•  3月6日(金)の昼休み、今年度6回目となる防災訓練を実施いたしました。今回は、子供たちには事前に訓練のことを知らせない「予告なし」の形式で行いました。今回の訓練のテーマは、「自分の判断で身を守る」ことです。
     地震は、授業中とは限りません。昼休み、子供たちは校庭、図書室、教室と、思い思いの場所で過ごしています。近くに教員がいない場面も十分に考えられます。
     放送が入った瞬間、子供たちは一瞬驚いた表情を見せましたが、すぐにその場で姿勢を低くし、頭を守る行動をとらなければいけません。校庭にいる子はなるべく中央に集まり、しゃがむこと、校舎内にいる子は机などの下に潜り込むことが必要です。
     揺れが収まったという放送を聞き、周囲の安全を確認しながら運動場へと避難する姿は、これまでの5回の訓練の積み重ねを感じさせる、非常に落ち着いたものでした。

    「まもなく、東日本大震災から15年が経とうとしています。皆さんのなかには、まだ生まれていなかった人も多いかもしれません。しかし、災害はいつ、どこで起きるか分かりません。先生がいない時、自分一人で判断しなければならない時、最後に自分を助けるのは、今日のような訓練で身につけた『判断力』と『行動力』です。」
     15年という月日が流れ、震災の記憶がない世代が増えていますが、だからこそ学校では語り継ぎ、備え続ける必要があると考えています。
     今回の訓練について、ぜひ御家庭でも話題にしてみてください。
    〇「地震が起きた時、学校のどこにいた?」
    〇「家で一人でいる時に地震が来たら、どこに隠れる?」
    〇「家族との待ち合わせ場所は決まっている?」
     学校と家庭、そして地域が連携して、子供たちの安全を守っていければ幸いです。今後ともよろしくお願いします。
  • 3月5日、7年生を対象とした「未来授業」を開催いたしました。 キャリア教育の一環として、地元浜松をはじめ様々な分野の第一線で活躍されている10名の講師の方々をお招きしました。
    今回の授業の大きなねらいは、中学生という多感な時期に「本物の大人」の生き様や職業観に触れることです。 単なる仕事の内容を知るだけでなく、働くことの「意義」や、その根底にある「尊さ」を肌で感じてほしい。そして、社会人と身近に接することで、自分を取り巻く社会とのつながりを、実感を伴って理解してほしいと願い、企画いたしました。
    授業が始まると、どの講座からも前向きで活気あふれるお話が聞こえてきました。 生徒たちは、講師の方々の一言一言を漏らさぬよう、真剣なまなざしで耳を傾け、メモを取っていました。


    講師の皆様が語ってくださったのは、成功体験だけではありません。壁にぶつかった時の乗り越え方、今の仕事を選んだ理由、そして何より、その仕事にかける「情熱」です。 生徒たちは、単なる「知識」ではなく、これからを生きるための「ヒント」や、物事を前向きに捉える「ポジティブな考え方」をたくさん受け取ったようです。

    事前には「将来やりたいことが見つからない」と話していた生徒もいました。しかし、講師の方々の生き生きとした姿に触れ、
    「社会って、こんなにかっこいい大人がいるんだ!」 「働くって、こんなに情熱的なことなんだ!」
    そんな驚きと発見の声が、教室のあちこちから聞こえてくるようでした。 自分自身の可能性を決めつけてしまいがちな中学生にとって、今回の出会いは、狭くなりがちだった視野を一気に広げてくれる貴重な機会となりました。

