工場)、手作業でごみが分別されていること(天竜エコテラス)、など、様々な工夫や役割があることを知りました。
    さらに、これらの学習内容をGoogleスプレッドシートにまとめ、クラス全体で共有することで、学びを深めることができました。子供たちが主体的に学び、考えを共有し深める姿は、私たち教員にとっても大きな学びとなりました。

    今後も、子供たちが未来を生き抜く力を育むため、教職員一同、研修に励んでまいります。引き続き、本校の教育活動に御理解と御支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。