3年生が生き方講座

2025年12月4日
    11月20日(木)は「総合の日」と位置づけ、各学年ともにテーマをもった活動が展開されました。
    3年生は、午前中に『パパママ体験』でした。
    ふれあいサポートネット「ふわっと」さんにご協力をいただき、地域から赤ちゃんや幼児、パパさん、ママさんが体育館に大集合。
    前日の助産師山田さんのお話を思い出し、みんなワクワクしてこの日を待ちわびていました。
    グランドに続々と車が入り、中から可愛い赤ちゃんを抱いたお母さんたちが体育館へ。
    赤ちゃん親子さんを子どもたち5~6人がグループを組んで「こんにちわ!」。
    「きゃ~かわいい~!」
    「お肌すべすべ 可愛すぎる」
    とたんにみんなが笑顔に包まれました。
    お互いに自己紹介をして、手遊び歌も一緒に歌いました。
    エコーの写真や母子手帳などを見せてもらいながら、お母さんから出産にまつわるお話や親になれた幸せ、感動など、様々なお話を聞かせていただきました。
    その後は、一緒に遊ぶ子、実際に赤ちゃんを抱っこさせてもらった子、ミルクをあげる経験をさせてもらった子まで。
    写真撮影NGでしたので、様子は想像してくださいね。
    みんなの心がホカホカになった、幸せな時間を過ごすことができました。
    赤ちゃんたちとパパさん、ママさんたち、わざわざお越しいただき、ありがとうございました。

    3年生の午後は、講演会。
    いぬじゅんさんとサニーさんのお二人をお招きしました。

    5時間目は「いぬじゅん」さんの講演。
    テーマは『君だけの道』
    いぬじゅんさんは浜松に在住で、介護のお仕事をされている中、小説を執筆してたくさんの本を出版されています。
    じんわりと心に響き、温かい感動が後味に残る物語を書かれ、多くの子どもたちが読んでいます。
    地元浜松が題材になることも多く、知っている地名が出てくることも親しみやすい理由でしょうか。
    「なぜ小説を書くことになったのか」
    「奈良県から浜松市に移住することになった理由」
    「介護施設で働くまでにたどってきた進路」
    など、ご自身の経験を、いろいろなエピソードを交えて楽しくお話してくれました。
    自然体で話をされ、子どもたちも真剣に聞き入っていました。
    講演後に代表生徒がお礼のことばを述べてくれました。
    いぬじゅんさんのお話を通して自分を見つめ、未来を展望する素晴らしいことばでした。
    トイレ休憩をはさみ後半の6時間目は、サニーさんといぬじゅんさんによるフリートークでした。
    プロウェイクボーダーでありながらエステサロンを経営する元気いっぱいのサニーさん。
    今年度も何度か積志中に来てくださっています。
    若い頃はバレーボール選手を目指していたといい、挫折の中で「自分はどんな大人になりたいのか」を考えたそうです。
    「応援してもらえる人になってね」とサニーさん。
    「勉強することで、その人の幅が広がりますよね。後から必ず役に立つ」といぬじゅんさん。
    「読書をしている人は会話の中でそれが分かります」
    「おとなになってからでも夢をみつけることができます」
    短時間のトークでしたが、お二人の掛け合いの中には、人生の生き方のヒントがたくさん詰まっていました。
    閉会後も、お二人は会場に残ってくれてサイン会に応じてくれました。
    子どもたちも、色紙や本を持ってきていて、それぞれに直接お話をしながらサインをもらっていました。
    「宝物です」
    「とってもうれしい 大事にします」
    いろいろなパワーをいただけたようでした。
    講演会も終わり、校長室に来ていただきました。
    校長先生と懇談し、地域や子どもたちのために様々な企画を考えていらっしゃることもうかがいました。
    学校へ、と色紙にサインも書いてもらいました。
    いぬじゅんさん、サニーさん、ありがとうございました。