•  10月9日(金)、2年生の各クラスにて、本校のスクールカウンセラー(SC)によるストレスマネジメント教室「こころすくすく教室」を実施いたしました。 この教室は、浜松市が進める「子供のこころの健康づくり事業」の一環として行われているもので、子供たちが自分の気持ちに気づき、心身をすこやかに保つコツや友だちとの温かい関わり方を学ぶ大切な時間となりました。
     授業のスタートは、心をほぐすアイスブレイクでした。友達と手をつないでクルッとひっくり返る「なべなべそこぬけ」などのゲームを行いました。体を動かしながら笑顔がはじけ、教室全体がなごやかな雰囲気に包まれました。
     続いて、「こころの温度計」という教材を使いました。 うれしい・ワクワクといった気持ちだけでなく、イライラ・悲しい・疲れたなど、さまざまな心模様を色や言葉で表現していきます。 カウンセラーの先生からは、
    「どんな色のこころの状態であっても、良い・悪いはないんだよ」
    「誰にでもこころの調子が悪くなることはあるから、今の自分の気持ちに気づいてあげることがとても大切なんだよ」
    とお話があり、子供たちはじっと耳を傾けながら、今の自分の心が何色かをじっくりと考えていました。
     学校生活でよくある場面を思い浮かべながら、友達との関わり方を体験するロールプレイを行いました。 相手の気持ちを受け止めたり、自分の思いを伝えたりする言葉を自分たちで考えました。友だちの気持ちに寄り添う優しい返答がたくさん見られ、心の成長を感じる瞬間でした。
     最後に、心がモヤモヤしたときや緊張したときに自分でできる対処法として、ゆっくり息を吐く呼吸法や、全身にぐっと力を入れてからスッと抜く「筋弛緩法(きんしかんほう)」というリラックス法を学びました。体験後は「からだがフワッと軽くなった!」と、スッキリした表情を見せてくれました。
  •  本校では、施設一体型小中一貫校の強みを生かし、「9年間をつなぐ学び舎の創造 〜見方・考え方を働かせて〜」を研究主題に掲げ、教職員が一丸となって授業改善に取り組んでいます。
     10月8日(木)4校時に、7年2組の教室で社会科(地理的分野「世界の諸地域 アフリカ州」)の研究授業が行われました。
     今回の授業の目標は、アフリカの国々が外国に頼らず自立して発展していくために、「何から優先して解決・発展させるべきか」を多角的に考えることです。
     前時までに、アフリカの経済成長や人口増加といった「光」の部分と、乳幼児死亡率の高さやインフラ不足といった「影」の両面を学んできました。
     本時では、まず個人思考の時間では、画面上に配られた写真や統計資料、教科書などをじっくり読み解きました。資料の読み取りに配慮したヒント付き資料や、さらに深めたい生徒向けの発展資料もクラウド上で用意されており、一人一人が自分のペースで集中して課題に向き合う姿(個別最適な学び)がとても印象的でした。
     続いて、集めた情報をもとに、最も重要だと思うカテゴリー(A:産業・インフラ、B:教育・医療、C:平和・統治、D:環境・支援)をピラミッド型に並べ替える「優先のピラミッド」を作成し、班やクラス全体で共有・話合いを行いました(協働的な学び)。
     全体発表の場面では、4名の生徒からそれぞれ異なる視点での意見を述べました。
    「争いで設備が壊れてしまっては意味がないので、まず『平和・統治』が第一優先だと思う」
    「環境が悪ければ病気も増えてしまう。まず『環境・支援』を整えることが先決だ」
    「病気を治したり学校に通えるようにしたりする『教育・医療』がすべての基本になる」
    互いの発表を聞いた後、先生から「もう一度自分のピラミッドを見直してみよう」と投げ掛けられると、友達の根拠ある意見に納得し、自分のカードを柔軟に並べ替える生徒の姿も見られました。
    「なるほど、そういう考え方もあるのか」
    「友達の意見を聞いて考えが変わった」
    という実感の伴う学びが、教室の中にあふれていました。
     最後は振り返りシートをしっかり記入し、次回学習する「日本や世界によるこれからの支援の在り方」に向けた意欲を高めて授業を締めくくりました。
     今後も、子供たちが自ら問いをもち、他者と協働しながら対話を通して学びを深めていけるよう、9年間を見通した教育活動を推進していきたいと思います。
