•  本校では、育てたい子供像として「主体的に学び自分の考えをもって表現できる子供」「困難に打ち克ち、たくましく生き抜く子供」を掲げています 。この目標を「言葉」だけで終わらせず、子供たちが実際に試行錯誤しながら具現化する場として設定しているのが、「アクティブマンデー」という取組です 。5月7日(木)の昼休み、今後の活動を進めていくために「アクティブタイムミーティング」が行われました 。
     このミーティングには、学校のリーダーである生徒会役員や各委員会委員長、学級委員のほか、1、2年生の代表も参加しました 。自分たちの学校をよりよくするために、真剣に担当の先生の話を聞いていました。今回の主な内容は以下の通りです。
    〇趣旨の確認:自分たちで考え、よりよい学校・学年・学級をつくるためにチャレンジする曜日であることの共有 。
    〇プロジェクトの募集:各委員会や学年で実施したいプロジェクトを決定するための案内 。

     アクティブマンデーでは、朝の活動や長い昼休みを利用して、以下のような多種多様な活動が展開される予定です。
    〇朝活動:学級会や学年集会、人間関係作りのエクササイズなど 。
    〇昼休みイベント:委員会主催のドッジボール大会やボール送り競争、有志による特技披露、ボランティア活動など 。
     これらのイベントは、単に「楽しむ」だけではありません。子供たちは以下のステップを自分たちで踏んで運営します。
    〇企画:イベント開催の決定 。
    〇相談・確認:担任や委員会担当の先生へ、内容や対象を確認し了承を得る 。
    〇ICTの活用:専用の共有スプレッドシートに詳細を記入し、全校へ周知する 。
    〇準備・運営:当日に向けて準備し、自分たちの手で実行する 。
    〇振り返り:活動後に反省を行い、次につなげる 。

     大人が決めた枠組みの中だけで動くのではなく、「自分たちで決めて、準備し、やり抜く」。その過程でぶつかる壁や試行錯誤こそが、子供たちをたくましく成長させてくれると信じています。
     これからも、子供たちの「やってみたい」が溢れる学校づくりを進めてまいります。

     
  •  ゴールデンウィークが明け、学校に子供たちの元気な声が戻ってきました。
     5月7日(木)の朝活動の時間、5年生から9年生(中等部・高等部)を対象に、「人間関係づくりプログラム調査」を実施しました 。

    【「人間関係づくりプログラム」とは?】
     この調査は、静岡県が作成したプログラムを活用しているもので、児童生徒が自分自身の「心のスキル」を客観的に見つめる貴重な機会です 。調査項目は、以下の6つのスキルで構成されています 。
    ・解決スキル(トラブルを乗り越える力)
    ・言語的スキル(自分の気持ちを伝える力)
    ・信頼他者(周りの人を信じる心)
    ・信頼自己(自分を大切に思う心)
    ・感情統制(気持ちを上手にコントロールする力)
    ・気遣い(相手を思いやる心)

     5月7日、それぞれの教室では、一人一人が自分のタブレット型端末から「Google フォーム」にアクセスし、真剣な表情で質問に回答していました 。

    【これからの活動につなげるために】
     この調査は、単に「結果を出して終わり」ではありません 。 得られたデータは、養護教諭を中心に分析し、学校全体の教職員に共有する予定です。子供たちがどのようなスキルに自信をもち、逆にどのような場面で不安を感じているのかという「実態」を把握することで、よりよい学級経営や、一人一人に寄り添った手立てに生かしていきます 。
     今後、この結果をもとに「人間関係づくりエクササイズ」や「仲間づくりの日」の活動などを提案し、子供たちが「このクラスでよかった、この仲間がいてよかった」と心から思える学校づくりを進めていきたいと思います 。

