学習の様子

2025年3月15日
     先日無事に終了式を終え、あとは卒業式を迎えるのを待つ舞坂小学校です。
     本日は、学期内にお伝え出来なかった授業の様子をお知らせしたいと思います。

    【3年生】理科「じしゃくのふしぎをしらべよう」
     3年生最後の理科は、磁石の秘密をたくさん見つけました。
     この日は、「鉄をひきつける」性質をつかい、魚釣りゲームを楽しんでいました。
     様子を見ていると、「魚にクリップをつけて、わりばしにつけた糸の先に磁石をつけてつるんだ。」と教えてくれました。
     どの子もせい現時間内にたくさん釣ろうと一生懸命でした。理科では、学んだ知識を利用しておもちゃをつくり楽しむ学習もよく行われます。知識を活用することで学びを深めてほしいです。
     この単元では、「鉄だけひきつける」「離れていても力ははたらく」「同じ極は退け合い、異なる極は引き合う」などの性質を実験を通して学習しました。なんとなく分かっていても言葉で伝えることができないと知識としては不十分です。しっかり説明できるといいですね。

    【6年生】国語「海の命」
     6年生は、「海の命」というお話を学びます。
     太一、おとう、与吉じいさという腕のよい漁師が登場します。
     瀬の主にいどみこと切れたおとう、「千匹に一匹でいい。」という教えを守り漁師を引退し、太一に漁師の基礎を教え天命を全うした与吉じいさ、おとうや与吉じいさの影響を受け、村一番の漁師と言われるようになった太一。この日は、グループごとに分かれ『だれが村一番の漁師か。』というテーマでディベートを行っていました。
     「与吉じいさに認められたのだから太一だ。」
     「太一に漁を教えた、与吉じいさだ。」
     など多くの意見が交わされていました。意見を言った後に、異なる側が挙手をすると「どんな意見が出るのだろう。」と構えるシーンも見られ、学習の深まりを感じました。
     最後まで見ることができなかったのが残念でしたが、きっと、「海と共に生きる。」ことが大切であることは共通理解できたのではないでしょうか。舞坂の子たちにとって特に身近に感じられる教材だと思います。
     来年度も、できるだけたくさん、舞坂っ子たちの学習の様子をお伝えできたらと思います。(文責;教頭)