  •  10月7日(水)、3年生が社会科「お店ではたらく人とわたしたちのくらし」の学習の一環として、学校から一番近くにある「遠鉄ストア桜台店」へ見学に行きました。
     子供たちにとって普段から馴染みのあるスーパーマーケットですが、今回は「働く人たちの工夫や工夫の秘密を探る」という目的をもって訪問しました。
     見学の中でも特に子供たちが目を輝かせていたのが、普段は入ることができない「バックヤード(お店の裏側)」の見学です。大きな冷蔵庫・冷凍庫や商品が運ばれてくる搬入口、たくさんの野菜を豪快に切っているところ、お肉やお魚を手際よくパック詰めする作業スペースなどを間近で見せていただき、働く方々の真剣な表情や丁寧なお仕事ぶりにじっくりと触れることができました。
    「こんなに大きな冷蔵庫があるんだ!」「みんなが買い物しやすいように、裏でたくさんの人が準備してくれているんだね」と、子供たちはメモを取る手を休めることなく、新しい発見に驚きと感動の声をあげていました。
     お忙しい時間帯にもかかわらず、子供たちを温かく迎え入れ、丁寧に説明してくださった遠鉄ストアの皆様、本当にありがとうございました。
     今回の見学で学んだことは、今後の社会科の学習でまとめ、さらに学びを深めていきたいと思います。
  •  10月5日(月)5校時に、4〜6年生による今年度第2回目の「クラブ活動」を行いました。 クラブ活動は、学年の枠を超えた仲間たちが共通の興味・関心を追究し、体験活動を通して自主性や社会性を養う大切な時間です。また、本校ではコミュニティ・スクールとしての強みを生かし、地域の方々を講師としてお招きした専門的な学びを展開しています。
    【本日の各クラブの様子の一部】
    ◇ 科学クラブ(サイエンス)
     地域にお住まいで元高校で理科を教えていらっしゃった外部講師の方をお迎えし、「浮沈子(ふちんし)」の実験を行いました。ペットボトルを押したり緩めたりすると、中の容器が浮き沈みする不思議な現象を目の当たりにし、科学の面白さや不思議さに目を輝かせていました。
    ◇ 工作クラブ(アート)
     本校の元校長先生を外部講師としてお招きし、「草木染め」に挑戦しました。自然の植物から抽出した優しい色合いに布が染まっていく様子を観察しながら、実践することができました。
    ◇ 手芸クラブ
     地域の外部講師の方の御指導のもと、フェルトや布を使って自分の作りたい作品づくりに取り組みました。手縫いでの細かい作業はもちろん、ミシンを使った縫い付けにも挑戦!講師の方々に優しくアドバイスをいただきながら、異学年で教え合い、集中して作品作りに励んでいました。
    ◇音楽クラブ
     地域の外部講師の方が来校し、金管楽器の演奏を練習しました。普段なかなか触れることのない楽器に触れて、音が出る喜びを感じることができました。

     どのクラブにおいても、講師の皆様の温かい御指導のおかげで、子供たちは失敗を恐れずに挑戦し、自分でやり遂げる自信や達成感を味わうことができています。お忙しい中、子供たちのために御協力いただきました地域の講師の皆様、本当にありがとうございました。

     次回(10月26日)の第3回クラブ活動では、いよいよ今年度のまとめを行うとともに、来年度から参加する3年生の見学も予定されています。
  •  本日、10月2日(金)、爽やかな秋空のもと「庄内学園 大運動会」を無事に開催いたしました。 早朝より御来校いただき、子供たちに温かい拍手と御声援を送ってくださいました保護者の皆様、地域の皆様、誠にありがとうございました。
     今年の運動会スローガンは、「蒼黄激闘~笑顔で仲間と戦い抜く~」。
     振り返れば9月は雨の日が多く、グラウンドで満足に練習ができない日々が続きました。「思うように練習が進まないのではないか」という不安もありましたが、子供たちは限られた時間と場所の中で声を掛け合い、知恵を絞りながら懸命に準備を進めてまいりました。
     そして迎えた本番。 競技や応援合戦の至るところで、児童生徒一人一人が自らの力を精一杯出し切る姿が見られました。最後まで諦めずに駆け抜ける真剣な眼差し、仲間を鼓舞する力強い声、そして競技を終えたあとに溢れた晴れやかな笑顔。まさにスローガンの通り、全校児童生徒が仲間とともに全力で戦い抜いた、素晴らしい運動会となりました。