    お忙しい中、庄内学園の生徒たちのために貴重なお時間を割いてくださった10名の講師の皆様、本当にありがとうございました。 皆様にいただいた「情熱の種」を、生徒たちがそれぞれの未来で大きく花開かせてくれることを信じています。
  •  3月5日(木)の夜 、本校の理科室にて、卒業式で卒業生が胸に飾る「ガーベラのコサージュづくり」を行いました 。
     今回の企画運営を中心となって進めてくださったのは、学校応援組織の「TEAM“笑”」の皆さまです 。夜分にもかかわらず、保護者ボランティアと教職員、総勢40名ほどが集まり、和やかな雰囲気の中で作業が進められました。
     このコサージュには、本校の地域で大切に生産されている花「ガーベラ」が使われます 。 庄内小学校、庄内中学校、そして村櫛小学校を巣立っていく卒業生たちの門出を、地域の心で温かくお祝いしたいという願いが込められています。
     昨晩、ボランティアの皆さまには、コサージュの「土台」となる準備作業を担当していただきました 。
    ・クリップ付き安全ピンの取り付け
    ・保水用エコゼリーの注入
    ・保水ピックへの両面テープ貼り
    ・リボンの準備
     指先の細かい作業が続きましたが、和気あいあいとした雰囲気の中で、あっという間に作業終了となりました。
     3月16日(月)の卒業式準備に、5年生と8年生の児童生徒たちが実際にこの土台にガーベラを挿し、リボンを整えてコサージュを完成させます 。
     みんなの想いが詰まった世界に一つだけのコサージュが、卒業生の胸元を鮮やかに彩る日が今から楽しみです。
     夜遅くまで御協力いただいた保護者の皆さま、そしてすばらしい企画を運営してくださったTEAM“笑”の皆さま、本当にありがとうございました。
  •  3月4日(水)、潮鳴館で5年生が企画・運営する「6年生に感謝する会」が行われました。
     本校は施設一体型の小中一貫校です。卒業しても学び舎が変わるわけではないので、一般的な「送る会」という形はとりませんが、小学校リーダーとして活躍してくれた6年生に感謝を伝えたいという5年生の熱い思いから、この会が実現しました。
     感謝する会は、5年生から6年生一人ひとりへのメッセージ付きペンダントのプレゼントから始まりました。ペンダントには、下級生を優しく支えてくれた6年生への感謝の言葉が綴られています。首にかけられた6年生の照れくさそうながらもうれしそうな表情が、これまでの絆の深さを物語っていました。
     続いて行われたのは、6年生にまつわるクイズ大会です。「6年生が一番身長が伸びた人は?」「修学旅行での一番人気のアトラクションは?」「6年生の担任の黒歴史について」など、5年生が一生懸命考えた問題に会場は大盛り上がり。6年生のことをよく見ている5年生だからこそ作れる、愛のあるクイズの数々に、潮鳴館が温かな笑い声に包まれました。
     後半は一転して真剣勝負。5年生が6年生に挑む「大縄跳び対決」が行われました。5年生もこの日のために練習を重ねてきましたが、結果は……両クラスとも6年生の勝利!
     スピード、リズム、そしてチームワーク。目の前で繰り広げられる6年生の圧倒的なパフォーマンスに、5年生からは「やっぱり6年生はすごい!」と感嘆の声が上がっていました。
     最後に、6年生から5年生に向けてメッセージが送られました。真剣な眼差しで6年生からの言葉を受け止める5年生の姿に、最高学年のバトンがしっかりと受け継がれたことを確信しました。

     
  •  3月4日(水)、3年生が「はまなこ学習(総合的な学習の時間)」の一環として、浜名湖遊覧船に乗船しました。
     3年生はこれまで、自分たちが住む地域の良さについて、様々な角度から調査を進めてきました。私たちの学区は浜名湖が目の前に広がる素晴らしい環境にありますが、意外にも「遊覧船に乗るのは今回が初めて」という児童がほとんど。身近にある地域の宝物を、今回は「湖の上」という特別な特等席から見つめ直しました。
     船に乗船すると、子供たちを待っていたのはたくさんのかもめたちです!
     この季節ならではの光景ですが、遊覧船からはかもめに餌やりを体験しました。間近まで飛んでくるかもめたちの迫力に、最初は驚いていた子供たちも、次第にコツを掴んで上手に触れ合っていました。
    「陸から見るよりも湖がキラキラしていてきれい!」「私たちの町って、こんなに素敵だったんだ!」
    そんな声が、あちこちから聞こえてきました。
     実際に肌で風を感じ、景色を眺める体験は、教室での調べ学習だけでは得られない「感動」を伴います。今回の乗船体験を通して、地域の観光資源としての浜名湖の魅力を再発見するとともに、郷土を愛する心がより一層育まれたと感じています。
     今年度、初めての試みとして実施した遊覧船乗船の体験学習ですが、子供たちの深い学びの様子を見て、手応えを感じることができました。
     本校では、来年度以降もこの乗船体験を3年生の「はまなこ学習」の柱として継続していく予定です。

     
  •  6年生が小学校課程修了を目前に控え、2月9日から「校長先生との会食」行われています。
     普段、なかなか入ることのない「校長室」での給食。 子供たちは、トレイを手に少し緊張した面持ちで入室してきます。最初は背筋をピンと伸ばし、とてもぎこちない様子。校長室という特別な空間が、彼らにとっての「非日常」を感じさせているようです。
     会食が始まると、校長先生から一人一人に問い掛けがあります。 「6年間のなかで一番の思い出は?」「中学生になって頑張りたいことは?」
     最初は緊張で声が小さかった子供たちも、校長先生の穏やかな眼差しに促され、次第にはきはきとした声で自分の考えや目標を話せるようになっていきました。
     給食を食べ終わるころには、すっかり緊張も解けた様子。校長室からは楽しそうな笑い声が廊下まで響いてくるほど、和やかな雰囲気に包まれていました。
  •  3月2日(月)、今年度最後となる委員会活動が行われました。今回は、次年度に向けた大切な「引継ぎ」を行いました。
     この日のための準備は1月下旬から着々と進められてきました。まずは6年生の各委員長が、4,5年生に向けて「委員会紹介」を実施。自分たちが学校のためにどんな思いで活動してきたのか、その意義をしっかりと後輩たちに伝えてくれました。
     その後、4,5年生は自分の希望をもとに来年度の所属を決定し、いよいよ3月2日に顔合わせを迎えました。
     4,5年生には、6年生から受け取った伝統を大切に守ることはもちろん、自分たちらしい「創意工夫のある活動」にも積極的にチャレンジしてほしいと願っています。
    「もっと学校を楽しくするには?」「みんなが過ごしやすくなる工夫は?」
     そんな瑞々しい感性で、来年度の委員会活動に新しい風を吹き込んでくれることを期待しています。

