3年生が情報モラル講座

2025年6月6日
    5月30日(金)の6時間目、3年生を対象をした『情報モラル講座:スマホ・ネット安全教室』を開催しました。
    講師はNTTドコモの大和田さん。
    リモートで3年生の各教室とつなげてお話をしていただきました。

    この日の課題は3つ。
    ①「リスクの考え方を知ること」
    ②「自分と周りのリスクの考え方の違いを実感すること」
    ③「リスクへの対応について考えること」
    今現在、自分がSNSをどのように活用しているのかを振り返り、「自分のリスク」を振り返るところから始まりました。
    長時間利用や高額課金、チャットでのトラブル、歩きスマホ、知らない人との出会いなどについて考えました。
    また、自分と同じ趣味の人とのつながりをどの程度求めるのかを、例示されたSNSの画面を通して判断。
    近くの友達との話し合いの時間で、互いの考えについて確認し合っていました。
    人によって価値判断が違うことがよく分かる交流でした。
    他人のSNSをフォローするかどうか、どれだけ信用できるのか、難しいところですね。
    「プロフィール通りの人かは分かりませんね。写真を含め、嘘が書かれているかもしれないと疑ってみることはとても大切なことです」
    「夢や料金無料など、甘い言葉、美味しい誘いに惑わされてはいけません。みなさんの興味を引くような表現で誘い込む手口もあります」
    「投稿数やフォロー、フォロワーを確認して利用状況を見てみましょう。中にはフォロワーをお金で増やしている悪意のある人もいるので注意が必要です」
    具体的な事例で示してくれるので、イメージしやすかったと思います。
    情報発信をする場合は、
    ①住所などの個人情報を教えないこと
    ②「勉強を教えてあげる」などの誘いに安易にのらないこと
    ③知らない人と会う前には親など大人に相談をすること
    など、自分の身をしっかりと守ってください。

    「友達の写真や動画を発信する場合も、写っている人の許可をとるのが礼儀」
    「学校のジャージなどで個人が特定されないようにしましょう」
    「悪ふざけの写真などは、人によって認識が違うのでトラブルになりやすいです」
    子どもたちも真剣に話を聞いてメモをとっていました。
    被害者にも加害者にもならないよう、情報と上手に付き合っていってほしいですね。

    最後に、代表生徒からお礼の言葉。
    「SNSのリスクについては、特に印象に残りました。個人情報を守ることを含め、情報を扱う際にはリスクを考えて上手に使っていこうと思います。今日は、私たちのためにお話をしてくださり、ありがとうございました」
    大和田さん、ありがとうございました。