     上級生が下級生をやさしくサポートし、下級生はそんな頼もしいお兄さん・お姉さんの背中を追って力いっぱい表現する——。小中一貫校である庄内学園だからこそ見られる、温かくも力強い絆と成長を随所に感じることができ、教職員一同、胸が熱くなる思いでした。
     近隣の皆様におかれましては、練習期間中および本日までの音響や行事進行等に温かいご理解とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。また、準備や後片付け等にご尽力いただきましたPTA役員・保護者の皆様にも重ねてお礼申し上げます。
     この大運動会を通じて培った「仲間と協力する大切さ」や「壁を乗り越える力」を、今後の学校生活や学習にもしっかりと活かしていきたいと思います。
     今後とも庄内学園の教育活動への御理解と御支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
  •  9月28日(月)、8年生が庄内協働センターを訪問し、大切に育ててきた「ポットマム(鉢植えの菊)」を庄内地区の自治会長の皆様へ贈呈いたしました。
     私たちが暮らす庄内地区は、古くから花の栽培が大変盛んな地域です。この地域の特色を生かし、生徒が自ら育てた花を通して地域に感謝の気持ちを表す活動は、1968年から半世紀以上にわたって受け継がれてきた伝統ある取り組みです。
     今年度も7月に苗の植え付けを行った後、子供たちは夏休み中に一人一鉢ずつ自宅へ持ち帰り、愛情を込めて栽培を続けてきました。日々の水やりやお手入れを通して命を慈しむ心を育み、地域の皆様への感謝を綴ったメッセージカードを添えて準備を進めてきました。
     当日は、いつも学校や地域を温かく支えてくださっている自治会長の皆様へ、生徒一人ひとりが心を込めてポットマムを手渡しました。少し緊張した様子も見られましたが、受け取ってくださった皆様の笑顔や「ありがとう」のお言葉に触れ、子供たちの表情からは達成感が感じられました。
     今回の活動は、子供たちにとって「地域の一員として行動する力(つながる力)」や「主体的に自分の行動に責任を持つ力(自立する力)」を実感する貴重な機会となりました。また、御家庭でのお手入れや温かい見守りをいただきました保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。
     これからも子供たちが「ふるさと庄内」に誇りと愛着を持ち、地域とともに成長していけるよう教育活動に努めてまいります。自治会長の皆様をはじめ、地域の皆様、本当にありがとうございました。
  •  10月1日(木)に開催を予定しておりました運動会につきまして、連日の降雨によるグラウンドコンディションや今後の練習日程を考慮し、10月2日(金)に延期させていただくこととなりました。保護者の皆様や地域の方々におかれましては、御予定の調整等で御迷惑をおかけいたしますが、子供たちが万全の状態で練習成果を発揮できるよう判断いたしましたので、何卒御理解と御協力をお願い申し上げます。
    【「今できること」に全力で取り組んだ練習期間】
     あいにくの天候が続き、思うようにグラウンドでの練習ができないもどかしい日々が続きました。しかし、子供たちは決して下を向くことなく、「今、自分たちにできること」を考え、体育館や限られたスペースを活用して工夫しながら練習を重ねてきました。
     本校は、1年生から9年生(中学3年生)までが同じ校舎で共に学ぶ、施設一体型の小中一貫校です。今回の運動会でも、9年生の団長と6年生の応援部長が中心となり、青団・黄団それぞれが素晴らしいリーダーシップを発揮してくれました。
     縦割り集団において学年を超えて団結を強める姿が校内のあちこちで見られました。雨のためなかなか練習できない状況ではありましたが、互いを思いやり支え合う絆が一層深まったと感じています。
    【いよいよ本番!児童生徒の気持ちは最高潮に】
     限られた条件の中でも熱心に練習を重ね、2日(金)の運動会に向け、子供たちの気持ちは最高潮に高まっています。
     1年生から9年生までの成長のステップが一堂に会し、力を合わせて一つの目標に向かう姿は、本校ならではの大きな見どころです。子供たちの熱いエネルギーと、グラウンドで輝く笑顔を、ぜひ温かい御声援とともに見守っていただければ幸いです。