     
  •  5月1日(金)に行われた本校ならではの特色ある授業風景として、5年1組の理科の様子を紹介します。今日の授業のテーマは「天気の変化」。子供たちはタブレット型端末を使い、日本全国各地のリアルタイムの天気予報を確認しました。
    「静岡は雨だけど、九州の方はもう晴れてるよ!」
    「雲の動きをよく見てみよう」
    中学校の理科の先生のアドバイスを受けながらデータを比較していくと、ある決まりに気づきました。「雲は西から東へと流れ、それに合わせて天気も変わっていく」ということ。
     本校は「施設一体型」の小中一貫校です。そのメリットを最大限に活かし、小学校の授業に中学校の教員が入る「教科担任制」を積極的に取り入れています。
     この授業後、5年生の児童に感想を聞いてみると、
    「中学校の先生は、専門的なことも分かりやすく教えてくれるからおもしろい!」
    「説明がとても分かりやすくて、理科がもっと好きになった」
    と、非常に前向きな感想を言っていました。
     中学校への進学を見据え、より深く専門的な指導を受けられるのは、一貫校ならではの大きな利点です。理科だけでなく、本校では以下のような相互の乗り入れ授業も実施しています。
    〇算数科(小学校): 中学校の数学科担当が入り、論理的な思考力を強化。
    〇社会科(中学校): 小学校の先生が中学校の授業を持ち、きめ細やかなサポートを。
    「小学校の先生」のきめ細やかな指導と、「中学校の先生」の高度な専門性。この両方の強みを融合できるのが、本校の自慢です。
     こうした環境が、子供たちの「もっと知りたい!」という気持ちを育て、中1ギャップの解消にもつながっています。これからも、施設一体型小中一貫校としての強みを活かした授業をお伝えできればと思っています!

     
  •  4月30日(木)、3年生から6年生を対象に、地域の交通安全指導員さんをお招きして「交通安全教室」を実施しました。本来であれば運動場で実際に自転車に乗り、実技を交えて御指導いただく予定でしたが、あいにくの雨模様……。今回は場所を潮鳴館に移し、DVD視聴を活用した交通安全教室へと切り替えて行いました。
     今回の教室の大きな目的は、「自転車の正しい乗り方を理解し、交通規則を守って交通事故を防ぐ態度を養うこと」です。
     指導員の方々からは、映像を交えて具体的に以下のポイントを詳しく教えていただきました。
    ・ヘルメットの正しいかぶり方(「眉毛のすぐ上まで深くかぶる」など、命を守るための基本)
    ・安全な発進と停止の方法(左足から着地する、周囲を確認するなど)
    ・交差点や道路での安全確認(「止まる・見る・待つ」の徹底)
     自転車は、子供たちにとって行動範囲がぐんと広がる、とても便利な乗り物です。しかし、一歩間違えれば、自分だけでなく相手にも大きな怪我を負わせてしまう「車両」であることを忘れてはいけません。一歩間違えると大きな事故につながりかねない。日頃から高い意識をもつことが大切であることを学びました。
     明後日からは、待ちに待ったゴールデンウィークの後半戦が始まります。御家庭におかれましても、この機会にぜひ「ヘルメットの着用」や「身近な道路の危険箇所」について、話題にしていただければ幸いです。

     
  •  4月28日(火)、1年生と2年生が合同で生活科の学習として「学校探検」を行いました。
     この「学校探検」を通して「学校の施設の様子や働く人々に気付き、学校生活を楽しく安心して送れるようになること」を目標としています 。入学から3週間を過ぎようとする1年生にとって、広い校内はまだまだ未知の世界です。そんな1年生を優しくリードしてくれたのが、少しお兄さん・お姉さんになった2年生です。
     2年生はこの日のために、1年生に学校をよく知ってもらおうと、一生懸命準備をしてきました。自分たちが生活する学校を「自分との関わり」で捉え、どうすれば1年生が喜んでくれるか、楽しみながら学べるかを考えてきました 。
    探検のルールは、2年生が1年生の手を引き、校内の各教室を巡ること。それぞれの教室の入り口には、「ひらがな」の暗号が掲示されています。
    「ここは図書室だよ。静かに本を読む場所なんだ」
    「こっちは職員室。先生たちがたくさんいるよ」
     2年生は、各場所の役割やルールを丁寧に説明しながら、暗号を集めていきました。
     最初は緊張気味だった1年生も、2年生の頼もしい案内と、クイズ感覚の暗号集めに、次第に笑顔があふれていきました。全ての教室を回り、集めた暗号を並び替えると……「これからもなかよくしてね」という素敵なメッセージが完成しました。
     生活科が目指す「自立」への基礎として、自分の思いを表現し、他者と関わりながら生活を豊かにしていく姿が、今日の活動の随所に見られました 。1年生にとっては「学校がもっと親しみやすい場所」に、2年生にとっては「年下の子を思いやり、学校を支える一員であるという自信」につながる、貴重な体験となりました 。
     本校ならではの異学年交流を大切にしながら、これからも子供たちが「学校が大好き!」と思えるような教育活動を進めていければと考えています。

