•  3月4日(水)、3年生が「はまなこ学習(総合的な学習の時間)」の一環として、浜名湖遊覧船に乗船しました。
     3年生はこれまで、自分たちが住む地域の良さについて、様々な角度から調査を進めてきました。私たちの学区は浜名湖が目の前に広がる素晴らしい環境にありますが、意外にも「遊覧船に乗るのは今回が初めて」という児童がほとんど。身近にある地域の宝物を、今回は「湖の上」という特別な特等席から見つめ直しました。
     船に乗船すると、子供たちを待っていたのはたくさんのかもめたちです!
     この季節ならではの光景ですが、遊覧船からはかもめに餌やりを体験しました。間近まで飛んでくるかもめたちの迫力に、最初は驚いていた子供たちも、次第にコツを掴んで上手に触れ合っていました。
    「陸から見るよりも湖がキラキラしていてきれい!」「私たちの町って、こんなに素敵だったんだ!」
    そんな声が、あちこちから聞こえてきました。
     実際に肌で風を感じ、景色を眺める体験は、教室での調べ学習だけでは得られない「感動」を伴います。今回の乗船体験を通して、地域の観光資源としての浜名湖の魅力を再発見するとともに、郷土を愛する心がより一層育まれたと感じています。
     今年度、初めての試みとして実施した遊覧船乗船の体験学習ですが、子供たちの深い学びの様子を見て、手応えを感じることができました。
     本校では、来年度以降もこの乗船体験を3年生の「はまなこ学習」の柱として継続していく予定です。

     
  •  6年生が小学校課程修了を目前に控え、2月9日から「校長先生との会食」行われています。
     普段、なかなか入ることのない「校長室」での給食。 子供たちは、トレイを手に少し緊張した面持ちで入室してきます。最初は背筋をピンと伸ばし、とてもぎこちない様子。校長室という特別な空間が、彼らにとっての「非日常」を感じさせているようです。
     会食が始まると、校長先生から一人一人に問い掛けがあります。 「6年間のなかで一番の思い出は?」「中学生になって頑張りたいことは?」
     最初は緊張で声が小さかった子供たちも、校長先生の穏やかな眼差しに促され、次第にはきはきとした声で自分の考えや目標を話せるようになっていきました。
     給食を食べ終わるころには、すっかり緊張も解けた様子。校長室からは楽しそうな笑い声が廊下まで響いてくるほど、和やかな雰囲気に包まれていました。
  •  3月2日(月)、今年度最後となる委員会活動が行われました。今回は、次年度に向けた大切な「引継ぎ」を行いました。
     この日のための準備は1月下旬から着々と進められてきました。まずは6年生の各委員長が、4,5年生に向けて「委員会紹介」を実施。自分たちが学校のためにどんな思いで活動してきたのか、その意義をしっかりと後輩たちに伝えてくれました。
     その後、4,5年生は自分の希望をもとに来年度の所属を決定し、いよいよ3月2日に顔合わせを迎えました。
     4,5年生には、6年生から受け取った伝統を大切に守ることはもちろん、自分たちらしい「創意工夫のある活動」にも積極的にチャレンジしてほしいと願っています。
    「もっと学校を楽しくするには?」「みんなが過ごしやすくなる工夫は?」
     そんな瑞々しい感性で、来年度の委員会活動に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。

     
  •  2月27日(金)3校時、7年1組で道徳科の研究授業が行われました 。今回の目標は「心の弱さを乗り越えるために」です 。
     授業の導入場面、子供たちに「これまでに、よくないことをしてしまったけれど言い出せなかった経験はあるかな?」と問いかけました 。具体的にお金を拾ったときどうしてきたかを想起することができました 。
     教材文「銀色のシャープペンシル」の主人公である「僕」は、教室で拾ったシャープペンシルをそのまま使ってしまい、持ち主である友達に返せずに悩むという「心の弱さ」に直面します 。子供たちは、こっそりロッカーに返して済ませようとする主人公の心情をワークシートに書き込み、ペアで意見を交換し合いました 。 「返したんだから、もういいでしょ」という妥協や、「これで疑われずに済む」という安堵など、揺れ動く主人公の姿を自分自身に重ね合わせ、真剣に考える姿が印象的でした 。
     授業の後半では、「もし自分が主人公なら、友達からの電話の後にどう行動するか」という難しい選択について話し合いました 。
    「直接謝りに行かないと、ずっと後悔が残る」
    「電話を切らずにその場ですぐに謝る」
    「謝るのはとても勇気がいる。どうしよう。」
     こうした意見交流を経て、子供たちは「心の弱さを乗り越えるために必要なもの」について、自分なりの答えを見つけようとしていました 。「弱い自分を変えようという強い思い」「覚悟もって生きようとする気持ち」と、それぞれの言葉で自分の心に深く向き合っていました 。
     今回の授業では、主人公の葛藤を「自分事」として捉え、弱さを乗り越えるための心のあり方を深く追究することができていました 。子供たちが今回感じた「誠実さ」や「覚悟」ということを、これからの学校生活の中で実践していくことを願っています。

