5年生は、国語科「大造じいさんとガン」の学習を行っています。
猟師の大造じいさんが、ガンのリーダー「残雪」を捕獲する対決を通して、残雪の知恵や勇気、統率力の素晴らしさに心を揺さぶられていく物語です。物語の山場や情景の効果について考え、作品の魅力をまとめていく学習です。
今日は、物語の情景を表す表現に着目し、その表現の効果について話し合いました。まず、文中から情景を表現しているところを探し、自分で効果について考えました。そして、グループで意見交換し、全体で話し合って共有していきました。
・「東の空が真っ赤に…」から、大造じいさんのやる気がみなぎっている様子が感じられます。
・「青く澄んだ空…」から、残雪との別れを惜しみながら正々堂々と対決したいという晴れやかな気持ちが感じられます。
情景が入った表現があることで、想像しやすくなったり、印象を強めたり、気持ちを表したりする効果があることが分かりました。
子供たちは、文章からじっくりじ考えたり、熱心に話し合ったりして、国語科の学習に意欲的に取り組んでいました。