     
    潮鳴館でグループごとに自己紹介
    潮鳴館でグループごとに自己紹介
    潮鳴館でグループごとに自己紹介
    校長室
    南館音楽室
    第1理科室
    南館昇降口
    南館昇降口
  •  4月27日(月)、体育館で「新入生を迎える会」が実施されました 。
     本校は施設一体型小中一貫校として、1年生から9年生までが共に学びます。今回の会のねらいは、新入生(1年生、7年生)を新しい仲間として温かく迎え、在校生が学園の様子を伝えることです 。
    【9年生に手を引かれての入場】
     吹奏楽部の演奏で1年生は9年生のお兄さん・お姉さんと手をつなぎ、少し緊張した面持ちで入場しました 。その後ろを7年生(中学1年生)が続きました 。
    【趣向を凝らした「学園紹介」と「ゲーム」】
     会の冒頭、企画委員長と生徒会長からの歓迎の言葉に続き、「ショウナイジャー」と生徒会による学園紹介が行われました 。スライドを使った分かりやすい説明や劇に、新入生からは歓声や笑い声が上がっていました。
     また、交流ゲーム「庄内クイズ猛獣狩り」では、学年を越えてクイズの答えを考えたり、グループを作ったりするなど協力する姿が見られました。
    【心のこもったプレゼント】
     6年生からは、1年生へ手作りの「学園歌の歌詞カード」が贈られました 。その後、在校生全員で学園歌を合唱し、美しい歌声で新入生を歓迎しました 。

     最後に、1年生と7年生の代表から元気なお礼の言葉があり、会は締めくくられました 。
     退場の際は、今度は6年生が1年生の隣へ寄り添い、手をつないで体育館を退場しました 。

     小学生の企画委員会、中学生の生徒会が協力し合って、みんなが楽しめる「新入生を迎える会」となりました。
  •  本日4月23日、本校では6年生と9年生を対象に、「全国学力・学習状況調査」を実施いたしました。本校は施設一体型の小中一貫校です。本日も、6年生と9年生が同じ校舎の中で、それぞれの課題に真剣に向き合いました 。義務教育の締めくくりを控えた9年生と、小学校課程において最高学年として一歩を踏み出した6年生が、ともに「今の自分たちの力」を確認するための調査です。このように中学生も小学生もともに全国学力学習状況調査を実施するというのは、小中の接続を大切にする本校ならではの光景だと思っています。

    【「全国学力・学習状況調査」とは?】
     この調査は、文部科学省が全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析するために実施しているものです 。主な目的は以下の通りです。
    〇教育施策の成果と課題の検証:・・・全国的な水準を照らし合わせ、教育の質を向上させること 。
    〇指導の充実・改善・・・ 学校が、子供たち一人一人への指導や学習環境をより良くするために役立てること 。
     
     本日は、以下の内容について調査を行いました。
    〇教科に関する調査・・・ 国語、算数(小学校)、数学(中学校)
    〇質問紙調査・・・学習意欲、学習環境、生活習慣などに関するアンケート(6年生は後日実施予定)
     なお、今年度の中学校英語については、令和5年度以来の実施となりますが、本校ではICT環境を活かしてタブレット型端末(CBT方式)での実施をしました 。
     調査の結果は、単に「点数」として捉えるものではありません。 返却されるデータ(個人票など)をもとに、子供たちが自らの強みや課題を知り、私たち教職員もまた「どのように教えればより深く理解してもらえるか」を検討し、授業改善につなげていく予定です 。
     真剣に筆記用具を走らせる(または端末に向き合う)6年生と9年生の姿からは、これまでの学びの積み重ねと、これからの成長への意欲を感じることができました。
     本校では、義務教育9年間を見通した教育課程を編成しています。今回の調査結果を、施設一体型小中一貫校としてのさらなる指導の充実に役立てていきたいと思います。

