主体的で対話的な深い学び

2025年4月27日
     「主体的・対話的で深い学び」とは、学習者が自ら課題を見つけ、解決に向けて粘り強く取り組み、他者との対話を通じて知識を深化させる学び方です。舞阪小学校でも、学習者自身が主体的に学習に関与し、深い理解を達成することを目標に授業を行っています。

    【主体的な学び】
     主体的に学ぶために、まずは、子供たちが「やってみたい」と思えるような導入を工夫します。また、子供たち一人一人が自分の考えをもてるように配慮しています。
     自分の考えをはっきりさせるために、立場によって帽子をかぶることもあります。友達と交流する際に、同じ立場の子、異なる立場の子が分かりやすいので効率よく交流もできます。
     個別に学習を進めるために、タブレットPCも活躍します。自分の考えをもつための調べ学習や分かったことや考えたことをまとめる際に用います。この日は、使い方等を確認していました。

    【対話的な学び】
     効果的に交流するためには、聞き方や話し方の練習も必要です。自分の考えを分かりやすく伝えたり、聞きたいことを考慮しながら聞いたりする力も高めていきたいと思います。
     何よりも大切なのは、話しやすい雰囲気です。話を受容的に聞くことも意識させ、いつでもこの日の授業のように笑顔で交流ができるようにしておきたいです。
     学級で話し合う機会も増やしていけたらと思います。学級のめあてやイベントなど、自分たちで考え、自分たちで決めていくことができると自信もつき、進んで行動できる子たちが育つと思います。

     全員が、課題を見つけ、解決に向けて粘り強く取り組み、交流を通して学習を深めていくことは難しいかもしれませんが、少しでも子供たちが成長できるように支援を続けていこうと思います。(文責;教頭)