     
  •  2月27日(金)3校時、7年1組で道徳科の研究授業が行われました 。今回の目標は「心の弱さを乗り越えるために」です 。
     授業の導入場面、子供たちに「これまでに、よくないことをしてしまったけれど言い出せなかった経験はあるかな?」と問いかけました 。具体的にお金を拾ったときどうしてきたかを想起することができました 。
     教材文「銀色のシャープペンシル」の主人公である「僕」は、教室で拾ったシャープペンシルをそのまま使ってしまい、持ち主である友達に返せずに悩むという「心の弱さ」に直面します 。子供たちは、こっそりロッカーに返して済ませようとする主人公の心情をワークシートに書き込み、ペアで意見を交換し合いました 。 「返したんだから、もういいでしょ」という妥協や、「これで疑われずに済む」という安堵など、揺れ動く主人公の姿を自分自身に重ね合わせ、真剣に考える姿が印象的でした 。
     授業の後半では、「もし自分が主人公なら、友達からの電話の後にどう行動するか」という難しい選択について話し合いました 。
    「直接謝りに行かないと、ずっと後悔が残る」
    「電話を切らずにその場ですぐに謝る」
    「謝るのはとても勇気がいる。どうしよう。」
     こうした意見交流を経て、子供たちは「心の弱さを乗り越えるために必要なもの」について、自分なりの答えを見つけようとしていました 。「弱い自分を変えようという強い思い」「覚悟もって生きようとする気持ち」と、それぞれの言葉で自分の心に深く向き合っていました 。
     今回の授業では、主人公の葛藤を「自分事」として捉え、弱さを乗り越えるための心のあり方を深く追究することができていました 。子供たちが今回感じた「誠実さ」や「覚悟」ということを、これからの学校生活の中で実践していくことを願っています。

     
  •  昨年10月1日から続いておりました特別教室の空調設備設置工事ですが、2月21日をもって、すべての工程が無事に終了いたしました。今回の工事により、以下の教室に新しくエアコンが設置されました。
    【設置場所一覧】
    南館: 理科室(計3教室)
    中館: 音楽室、美術室、図工室
    北館: 調理室、被服室
    技術棟: 木工室、金工室
     子供たちが様々な学習で使用するこれらの教室。これまでは夏場の室温上昇が課題となっていましたが、今後は万全な熱中症対策を講じることが可能になります。実際に稼働するのは令和8年度6月からを予定しています。これからは、真夏の実験や実習、作業、合奏・合唱なども、これまで以上に集中して安全に取り組める環境が整います。
     今後とも、本校の教育環境の充実に努めていきたいと思います。

     
    北館室外機
    理科室
    南館 カスメーター
    技術棟 室外機
    中館 室外機
    金工室
    木工室
    被服室
    調理室
    音楽室
    空調リモコン
    図工室
  • 2月20日、浜松市中学校発達支援学級連合による「卒業生激励会」が開催されました。 この会は、卒業を迎える9年生(中学3年生)の門出を祝い、その前途を励ます大切な行事です。

    庄内学園の子供たちは、この日のために魂を込めて練習してきた和太鼓の演奏、そして心温まる決意表明を披露しました。
    演奏したのは、地域の太鼓演奏家・大嶋先生が本校のために作曲してくださったオリジナル曲「はばたけ庄内!!」です。
    大嶋先生のご指導のもと、大小さまざまな太鼓を力強く叩き、練習を重ねてきました。本番では、会場いっぱいに気迫のこもった音が響き渡り、凛々しい掛け声とともに一打一打に思いを込めた圧巻の演奏となりました。演奏後、子供たちの表情は「やり遂げた」という充実感に満ちあふれていました。

    力強い太鼓の後は、9年生一人ひとりによる「決意表明」の時間です。

    この場面を彩ったのは、在校生たちが心を込めて準備したBGMでした。ハンドベルとトーンチャイムで奏でる「空も飛べるはず」。その優しく澄んだ音色が会場を包み込む中、9年生はこれまでの感謝の気持ちや、これから大切にしていきたい志を、立派に発表することができました。

    勇壮な太鼓と、温かなベルの音色。 庄内学園の絆が一つになった、本当に素晴らしい激励会となりました。

    9年生の皆さん、これまでの努力と今日見せてくれた立派な姿は、これからの人生の大きな力になるはずです。 皆さんの未来が、今日の演奏のように力強く、そして優しさに満ちたものであることを、職員・在校生一同心から応援しています。