     
    6年生国語の様子
    6年生国語の様子
    9年生英語(CBT)の様子
    9年生英語(CBT)の様子
    9年生英語「聞く」
    9年生英語「聞く」
  •  本校では、義務教育9年間を通した施設一体型小中一貫校ならではの強みを活かし、「自分らしさと人との関わりを大切にする子供」の育成を目指しています 。

     そこで4月22日(水)は、今年度最初の「仲間づくりエクササイズ」が全校で実施されました。この活動は、様々なコミュニケーションを伴う活動を通して、以下の力を育むことを目的としています。
    〇他者理解の心を培う
    〇他人と円滑な人間関係を築く力を育む
    〇自分から他者に働き掛け、思いやる「つながる力」を身に付ける
     今回は、「担任プロフィールクイズ」を行いました 。新しいクラスが始まって間もないこの時期、まずは身近な存在である「先生」のことを深く知ることから始めます。クイズを通して担任の意外な一面を知ることで、教室には温かな笑いと「へぇ~!」という驚きの声が広がりました 。この「他者理解」の一歩が、子供同士がお互いを認め合い、支え合える関係づくりの土台となります。
     そして、本校では年間を通して、以下のような「仲間づくり」の取り組みを継続してまいります。
    ・ハートカード:朝の活動時間などを使い、心温まるメッセージを綴ります 。
    ・多彩なエクササイズ:すごろくトーキングや人間コピーなど、学年に応じた様々な手法でコミュニケーション能力を高めます 。
    ・保健週間の活用:学級活動の時間に、専門的な視点を交えた活動を行います 。
     子供たちが、自分を大切にしながら、周りの仲間とも心地よいつながりをもてるよう、職員一同サポートしていきたい思います。

     
  •  新年度がスタートして間もなく2週間。新しい教室、新しい教科書、そして新しい仲間。3年生と4年生のフロアからは、毎日「わかった!」「すごい!」という元気な声が響いています。
    【3年生の授業の様子】
    〇1組(社会科):私たちのまち「浜松市」を知ろう 大きな浜松市の地図を広げ、自分たちの学校がどこにあるのかを探しました。地図上で「こっちが北だね!」「駅はあっちの方かな?」と、自分たちの暮らすまちへの関心を深められるような活動をしました。
    〇2組(算数科):おはじきゲームで「かけ算」のよさを実感 おはじきゲームの得点集計に挑戦しました。最初は「全部たすと大変だよ…」と苦戦していましたが、2年生で習ったかけ算を活用することに気づくと一変!表に整理して計算することで、あっという間に集計できる心地よさを体感することができました。
    【4年生の授業の様子】
    1組(国語科):物語「白いぼうし」の不思議に迫る あまんきみこさんの名作「白いぼうし」の学習です。物語の中で起こった不思議な出来事を丁寧に読み解き、「どうしてこうなったのかな?」と活発に意見を交わしました。対話を通して学びを深めることができました。
    2組(音楽科): 「どうすればもっと素敵な歌声になるかな?」という問いに、みんなで考えました。それぞれが好きな歌をヒントに、音楽の構成要素を一つずつひも解いていきました。ただ歌うだけでなく、声の出し方や歌い方の「こつ」を自分たちで見つけ出そうとする姿が見られました。
    これからも、子供たちの「わかった!」「もっと知りたい!」という瞬間を大切に育んでいきたいと思います。
  •  4月20日(月)、朝の活動時間(朝活)を使い、2年生から9年生までの全クラスで、今年度第1回目となる「情報モラル学習」を実施しました。
     現代社会において、インターネットやデジタル技術は切り離せない存在です。今回の学習では、以下の2点を大きな柱としています。
    〇情報技術の役割と影響を理解すること
    〇情報社会の一員として、責任ある望ましい態度を育てること
     今回は第1回目ということで、全ての学年で「GIGA端末(タブレット型端末)の正しい使い方」を再確認しました。
     GIGA端末は、子供たちの創造性を広げる「魔法の杖」にもなりますが、使い方を誤ればトラブルの種にもなり得ます。
     本校では、単に「禁止」するのではなく、子供たちが自ら判断し、正しく使いこなす力を身に付けられるよう、年間を通して計画的に指導していきたいと思います。
     御家庭でも、ぜひ「今日はタブレット型端末でどんなことを勉強したの?」と話題にしてみてください。学校と家庭が連携して、子供たちの情報モラルを育んでいければ幸いです。