【4年生】ストレスマネジメント教室

2024年11月14日
     4年生を対象にスクールカウンセラーによる「ストレスマネジメント教室」が行われました。
     ストレスマネジメントとは、身体や心に悪影響を起こすストレスに対し、上手に付き合いながら適切に対処することです。4年生向けに、動物を例にあげたストーリーをもとに説明をしてくださいました。
     まずは、しっぽをふまれ、怒ってしまったきつねの気持ちについて考えました。友達のぞうから「何と言えばよかったかな。」と聞かれたとき何と言ったかをグループで話し合い、発表しました。
     「言葉で言えばよかった。」「どうしてか聞けばよかった。」と落ち着いて対応することのよさはどのグループも感じているようです。
     考えを紹介し合った後、きつねが怒ったときにストレスがかかっており、ストレスを感じる理由をストレッサーと言い、暑い、寒い、うまくいかない、けんかをするなど様々あることを物語と関係づけて説明してくださいました。
     また、ストレスがかかったときにどのような気持ちになるかを、表情絵カードと呼ばれるもので確認しました。同じ状況でも人によって感じ方が異なることが分かりました。
     また、ストレスを何とかしようとしたときの対応をコーピングと言い、よいコーピングと悪いコーピングがあることも学びました。きつねのように、互いによくない気持ちになる悪いコーピングではなく、言葉で対応したり、気持ちを切りかえる行動をとったりする、よいコーピングを心掛けていくことが大切であると強く感じたようでした。
     おなかに手をあてて、鼻から5秒息を吸い、口から4秒かけてはきだす深呼吸や伸びをすることも気持ちを切りかえるために効果的であると教えていただきました。
     ストレスについて知識として学んだ4年生。成長していく段階で思い通りにいかないことも増えてきます。学んだことを生かして誰もが笑顔で生活できる素敵な高学年になってください。



    【今日の給食】
    【献立】
     御飯、牛乳、豆腐田楽、吹き寄せ、むらくも汁

     今日は、収穫祭の行事食です。神社では、新嘗祭などが行われ、秋の収穫を祝う時期です。吹き寄せは、色とりどりの木の葉や実が木枯らしで吹き寄せられた様子を模した料理を指す料理名で、れんこんやしいたけ、くりなど秋の味覚がたくさん使われていました。といた卵を雲に見立てたむらくも汁もおいしかったです。(文責;教頭)