     
  •  昨年10月1日から続いておりました特別教室の空調設備設置工事ですが、2月21日をもって、すべての工程が無事に終了いたしました。今回の工事により、以下の教室に新しくエアコンが設置されました。
    【設置場所一覧】
    南館: 理科室(計3教室)
    中館: 音楽室、美術室、図工室
    北館: 調理室、被服室
    技術棟: 木工室、金工室
     子供たちが様々な学習で使用するこれらの教室。これまでは夏場の室温上昇が課題となっていましたが、今後は万全な熱中症対策を講じることが可能になります。実際に稼働するのは令和8年度6月からを予定しています。これからは、真夏の実験や実習、作業、合奏・合唱なども、これまで以上に集中して安全に取り組める環境が整います。
     今後とも、本校の教育環境の充実に努めていきたいと思います。

     
    北館室外機
    理科室
    南館 カスメーター
    技術棟 室外機
    中館 室外機
    金工室
    木工室
    被服室
    調理室
    音楽室
    空調リモコン
    図工室
  • 2月20日、浜松市中学校発達支援学級連合による「卒業生激励会」が開催されました。 この会は、卒業を迎える9年生(中学3年生)の門出を祝い、その前途を励ます大切な行事です。

    庄内学園の子供たちは、この日のために魂を込めて練習してきた和太鼓の演奏、そして心温まる決意表明を披露しました。
    演奏したのは、地域の太鼓演奏家・大嶋先生が本校のために作曲してくださったオリジナル曲「はばたけ庄内!!」です。
    大嶋先生のご指導のもと、大小さまざまな太鼓を力強く叩き、練習を重ねてきました。本番では、会場いっぱいに気迫のこもった音が響き渡り、凛々しい掛け声とともに一打一打に思いを込めた圧巻の演奏となりました。演奏後、子供たちの表情は「やり遂げた」という充実感に満ちあふれていました。

    力強い太鼓の後は、9年生一人ひとりによる「決意表明」の時間です。

    この場面を彩ったのは、在校生たちが心を込めて準備したBGMでした。ハンドベルとトーンチャイムで奏でる「空も飛べるはず」。その優しく澄んだ音色が会場を包み込む中、9年生はこれまでの感謝の気持ちや、これから大切にしていきたい志を、立派に発表することができました。