     10月2日(金)、皆様の御来校を心よりお待ちしております。
  •  9月24日(木)3校時に、2年2組で生活科の研究授業が行われました。
     本校では、「9年間をつなぐ学び舎の創造 ~見方・考え方を働かせて~」を研究主題に掲げ、子供たちが自ら見方・考え方を働かせて学びを深める授業づくりに取り組んでいます。
     今回の授業は、「つくって、直して、もっと楽しもう!~うごくうごくわたしのおもちゃ~」という単元で実施されました。「よりよくうごくおもちゃをつくろう」をめあてに、身近な材料やゴム・風・磁石の動きの仕組みを生かしたおもちゃづくりに挑戦しました。
     自分が作ったおもちゃを動かしながら、「もっと遠くに飛ばしたい」「うまく動かす方法はないかな」と悩みながら学習は進められました。
    「もっと高く飛ばしたいっていう声があったよ。どうしたらいいと思う?」
    「輪ゴムの数を増やす!」「細いゴムじゃなくて太いゴムにしてみる!」「ゴムをつける位置を変えてみる!」
    などのやり取りを通して、楽しむためにどのように直していけばいいか考えることができました。
     さらに先生は、「うまくいっている友達と比べてみよう。何が違うかな?」と声を掛け、子供たち同士で観察し合えるよう促しました。
     友達の工夫と自分のおもちゃを比べたり、材料のつけ方や重さ、動かし方を変えたりしながら、夢中で「直して」いく姿が見られました。
     授業の後半では、本校の研究重点であるクラウド(ICT)活用として、タブレット型端末(オクリンクプラス)を取り入れました。
     子供たちは自分のおもちゃが動く様子を動画で撮影したものと、今回工夫したことを入力して投稿しました。
     友達のおもちゃの様子も確認し合いながら、対話的で協働的な学びが教室全体に広がっていました。
     子供たちが自分の手と頭を動かし、友達と関わりながら学びを深めた、充実した研究授業となりました。
  • 9月26日(土)、雨で延期されていたPTA「草刈り大作戦」が実施されました。毎年恒例、草刈り機を持参してくださるボランティアの方々が集まって、大運動会前の環境整備に尽力していただきました。
    草を刈るのは、学校のグラウンド東南の斜面と、保護者用にたびたびお借りする駐車場。どちらも大人の背丈ほどに草が伸びていましたが、マイ草刈り機で参加してくださったボランティアの方々にとっては、なんのその。斜面もあれば、刈りにくい種類の草もありましたが、あっという間にすっきりきれいになりました。
    参加してくださった保護者ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!
    本校のPTAでは、「できる人が、できる範囲で」、こんなふうにボランティア募集に応えて集まってくださいます。今後も、いろいろなボランティア活動を企画していきますので、ぜひ御協力ください。よろしくお願いします!
  • 9月25日㈮、防災課では、自衛隊から講師の方をお招きして、災害について学びました。能登半島地震での災害派遣活動について紹介していただいたり、熱海土石流災害での人命救助の体験談を聞いたりして、大きな災害について知り、自衛隊の方々の任務に思いをはせることができました。特に、発災後、自分の身を守ったり、周囲で助け合ったりする「自助・共助」をすることが、緊急の救命活動を支える力になる、というお話は、心に刻んでおきたいと思いました。
    授業の後半に、実際に自衛隊員や被災者が食べている非常食を紹介していただきました。火や電気を使わずに食品を温められるヒートパックで、レトルト食材を温めると、しっかりほかほかになっていました。そして、喫食! あちこちで「うまっ!」という声が聞かれました。寒くて辛い被災時に、体を温めてくれる非常食が食べられるのはとても大事なことですね。
    防災用アルミシートのいろいろな使い方なども話題となり、防災課の生徒たちにとっては、視野を広げるとともに自分の探究と直結する経験にもなりました。講師の皆さん、本当にありがとうございました。
    今年度の庄内未来研究所の活動もあと数回です。発表会はもちろんですが、大会出場や試食会などの「本番」を控えている人もいますね。しっかりまとめて締めくくりましょう!