    勇壮な太鼓と、温かなベルの音色。 庄内学園の絆が一つになった、本当に素晴らしい激励会となりました。

    9年生の皆さん、これまでの努力と今日見せてくれた立派な姿は、これからの人生の大きな力になるはずです。 皆さんの未来が、今日の演奏のように力強く、そして優しさに満ちたものであることを、職員・在校生一同心から応援しています。
  •  3月17日(火)に挙行される「第12回 庄内小学校 卒業証書授与式」まで、本日2月24日(火)でちょうどあと3週間となりました。いよいよ、6年生の卒業式練習がスタートです。
     練習の初日となった24日(火)は、まず体育館に集まり、卒業式に臨むための「心構え」について話をしました。
     その後、基本となる座り方、立ち方、そして整列の仕方を確認しました。「背筋を伸ばす」というシンプルな動作ですが、意識一つで会場の空気はガラリと変わります。ピンと伸びた背中からは、小学校リーダーとしての自覚と、心地よい緊張感が伝わってきました。また、今日は初日ながら証書授与の練習にも取り組みました。担任から名前を呼ばれ、返事をして一歩踏み出す。その一連の動きに、6年間の成長が凝縮されているようでした。
     本校は施設一体型の小中一貫校です。卒業式の後も、子供たちは同じ学び舎で中学校生活をスタートさせます。しかし、「小学校課程を修了する」ということは、人生における大きな大きな節目です。私たちは、この卒業証書授与式を、子供たちが「自分はここまで成長したんだ」と自信をもち、自立への一歩を刻むための大変重要な儀式であると考えています。今日の練習風景を見て、子供たちはその意味をしっかりと理解し、気持ちを高めることができていました。
     これからの練習では、感謝と決意を声にのせる「旅立ちの言葉」や、心を一つにする歌の練習、そして堂々とした姿を見せるための入退場の練習へと進んでいきます。
     そして、3月6日(金)には本番さながらの緊張感で行う「総練習」が控えています。こうした一つ一つの過程を経て、子供たちは心身ともに「卒業生」としての顔つきに変わっていきます。すべては、3月17日(火)の素晴らしい本番を迎えるため。最高の門出となるよう、教職員一同、残り3週間を大切に伴走していきたいと思います。
  •  2月20日(金)より、6年生を対象とした「中学校部活動体験」が始まりました。この取り組みは、施設一体型の小中一貫校という本校の強みを最大限に生かしたものです。来年度4月から「7年生」となる6年生が、一足早く中学校の活動に触れることで、進学への不安を期待に変え、意欲を高めてもらうことを目的としています。
     今回の体験活動には、本校の6年生だけでなく、4月から新しく本校へ入学予定の村櫛小学校の6年生も参加しています。
     4月からの新しい仲間と一緒に活動する様子は、少し緊張しながらもどこか誇らしげで、春からの新しい生活に向けた「0学期」のような、爽やかな光景が広がっていました。
     子供たちは興味関心のある複数の部活動を自由に体験できるようになっています。本校には、運動部から文化部まで、個性を磨く多様な部活動があります。
    【運動部】
    陸上競技部、水泳部、野球部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、男子卓球部、女子ソフトテニス部
    【文化部】
    吹奏楽部、美術部
     グラウンドや体育館、校舎からは、先輩である中学生が優しく、時に頼もしく教える声が響いていました。「中学校に入ったらどの部活に入ろうかな?」と真剣に考える姿や、先輩の技に目を輝かせる6年生の姿が印象的です。
     この体験活動は、単なる「見学」ではありません。複数の部活動を実際に体験し、活動の雰囲気に慣れておくことで、4月の入部時にスムーズに中学校生活へ溶け込めるように工夫しています。
     6年生のみんなが、この期間にたくさんの発見をしてくれることを期待しています。そして、村櫛小学校から参加してくれている6年生のみんなも、この学校を自分の場所だと感じてもらえるよう、職員一同、そして在校生一同、温かく迎えていきたいと思います。

     
  •  2月19日(木)、今年度最後となる「スクールトレーナーによる運動指導」を実施しました。これは、子供たちの健やかな成長を専門的な知見からサポートしていただくもので、今年度は全7回にわたり開催してきました。御指導いただいているのは、浜松市リハビリテーション病院の理学療法士の方々です。
     6月20日に実施した「運動器健診」の結果を受け、さらに自分の体を詳しく知りたい、パフォーマンスを向上させたいと希望した子供たちが、この相談・指導の機会を得ることができました。「もっと体を柔らかくしい」「姿勢を良くするには?」「もっとスムーズに走りたい!」といった個人の悩みに寄り添い、ストレッチや体幹トレーニングを伝授していただきました。
     中学生は部活動の単位で参加。怪我を防ぐためのウォーミングアップや、競技特有の体の使い方など、より実践的で専門的なアドバイスに、子供たちも真剣な表情で耳を傾けていました。
     本日で全7回のプログラムは本日で無事終了となります。
     専門的なアドバイスをくださった浜松市リハビリテーション病院の皆さま、そして活動を支えてくださった関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
     子供たちが自分の体を大切にし、生涯にわたって運動に親しむ基礎を、この運動指導・健康相談でしっかりと築くことができたと感じています。
  •  6年生は小学校卒業という大きな節目まで、残りわずか1か月余りとなりました。本校の6年生は現在、これまでの感謝を形にし、最高の形で次のステップへ進もうと、自分たちで企画する「卒業プロジェクト」に全力で取り組んでいます。
    「謝恩会」「学年スポーツ大会」「9年生を送る会」「奉仕作業」「お別れ会」の実行委員に分かれて活動しています。それぞれの実行委員会が、「自分たちに何ができるか」を真剣に考え、計画を立ててきました。
     本日2月18日(水)、そのプロジェクトの一つとして、奉仕作業実行委員が中心となり、校内の清掃活動を行いました。テーマは「6年間お世話になった校舎に感謝を込めて」。集会室、図工室、図書室、プール、校庭、潮鳴館、体育倉庫を、普段の掃除時間だけではなかなか手の届かないところまで目を向けて、1時間かけて丁寧に、そして心を込めてきれいにしました。
     寒さに負けず、体育倉庫の隅々までほうきを入れ、図書室の机やいすについたほこりを取り、潮鳴館の床を磨き上げる姿に、最高学年としての頼もしさを感じました。黙々と作業に打ち込む後ろ姿は、この6年間で培った「思いやりの心」そのものです。
     こうした活動を通して、子供たちは「支えられてきたこと」への感謝を学び、少しずつ「卒業」という自覚を深めていってくれると思います。